図書館から借りた『森田療法 (講談社現代新書)』を読了。
本書はAmazonで偶然知りました。そこで図書館のWebサイトから本書を予約したところ、市内の別の図書館から届きました。Amazonの写真とは表紙のデザインが違っていたので「あれ?」と思いましたが、間違いなく同じ本。随分多くの人に読まれているらしく、手垢がけっこうついていました。
私が本書を選んだ理由は自分の病気のことを知っておきたかったし、また、1日でも早く一般の人並みの生活を送りたいと願っているからです。
本書では楽しいことだけでなく苦しいことも「ありのまま」に受け止めることを強調しています。これがなかなか難しい。私はつい「こうするべき」と「All or nothing」の考え方をしてしまいます。人は欠陥があるのが当たり前であるし、どんな苦境も乗り越えなくてはいけないのが人生なのです。
本書は25年以上前に書かれていますが、文章に古さを感じません。ただ各章の1ページ目の口絵がダイヤル式の電話やロングスカートのセーラー服などその当時を表していますが。
繰り返し読んでもよさそうな内容なので、Amazonの中古かブックオフで本書を買おうか検討中です。
森田療法 (講談社現代新書) 価格:¥ 735(税込) 発売日:1986-08-19 |