川を見に行った。地元の川、「坂川」をだ。えっ? 何の意味があるのかって。ゆきたんくはどこに何があるのかを取材し、記録する趣味を持っているのである。今回の興味の対象は川。きっと地元の歴史に関係あるにちがいないからである。 その坂川の終点で、江戸川への出口である「柳原水閘門…やなぎはらすいこうもん」はもう見に行ったことがある。その逆、上流にある坂川の源はどこか? なんてさだまさし氏が「長江の最初の一滴を見たい」と映画を撮られていたことがあったが、ゆきたんくのはなんてスケールの小さいこと。でも地元松戸の歴史には欠かせない川の一つである「坂川」は、死人が出るほどの人の争いを引き起こしているのだ。先人の苦労を少しでも感じることができたらと出かけたものの、次男のつっくんは車の後部座席で気持ちよく寝ている。要所と感じるところで車を降り、カメラに様子を収める。上流に近づくにつれだんだんと川幅が細くなる。カーナビを頼りに流山市の野々下というところまで来ると、もう車では行けない。適当なところで車を止め、歩くことにした。歩くこと300m、台地から低地にかけて坂を下る。途中で千葉県企業庁の看板が目に入り、それ以上は進めなかった。源流の辺りには近づくことはできなかったが、可愛いチョロチョロという音を聴くことかできた。その昔、大水害を起こしていた坂川の源流はまことにかわいいものであった。 写真は坂川終点の親水公園近くにある柳原水閘門。
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