ゴシック様式の建築物としては世界最大のケルン大聖堂。
大戦の際、14発の直撃弾を受けたが全体が崩れなかったので修復は早かったそうだ。
ただ、修復の材料が破壊された時の廃墟からの再利用のものが多かったが1990年代に入り、元の形にする工事が進んでいる。
さて、2本の尖塔が特徴の大聖堂だが、この157mの高さを誇る尖塔部分は、大聖堂の西側に実物大の模型がある。
ゆきたんくの身長の5倍以上ある模型。
模型の大きさは、手前にゆきたんくが立っているので分かると思う。
まあ、ゆきたんくの全身が写っていないので、模型の表示「日本語版」の写真を載せる。
高さが10m近くあるのだから比べるまでもない。
ところで、塔は下から順番に造っていくはずである。
現在のケルン大聖堂は3代目で、1880年の完成だ。
工事にあたって、現在ある重機のようなものはなかった時代である。
この尖塔部分をどうやって150mもの高さに載せたのであろうか。
下から見て比較する。その大きさの違いときたら・・・
何の気なしに見ていたケルン大聖堂の尖塔。
天上への架け橋の意味合いを持つ尖塔には、考えた人、造った人たちの思いが込められていたのだ。