先日国立劇場(半蔵門)に行ってきた、1週間おいてニッショーホール(虎ノ門)に行ってきた。どちらも途中途中にセキュリティーガードみたいな施設とバリッと制服に身を包み犯罪の防止に備えている。
なんだかんだ言って日本は安全な国なのだろう。
これから書くことは、他国の悪口ではない。
普段気にも留めないことを、意識して気にすることが大切なことを教わったのだ。
下の3枚の写真は、インドネシアはジャカルタの南部にあるタマン・ミニ・インドネシア・インダーだ。12月31日のニューイヤーイブの日に賑わっている様子である。
園内の通路は混んでいる
とても混んでいるのだ。義兄が「○○君、荷物をねらっているのがいるから気をつけてね。」と一言。
周囲には、園内のアトラクションを楽しみに来たのとは明らかに違う種類の方たちもいる。これは東京ドームにプロレスを見に行った時に目にしたダフ屋の雰囲気である。しかし目的は違う。明らかにたくさんいる客を見ているのだ。ゆきたんくは肩に黒い鞄をかけていた。
この時は、義兄のマンションに宿泊していたからパスポートなどは置いてきた。
普通のホテルに泊まる場合は、鞄に入れている状態だ。
ある集団の目がゆきたんくのカバンを見ている。
「おぉ、見られている。」
ビクビクしているとなめられるのはどこでも同じこと。
ゆきたんくはインドネシアでポピュラーなジュースを飲みながら、鞄目的の輩の方に目を向けた。
これ甘いの・・・
お父ちゃん、お母ちゃんに感謝である。
首位を見まわす中で、ゆきたんくの体躯は一番大きいくらいなのだ。
そしてそばにはゆきたんくよりも大きなおーちゃん(長男)がいる。
そう、数日前のボロブドゥールの見学の時に、周囲の人たちから注目を浴びた私たちである。
池に浮いている島の部分が、インドネシアの国の形をしている。
上の景色に目をやり、元の方を見るとゆきたんくの鞄をみていた輩はいなくなっていた。なんとなくスリルを味わうことになったが、国によってはとんでもないことになるということを聞いた。
まあ、インドネシア語ペラペラの義兄と、インドネシア人の義姉がいたことで気が大きくなっていたことは確かだ。
自分ひとりだったら大胆な行動は慎んだはずである。
「地球の歩き方」に載っている注意書きは必読だ。