夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

月を眺めれば・・♪

2007-05-20 20:55:00 | 定年後の思い
先程、風呂上り、パジャマ姿で玄関庭に下り立ち、
夜空を眺めた・・。

星がきらめている付近に三日月を眺めたりした。

昨年の秋頃は、三日月を見ると、絢香(あやか)ちゃんだ、
と呟(つぶや)いたりしていた。

ご年配のお方の一部には、お解かりにならないと思うが、
10代の女性でシンガーソング・ライターして折、
『三日月』などの名曲を発表された才気あふれるお方で、
私は久々に感性のある人と魅了された人である。

今の私の心は、絢香ちゃんの世界からは遠ざかっているが、
月を眺めれば、過ぎ去った日々に思いを馳(は)せたりしている・・。

私は年を重ねた62歳の身であるが、
それなりに幾たびの出来事を思い返したりし、微苦笑をしている。

ほのかな想いに、時折心を寄せたりし、
私はそれぞれの時節の月から享受をうけたりしている。

古人の時代より歌人達が、月を眺め哀歓を寄せたりして、
詠(よ)まれた歌が数多く残されている。

あの頃から長い歳月が過ぎているが、人の心は変らぬ思いがあり、
私なりに月に眺むる時、ときおり残されている名歌を心の中で呟(つぶや)き、
心を寄せたりしている。


巡り逢ひて見しやそれとも
    分かぬ間に雲隠れにし夜半(よわ)の月かな
        
        作者・紫 式部


秋風にたなびく雲の絶え間より
     漏れ出づる月の影のさやけさ

作者は・・確(たし)か・・左京太夫・・あきすけ・・だったかしら、
と思い返したりしている。


尚、月は眺むることで、月に行き探検されるなどは、
私にとっては論外と思っている。

私は科学などの発達より、情緒や情感をこよくなく大切にしているからである。










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夕暮れは、薫風にゆだねて・・♪

2007-05-20 18:24:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、快晴の安定した日中であった。

夕暮れの今、空は雲ひとつない青空となって折、
風が吹いてきて、庭先で風に吹かれると、心身心地よい・・。

樹木の青葉は色合いを深め、揺れている。

こうした恵まれた情景は、この時節でも数えるばかりであるので、
陶然として心に寄せたりしている。
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青空の中、雲はぽっかりと浮き・・♪

2007-05-20 11:51:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、空一面は青空となっている。
ほんの数えるばかりの雲がゆったりと浮んでいる・・。


幼児であったならば、
『パパ・・あの雲・・綺麗よね・・』
とパパに願うと思うが、

『XXちゃん・・何でも叶(かな)えるように・・パパなりに頑張っているが・・
こればっかりわね・・』
と幼児の女の子に答える。

あるとき、満月が輝いていた夜、
女の子は、
『パパ・・あのお月様・・綺麗よね・・』
とパパにせがんだりした。


私は晴れ間の中、ぽっかりと浮んだ雲を見ながら、
このような夢を浮かべている。





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改めて、『吾唯足知』・・♪

2007-05-20 10:58:00 | 定年後の思い
私は朝方、寝ぼけ眼(まなこ)で『陽はまた昇る・・♪』を綴ったが、
誤解のないように補足する。

私は東京の郊外に住み、定年退職後の年金生活の三年生の身である。

都心、地方の問題に関しては、それぞれ一長一短があるということである。

自分の住まわれている処を再点検し、
他の地域にない美点が必ずあるので、これを生きがいのひとつとして、
無いものねだりは止めよう、ということである。

格差の問題に関しても、私の敵は私です、と現役時代は信条としていたので、
無力なりに私の人生を受け止めているのである。

私の日常生活は、プラス思考で過ごしている。
思想は重く暗く、日常の生活は明るくするのが、私なりの持論である。

私は時折、つたない自分を励ます時は、『吾唯足知』を掲げて、
自分のあるものを大切にし、無いものへの嫉妬と羨望を諌(いさ)めているのである。

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陽はまた昇る・・♪

2007-05-20 06:19:00 | 定年後の思い
目覚め、うとうとと布団の中で過ごしていたが、
時計を見ていなかったので、何時であるか解からない。

しばらくして起きだし、時計を見ると五時前だった。

戸を開けると、朝の陽が東の空にまばゆく昇っていた・・。

昨夜、NHKで『地方の衰退』をテーマの放送番組を少し見たが、
東京の郊外に住む私にとっては、
都心は都心なりの問題があり、地方は地方なりの問題がある、
と私は思ったりしている。
逆の面からすれば都心は都心の良さがあり、
地方は地方なりの良さが数多くある、
と思ったりしている。

格差問題に関しては、少なくとも私の幼年期の方が格段の差があり、
総中流社会が長年続いたので、昨今の多少の格差で社会問題となっているまでである、
と思ったりしている。

私は定年退職後の年金生活の三年生の身であるが、
自分のあるものを大切にし、ないものねだりし羨望と嫉妬に苛(さいな)まれても、
自分の心を貧しくするだけ、
と若い頃から思い続けている。

太陽の陽射しは朝は東の空から昇り、そして夕暮れになると西の空に沈む、
こうした享受を受けていれば、それぞれに過ごされている人生もある、
と日々を過ごしている。


こうして綴っていると、枝越しに陽が照らしてきた。


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