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Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

オックスフォード現代英英辞典第9版が新発売

2015-09-21 21:33:28 | 本-辞書・英語学習書
午後、近くの商業施設内の本屋さんをぐるぐる歩き回っていました。祝日とあっていつもより多少は人が動いていました。
すると偶々『【DVD-ROM付】オックスフォード現代英英辞典 第9版』を見つけました。その時持っていたお金は6千円ほどだったのですが、「プレミアム商品券」が千円分あったし勿論買っちゃいました。その後の残金は千円ちょっとしかなかったけれど、残り1冊しかなくて運よく買えて良かったです。
しかし、この「オックスフォード」、改訂される度にお値段もサイズも大きくなっている…。この9版は5,940円と旧版よりも何と千円以上高くなっているし…。まぁ、辞書ですからね、「お金で買える知識」と考えれば、多少は安いと思えるかしら?
旧版はカラーでしたが、今回は2色刷り。類義語などのコラムが分かり易い。ライティングに力を入れているということで、付録としてエッセイやEメールの書き方などが掲載。
DVDは旧版よりもパワーアップしているそうですが、パソコンに入れてみないことには使い勝手は分かりません。電子辞書もあるので、わざわざインストールして使うのも疑問です。
電子辞書も便利だけれど、紙の辞書も見易くて手放せないですね。だいいち紙の辞書には故障とか電池切れがありませんから。
ライバル(?)辞書として『Collinsコウビルド英英辞典』がありますし、私はそちらも持っています。てっとり早く意味を調べたい場合は「オックスフォード」、じっくり読み物感覚で意味を読んでいきたい場合には「コウビルド」を使っています。

【DVD-ROM付】オックスフォード現代英英辞典 第9版
クリエーター情報なし
旺文社

私とは何か――「個人」から「分人」へ

2015-09-21 21:09:11 | 本-その他
図書館から借りた『私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)』を読了。
著者は小説家の平野啓一郎氏。彼は随分前に話題になった『日蝕』の著者だそうです。たしか漢字とか文体とか難しそうで、読むのをやめた記憶があります。でも本書は読み易いのでご安心を。
「個人」が「individual」(分けられない)なら、それをもっと細かくした「分人」が「dividual」(分けられる)ですか…。たしかに環境とか相手によっても、喋り方1つに限ってもそれぞれ違うことがありますからね。ある人のことを「二重人格」と思ったことがあったけれど、実は自分にも当て嵌まったりして。というよりも誰もが「多重人格」なのですね。
ではどれが本当の自分かというと、結局は一人でいる時がそうであると本書にはあります。まぁ、事実、一人の方が気楽ですし、何をやっても自由だから、やはり本性が出てきますよね。
彼の著書のタイトルがやけに出てくるのが気になったけれど、全体的に考えが面白い本でした。

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)
クリエーター情報なし
講談社