梅雨が明け、ようやく夏本番になりました。夜は涼しくて寝やすいのでいいのですけれど、真夏日もないと何だか寂しいような気もします。
最近は『Google誕生 ?ガレージで生まれたサーチ・モンスター』(原題:"The Google Story")を読んでいました。400ページ以上ある厚い本ですが、おもしろくてあっという間に読めました。中途半端な推理小説よりもよっぽど読み応えがあるかも。ベストセラーにもなった新書『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』でもGoogleTMについて触れられていますが、もっとその検索エンジンについて知りたいという人にお勧めだと思います。
内容は創設者2人の幼少時代に始まり、大学院時代、会社設立、株式上場、未来についてなどが細かく書かれています。まるで起業家のサクセスストーリーを描いた小説のようです(注:もちろん内容はすべてノンフィクションです)。巻末にはインデックスが載っていますので、1度読み終わったら今度は好きなところだけを読むのもいいかと思います。
それほど専門用語は使われていませんので、Web利用者なら大丈夫だと思います。Web用語が多少出てきますが説明が書かれています。
しかし、創設者2人の野望ってすさまじいと思います。Web上のあらゆる情報を簡単に検索できるようにすることなんて決して容易ではないですから。この会社では新しいプロジェクトをまだまだ計画中のようですが、この先はどうなるのでしょうか。
Google誕生 ?ガレージで生まれたサーチ・モンスター 価格:¥ 2,400(税込) 発売日:2006-05-31 |