今から25年前、ゆきたんくは埼玉県志木市に住んでいた。
3年の間、埼玉県民だったのである。
その志木市というは、志木地区と宗岡(むねおか)地区に分かれている。
二つの地区の間を柳瀬川と新河岸川が流れている。
その志木地区の端に、崩れかけた旧家の門があった。
最近、志木市(ゆきたんくの奥方のりたんの実家)に寄った時に、その門の近くを通った。
「あの門は、もう取り壊されてないだろうなぁ。」て思っていた。
信号待ちになり、ふと車の窓から外を見ると、あの門があったのである。
崩れかかって危険な状態だった門である。
史跡となっていたのだ。
しっかりと補修がされている。
史跡のようでもある。
現在では見ることのできない貴重な造りであることは間違いない。
とても嬉しくなった。
今度は、近くでじっくりと見たいと思う。