夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

あの頃の映画は・・♪    《初出2006.8.30.》

2008-05-04 13:10:24 | 映画・テレビ
東京の郊外は、どんよりと曇った朝を迎え、
少し蒸し暑いが、日中の最高気温は28度前後と予測されている。

この一週間、読書の時間で過ごすことが多く、
秋に向かい益々多くの時間を費(つい)やしている。

映画界が娯楽の王座の頃の昭和30年代の初めの頃を思い出し、
田中純一郎・著『日本映画発達史 Ⅳ ~史上最高の映画時代~』(中公文庫)を読み返したりしている。

私が独りで映画館に通い始めた頃は、
東映の時代劇『笛吹童子』(三部作)、『里見八犬伝』(五部作)、『霧の小次郎』(三部作)が上映されたのは、
昭和29年のことであった。

私は無邪気に映画の楽しみを見つけた小学三年生を過ぎた頃であったので、
あの頃、社会環境の中で映画界はどのようであったのか、
再認識をしたくて、この本を再読した。


社会情勢はもとより、映画界の経営に於かれた中で、どのような作品が公開されたか、
まぎれない映画界の正史である。

『二十四の瞳』は学校で小学校四年生以上の生徒全員で、
近くの映画館に観に行ったりしたが、この時代に上映された名作は知るよしもなかった。

後年、高校生の頃からは、『にごりえ』、『東京物語』、『雨月物語』、
『女の園』、『七人の侍』、『山の音』等の昭和28、29年に公開された映画を
遅ればせながら観ることになる。


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団塊世代の人々は、友人・・!?   《初出2006.8.29.》

2008-05-04 13:07:24 | 時事【団塊の世代】
私は定年退職後、2年生の身であるが、団塊の人々に常に関心を持っている。

昭和45年4月に私がある企業に中途入社したのは、
大学を中退し、色々と彷徨した後、満25歳の時だった。

この時代、定期採用で新入社した人達は、団塊の世代の人々である。

机を並べ、この業界の荒波の多い時代の苦楽を共にし、
私の友人には団塊の世代の人々が多い。

懇親会に於いて、OBと定年をあと数年の人々とは、
流行った歌の題名を言えば、お互いにその時代を思い浮かべる。
私はこの中の5人は、ひそかに戦友と思っている。

私は昭和19年に生を受け、2年前に60歳となり、定年退職となったが、
年齢的には後輩のこの世代の人々が気にしている。

午前中、駅前に出たので、本屋に寄った。
探し求めていた山口文憲・著の『団塊ひとりぼっち』(文春新書)、
最近の新聞広告で見た寺島実郎・著の『われら戦後世代の「坂の上の雲」』(PHP新書)を迷わず購入した。

尚、私の妹2人と家内は、団塊の世代である。

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『青春の数だけ名画がある』・・♪    《初出2006.8.28.》

2008-05-04 13:00:49 | 映画・テレビ
私は幼年期より、映画が好きである。

小学四年の頃から、独りで映画館に行って観ていた。
昭和30年前後からであった。

このことが中学、高校を得ても変わらず、大学を中退し、
一時はシナリオ・ライターを目指していた時期もあった。

最近、気楽に読んでいる文庫本は、
『~大アンケートによる~日本映画ベスト150』、
『~大アンケートによる~洋画ベスト150』(文藝文庫)、
そして『~青春の数だけ名画がある~日本映画ベスト200』、
『~青春の数だけ名画がある~外国映画ベスト200』(角川文庫)の4冊である。

この4冊は、共に平成の初めの頃に出版された。
文藝文庫の方は、映画専門分野以外で活躍している著名人のアンケートを収集し、編集した本である。

角川文庫は、映画界の監督、シナリオ・ライター、撮影監督、男優、女優、評論家、
そして各界の著名人からアンケートを抽出し、編成した本である。

共に自他とも認める映画に対し、熱情が行間から感じられる。

私は『キネマ旬報』の専門雑誌に好きであるが、
時折、こうした文庫本を数年毎に読み耽(ふけ)っている。



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年金青年、奮闘する・・!?    《初出2006.8.27.》

