夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

行って観たい、『皇居・吹上御苑』・・♪

2007-05-04 19:43:00 | 定年後の思い
先程、NIKKEI NETのニュースを見ていたら、

【皇居吹上御苑で初の観察会、都心の森を公開】

という見出し記事があり、私は無知であったが、読んでいるうちに行って観たい情景を感じたりした。

共同通信の配信記事であり、無断であるが転記させて頂きます。


皇居・吹上御苑での初の自然観察会が4日、行われ、
3万人以上の中から抽選で選ばれた一般参加者が、
都心に残された自然の中を歩いた。

今年創設された『みどりの月間』にちなんで、
天皇陛下が『国民と自然を分かち合いたい』と発案。
4日午前は約30人、午後は約70人、
5日の『こどもの日』には、小学生ら約100人が参加する。

吹上御苑は、昭和天皇の住まいだった大宮御所の東側約25ヘクタールの森で、
宮内庁職員でも立ち入りが制限されている地区。

元は江戸時代に日本庭園として整備され、その際植えられた木や、
その後自然に生えた植物が混在して独特の森を形成。
昭和天皇の意向で、武蔵野の自然を残す為、
約70年間は殆ど手をかけない管理が行われた。

巨木の数は東京全体の2割、昆虫は日本の1割に当たる約3000種類が生息。
アオヤンマなどの東京では、皇居以外でほぼ見られないトンボもいるという。

以上、共同通信の配信記事を転記させて頂きました。


私は初公開の観察会の告知、そして抽選された上、一般の人々でも観察できる、
ということが無知であった。

私は樹木を観るのが好きなので、
神代植物公園、明治神宮の一部に自然園コーナーで、
殆ど手をかけない程度の管理の森を観ると、
遥か彼方の歳月に思いを馳(は)せることが出来る。

こうした時を越えた情景に心を寄せることができるので、
いつの日か観察の機会があれば、と期待をしたりしている。

尚、都心にある六本木ヒルズ、東京ミッドタウンなどは、
私は何かの間違いで、たとえ招待されても興味はなく、辞退する処である。





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『目には青葉・・』・・♪

2007-05-04 09:31:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、初夏のような陽気となり、
日中は26度前後の日を迎えている。

私は『みどりの日』か、とカレンダーで確認し、
主庭を下り立ち、煙草を喫いながら、樹木を眺めたりした。

目には青葉 山ほととぎす はつ松魚(かつお)

どういう思いなのか、江戸時代の俳人・山口素堂の創作された句が浮んだりした。

現代の俳壇の雄である長谷川 櫂・氏の解説に寄れば、

鰹(かつお)は春、黒潮に乗って日本の南岸を北上し、
初夏、関東の沖に達する。
『かまくらにて』と前書がある。
目にしみるような青葉の山で時鳥が鳴き、浜は初鰹の漁で賑わっている。
鎌倉の初鰹はただちに江戸に運ばれ、高値で売りさばかれた。

このような解説が綴られている。

江戸時代から、この時節に里山の若葉きらめく樹木を誉(ほ)め、
鳥も歌い、そして初鰹を賞味していた。

私は昨夕、鰹を頂いたが、私なりに毎年この時節、鰹の刺身を誉めている。

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