夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ロシアからのささやかな贈り物・・♪

2007-06-01 19:32:00 | 定年後の思い
私の手元に、『オーロラ(AVRORA)』と題された小雑誌がある。

過日、伊豆の下田に温泉滞在した折、『下田開国博物館』の喫茶コーナーに置いてあった。

私は手に取ると、ロシアの航空会社・アエロフロートの日本語版の機内誌である。
私は国内旅行で、JAL(日本航空)、ANN(全日航)の機内でよく見かける雑誌と同様であるが、
季刊に発行されているらしく、『2007 WINTER』、『2007 SPRING』の2冊をバラバラと見たりした。

私はロシアの大国は未知であるが、小説、随筆、歴史書、映画、音楽などで触れているので、
多少興味があった。
モスクワ、レニングラード(サンクトペテルブルク)の街並みの情景、
そしてシベリアの大地の光景を特集を見たりした。

積み上げられた機内誌の横に、どうぞご自由にお持ち帰り下さい、
と立て札を見て、私は頂(いた)だいたのである。

この2大都市の文化、街並みの建築、食事処、
そして何より驚いたのは東ヨーロッパのプラハが紹介されていたからである。

このような形で自宅のこの機内誌を読んだりしている。

たかが航空会社の機内誌であるが、
文化の記事を読むと歴史の秘めたことが想像できたり、
明るく無邪気にプラハが紹介されているのには、
改めて驚き、ためいきをついたりしている。



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『水無月(みなづき)』を迎えて・・♪

2007-06-01 08:45:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、曇り空の朝を迎えている。

昨夕、4時過ぎに雷鳴がしばらくの間響(ひび)き、
5時過ぎに稲妻が前方の空を裂いた後、近くに落雷が地響きを立て、雨が降り出してきた・・。

夜間は本降りの雨となり早朝に上がり、樹木の枝葉、草花は雨粒をたたえている。

日中は曇り時々晴れが予測されているが、清々しい過ごしやすい日を迎える。

先程、『水無月』の語源を調べたりした。

知識人・藤野邦夫・氏に寄れば、

六月は梅雨のはじまる季節なのに、どうして『水無月』といったのだろうか。
『みなづき』の『な』は、もともとは『の』を表わす用語であり、
つまり『水の月』という意味だったのだ。

そして、その解釈として「田んぼに水を引く月」という意味だとか、
ストレートに「梅雨で水の多い月」だという説などが称(とな)えられてきた。


こうしたことを教示させて頂ければ、私なりに素直に理解できる、
と何かしら微笑んでいる。

うっとしい梅雨の季節になり

連日の雨に木々の緑もようやく深まり

青田をわたる風もさわやかに

時候のことばを私なりに、思い浮かべたりしている。
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