Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

いっしょうけんめい「働かない」社会をつくる

2015-08-31 21:01:27 | 本-その他
図書館から借りた『いっしょうけんめい「働かない」社会をつくる (PHP新書)』を読了。
タイトルが印象的だったのでどんな本かと思いきや借りてみましたが、話題になっている「ホワイトカラーエグゼンプション」に関するものでした。
「ホワイトカラーエグゼンプション」って一定の地位にある人の残業代が払われなくなる制度。そんな制度によってさらに残業が増えるのではないかと懸念されているようですが、本書によればそんなことはないらしいです。
本書には日本型雇用と欧米型雇用のそれぞれのメリットとデメリットがしっかり書かれていて、それらのメリットを合わせるのが理想だと掲げています。ただ、特に中小企業がそういうことに理解してくれるかどうか…。現実にはそう易々と変えられないと思いますが。

いっしょうけんめい「働かない」社会をつくる (PHP新書)
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PHP研究所

子どもに貧困を押しつける国・日本

2015-08-31 20:48:01 | 本-その他
図書館から借りた『子どもに貧困を押しつける国・日本 (光文社新書)』を読了。
本書はタイトルにあるとおり、子どもの貧困について書かれています。子どもの貧困率が16.3%って高いですね。その多くはシングルマザーだとか。
そういえば数年前に小さい子どもが餓死したまま部屋に放置されたというニュースを読んだことがあります。可哀想に…。保険料を払っていなくて病院にも行けず、小学校にも通っていない子もいるとか。
私の周りにはそういう子どもって聞かないけれど、案外いるかもしれません。もし私がそういう子どもだったら、親友にも恥ずかしくって言わないと思います。
貧困状態の子どもが増えると将来の日本の経済に大きな影響が出ると思います。高等教育を受けられず、勉強したいのに希望しない職に就くなど。政府はそんな問題にきちんと目を向けてほしいです。

子どもに貧困を押しつける国・日本 (光文社新書)
クリエーター情報なし
光文社