夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

限定企画に弱い我が家・・♪

2007-06-09 18:46:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、気まぐれに雨が降ったりしている。
10時過ぎに小雨が降り、
『XXちゃん・・雨だ・・』
と私は大声で家内に伝え、
家内は洗濯物を取り込み、私は少し手伝ったりした・・。

30分過ぎると、雨は上がり、薄日が射し込んできた。

家内は洗濯物を再び干したが、12時過ぎ雨が降りだして、
再び洗濯物を取り込んで、室内の一間に干した。

1時間程過ぎた頃、雨は止み、曇り空となった。

この間、家内は旅行雑誌を見たりした・・。
私達夫婦は国内旅行が共通の趣味であり、
特に定年退職後は、日本の各地をたびたび訪れたりしている。

6月の中旬に、通常航路にはない海上から鳥取の砂丘が観られる、
特別限定企画と称された山陰の2泊3日の団体観光ツアーに参加することになっている。


家内は旅行雑誌を見ながら、
『伊勢地方の鳥羽・・行ったことがないわよね・・』、
と私に話しかけてきた。

伊良湖岬より伊勢湾フェリーを利用し、
鳥羽の観光ホテルに2泊3日する6月限定企画の団体観光ツアーであった。

私は独身時代、宝塚撮影所の帰路、大阪で一泊した後、伊勢地方を独り旅をして、
鳥羽の伊勢湾クルーズなどで、
定員50人前後の遊覧船にたった一人の乗客となった想い出もある。

家内に気分転換に夫婦岩の情景も好い、と思い旅行会社に申し込んだりした。

我が家は、団体観光ツアーの場合は、特に限定企画と称されると、
家内はネットで観光先を検索し、私を勧誘する。

私は定年退職後の3年生の身なので、
心身気力のある60代のうちに行きたい時に行ければ良い、と思考しているので、
『行きましょう・・』
と家内に明るく答えたりしている。

このように我が家では、ときたま格安の団体観光ツアーを利用している。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この時節、雨が降れば、独りしずか・・♪

2007-06-09 09:14:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、早朝は薄日が射していたが、曇り空となっている。
午後より雨が予測され、寒気団に寄る低気圧の影響で、
今日から明日にかけて落雷や突風、そして激しい雨で注意して下さい、
と報じていた。

私は先程庭に下り立ち、伊予・柚子を見たりした。
白い花が終り、小粒な実をたわわに付いている。
梅、花梨(カリン)の実もたわわに実を付けて折、強風と激しい雨であったら、
どのくらいの実が降り落とされる、
と余計な心配をしている。

小雨であったならば、この時節は付近の遊歩道に傘を差して、
紫陽花(アジサイ)、菖蒲(アヤメ)、花菖蒲(ハナショウブ)、
そして川辺に咲く杜若(カキツバタ)の花の色合いを誉(ほ)めるのに、
最適かしら、と思ったりしている。

小雨に煙る中、ひとりでただずんで、そっと心を寄せるのも贅沢なひとときと思ったりしている。

尚、人混みの多い、著名な菖蒲園、アジサイ寺などは、
混雑で心より鑑賞できないので、
人気(ひとけ)のない時にすべきと確信している。

時間の余裕のない人は、ご近所を散策すれば、
紫陽花やアヤメ、ハナショウブにめぐり遇(あ)え、
思わず心を寄せられる、と思ったりしている。

このことは私なりの長年の体験であり、
花の色合いからの美の享受は、わざわざ遠方の著名な処に行かなくとも、
ご近所の小公園、お宅でも見られるということである。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする