前回の投稿で、ゆきたんくのフィバリット・アーティスト、マイクオールドフィールド氏の音楽はトラディショナルフォークではないかと書いた。
サードアルバムの「オマドーン」でもエキセントリックなエレクトリックギターのプレーを聴けるが、3曲中の1曲はまさにトラディショナルフォークだと思う。(1曲目オマドーンパート1、2曲目オマドーンバート2、3曲目オン・ホース・バック)
「馬の背にて」という曲はなんとリラックスさせてくれるか。
歌入りもあるのだが、まずは、フォークということでカバーを聴いてほしい。
そして彼の多重録音による歌入りを聴いてほしい。
間違いなくマイク氏のルーツはフォークだと思う。
guitar Mike Oldfield - On Horseback (Ommadawn).avi
Mike Oldfield - On horseback
On Horseback
馬の背にて
ビールが好きだ チーズもいい 西からのそよ風もここちよい
でもそんなものよりなんといっても馬の背に揺られているのが一番
草原をわたって、雪原をぬけていく 大きな茶色いけものよ 大きな茶色い顔よ
空を飛んだりすることなんかより、おまえと一緒のほうがいい
雷が好きだ 雨もいい 火が起こり 炎が燃えたぎる
でももし雷が僕の頭の中に響くくらいなら
馬の背に揺られている方がいい
街が好きな人もいれば、騒音が好きな人もいる
あるものは混沌を生み出し、あるものは玩具を作ったりする
でももし自分が道を選べるなら
僕は馬の背に揺られていたい
草原をわたって、雪原をぬけていく 大きな茶色いけものよ 大きな茶色い顔よ
空を飛んだりすることなんかより、おまえと一緒のほうがいい
こんな小さな星で我々が存在することを不思議だという人がいる
この星がどこにあるのかを知っている人がいる
でも不思議がったり、怖がったりするくらいなら
馬の背に揺られている方がずっといい
背の低い人、背の高い人 壁に頭を打ち付け悩んでいる人もいる
でもそんなことはどうでもよくなるんだよ
一度馬の背に揺られてごらんなさい
草原をわたって、雪原をぬけていく 大きな茶色いけものよ 大きな茶色い顔よ
空を飛んだりすることなんかより、おまえと一緒のほうがいい
もし憂鬱な気分になったなら、ハージェストの峰に行ってみるといい
夏でも、冬でも、雨でも、晴れでも
馬の背に揺られるにはとてもよいところ
草原をわたって、雪原をぬけていく 大きな茶色いけものよ 大きな茶色い顔よ
空を飛んだりすることなんかより、おまえと一緒のほうがいい
ここに出てくる「ハージェストの峰」というのは、マイク氏のセカンドアルバム「ハージェストリッジ」のことだ。
ハージェストリッジは3回行ったが、まだ馬には乗っていない。
ハージェストリッジで馬の背に揺られてみたい。
ハージェストリッジ 2014.08.12 → Map
まぁ、地図をクリックして見ていただきたい。リッジというのは尾根のことである。