夕方千菓進で疲れを取っているゆきたんくである。
千菓進のウインナーコーヒー
先日は最終調整の話をした。
調整がうまくいき、試合でベストが出た後、体がどうなるかを話していない。
火事場の馬鹿力という言葉がある。
「火事の時には、体の細い女性がタンスを一人で抱えて・・・」
普段でないような力が、出ることを指す言葉である。
いうなれば、意図的に火事場の馬鹿力を出すための調整である。
スポーツの場合は、調整をした場合試合では普段通りのパフォーマンスを意識することが大切である。
ほうっておいても、試合会場では自然に興奮しているわけだから、特別なことをしようとすると失敗するのである。
それは円熟味を増した室伏広治選手のテグでの試合が良いお手本である。
しかし、それは筋力とか運動神経の話である。
最高のパフォーマンスには、体への無理もかかっているのである。
安全装置を外すわけだから当然のことである。
ケアをしないと次の日はひどい筋肉痛にさいなまれることになる。
今回は脳みそへの負荷が普段と違うのである。
試合の相手はペーパーテストなのだから・・・
結論は、ゆきたんくなりにベストを尽くしたと言っておく。
「始め」の声を聞くなり、自分に訪れたはの、脳みそが充血する感じであった。
眼球も充血したように思う。
以前似たようなことがあった。
大勢の人たちの前でプレゼンをした時のことだ。
檀上の上で、前述のような状態になったのである。
倒れるかと思った。
気持ち悪くもなった。
今回椅子に座っているので安心だった。
しばらくして状態が落ち着いてきた。
普段よりも頭の回転が速い気がした。
問題につっかえた時にも冷静に対処している自分がいた。
アントニオ猪木氏が言っておられた、「この歳になると、試合中、別の自分が上の方から自分の試合を見ているんですよ。」
に近い状態だったかもしれない。
というわけで調整は成功。
結果はともあれ、自分の力を最大限に引き出したことでできたと思う。
その代償は、ものすごい疲労感であった。
千菓進でウインナコーヒーを飲み、疲れを取ろうと思ったが、体調的には家でパタンキューである。
しかし頭だけは変に冴えていたので、このプログを書いている。
おやすみなさい。