ゆきたんくには2人の子供がいる。
まあ、ハンドルなんてぇのは持ってないのだが、ゆきたんくのサイトやブログの中では長男がおーちゃん、次男がつっくんになっている。
写真を見ると左側におーちゃん、右側につっくん、そして間には母であるのりたんがいる。あっ、もう一人はのりたんの父、子供らのじいちゃんがいる。
今回のお題は兄弟であった。いやいや、体の大きさが違うだけで共通しているところが沢山ある。それもゆきたんくの長所も短所も似通っているのである。これを否定すると自分を否定することになるほど似ている・・・
さて、別項で記事にしたことがあるのだが、兄弟関係にあるかもしれないと呼ばれている世界遺産と国指定史跡がある。
頭塔(奈良)とボロブドゥール(インドネシア)
この2つは現地で買ったパンフレットである。
奈良県の東大寺から南下約950mにある頭塔(ずとう)を見に行ったのは2006年12月30日のことである。旅の本に史跡の一部分の写真が載っていて惹かれていたので、つっくんとともに訪れたのである。
史跡頭塔、南側部分とつっくん
ボロブドゥール・ストゥーバの前で ゆきたんくとおーちゃん
世間一般では寺社内に建っている五重塔が、仏舎利を収める仏塔である。この頭塔も、同様だそうだ。そして、この旅の10日後、近畿旅行を一緒にした義母から電話が有り、せかい不思議発見で「頭塔」のことをやっているとのことだった。どうやら、その時は頭塔だけでなく、ボロブドゥールのことも併せてやっていたようだった。残念ながら、その電話には出れずつっくんが話を聞いた。
頭塔、北西からの光景
そんなことは露知らず、インドネシアに住む義兄のところに行くこととなった。
もちろん旅の予習はつきものである。ジャワ島中部のジョグジャカルタにある「ボロブドゥール」を見ていた時、何か「頭塔」に似ていると思った。その時の気持ちを書いた記事があった。
ボロブドゥール東側の光景
規模がまったく違うが、方形層の組み合わせがジャワ様式で似ている。ボロブドゥールは方形層の上にインド様式の円形層を組み合わせているが、どちらもピラミッド構造である。円形層の上にはストゥーバがあり、その中には仏像が安置されている。
ボロブドゥールは紀元760~850年の間の建立と断定された。それ以後約1000年に渡って火山灰に覆われていた。基壇には古いものがあり、構造の強化の観点で新しく大きな基壇になったという。
遺跡南東部の旧基壇
頭塔は古文書の記録な767年に築いた記録がある。現在の形になる発掘前(昭和61年までの約1220年は土の小山の状態だったようだ。(国の指定史跡になったのは大正11年…この時点では約1150年)そして、頭塔の内部に初期の頭塔があることが分っている。頭塔の石仏があった所の上には素屋根がつけられ、石仏自体も保存処理が施されているので露出展示がOK。
規模こそ違え、歴史と構造が似ている頭塔とボロブドゥール。
果たして兄弟なのか・・・
以前友達が貼ってくれたリンクだ。
きっと兄弟だと思います。
しかし共通項がたくさんあるんですよ。
ここには載せ切れなかったのもあります。
それは「旅たんくhttp://yukitank.2.pro.tok2.com/06tabitanku/01tabitanku.htm」でいずれ公開しようと思います。