Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

木を見て森を見ず

2006-05-26 16:55:54 | 通信教育(実務翻訳)

第6回英和課題、直接講義のときに配られた訳例、そして同日に返却された自分の訳と比べてみました。
なにしろ4ページもあるので長い長い…。添削をしてくださった先生も大変だったと思います。

全体を見終えて感じたこと、それは「木を見て森を見ず」(英訳:Can't see the trees for the forest.)です。文章全体をきちんと読んでいれば誤訳にならなかった箇所が幾つも見つかりました。もし1つの語句や文章に躓いてしまったら辞書を引くのはもちろん、英文全体を読み直して内容をしっかり理解することが大切なのですね。


英語の発想

2006-05-26 12:14:53 | 本-辞書・英語学習書

安西徹雄氏著の『英語の発想』を読みました。この本1冊でも翻訳する上で参考になりますが、同じく文庫で出ている『英文翻訳術』と併せて読むとさらに効果があると思います。
この本では英語と日本語の違いが述べられています。例えば英語は名詞中心で日本語は動詞中心であるとか、英語と日本語の受動態の違いなど。翻訳参考書というよりもまるで言語学の入門書のようでした。

たしかにあれだけ英語と日本語の発想が違えば、翻訳するのも難しいはずです。トライアルなどで英文を日本語に翻訳するときは「~すること」や「~される」などを連発した結果、ついついぎこちない文章になってしまいますもの。