2008-05-04 12:58:02 | 定年後の思い
曇り空で、時折薄日の射す日中であり、
玄関庭の樹木の剪定、草花の手入れ、そして草抜きをした。

草抜きをしていて、鈴虫、こおろぎのいる場所が心配したが、
今回は可愛そうであるが、少し残し草抜きをした。

その後、家の裏の狭い路地に咲いている秋海棠が群生しているが、
2つばかり玄関庭の目だたない処に移植した。

ある程度、小奇麗になったので作業は終わりとして、
『XXちゃん・・ビール・・』
と家内に大声で言った。

私は庭の手入れの終わった時、殆どビール等を呑んだりする。
私は玄関庭の門扉に近い所で椅子に座っているが、
家内が缶ビールを運んできてくれた。

最近流行のプレミアと称するアサヒ、その後でサントリーを呑んだが、
何かしら以前呑んでいたサッポロのエビスの方が美味しい感じがした。

疲れきった身体で、煙草を喫いながら、ビールを呑み、
樹木を眺めるのは、私なりの野外ビアー・ガーデンは贅沢のひとつと思っている。

移植した秋海棠の淡い紅色の花が咲いているが、
樹形が少し傾いているように思えた。

こうした庭の手入れは、あと10年続けられるだろうか、と考えたりもした。



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昼寝から目覚めると・・♪    《初出2006.8.26.》

2008-05-04 12:56:05 | 旅のあれこれ
東京の郊外は、日中は曇り空であり、ときおり風が吹いて心地好かった・・。

クーラーも点(つ)けることのない、久々の常温の日となる。

2時過ぎに疲れを覚えたので、居間を網戸にしたまま、
微風が入り込んでいる所に、簡易ベットを置き、横たわった。

数ページ読んでいるうちに、寝付いた・・。

目覚めると、爽やかな風が私の身体をつつむように、通り過ぎていった。

主庭の南天の樹木の群生の葉が成長し、
淡い紅色の新芽、濃さを増した葉の色合いが薄日の中で、見せていた。


この2月の下旬から浜名湖の三ケ日温泉に滞在したことが、蘇(よみがえ)って来た・・。

家内の母と3人で、浜名湖の北部を訪れた時、
南天を配置した庭園の一部を想いだした。

庭園の梅の白梅、紅梅の咲く中で、外れの方に南天が配置されていた。

私はこのお寺の山門から境内の配置はもとより、庭園に魅せられた。

我が家の南天を通して、このお寺が蘇り、旅先の余韻として、私の心に深く残っている。

尚、このお寺は、井伊家の菩提寺と知られている『龍潭寺(りょうたんじ)』である。




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私の好感している女性アナウンサー♪   《初出2006.8.26.》

2008-05-04 12:53:49 | 時事【社会】
私はテレビに関しては、ニュース、天気予報で、
時折ドキュメンタリーを観る程度である。

NHKが殆どで、家内が民間放送を観ている時、
チラット少し観るが、引き込まれた事はない。

このような事であり、数多くの女性アナウンサーの中で好感する綴りを書く資格はないが、
あえて人様より少ない番組の中で、好感している女性を明示する。

土、日曜日の朝、7時過ぎより『おはよう日本』のニュースで、
記憶に間違いがなければ、滝島雅子さんである。

落ち着いて女性らしい言葉、声、まなざし、しぐさに魅了されている。
昨今の元気のよ過ぎる女性アナウンサーとは比較しようがないほど、私の心に迫ってくる・・。

以前、私は昭和の50、60年代、山根基世・女史に恋焦がれ、
随筆集を読んで益々傾倒したりした。

家内も幸い好感して折、
『基世ちゃん・・テレビに出ている・・』
と私は家内に言ったりして、
私共夫婦はテレビの放映番組を観た時代もあった。

このサイトに於いて綴ったことがあり、
今はこのお方はアナウンサーの室長をして折、重責の立場のお方となっている。

滝島雅子・女史はこのお方の後継者の資格のひとりと思われるが、
喉が弱いのか、時折かすれた声をだすことがあり、私なりに心配している。

私は応援団のひとりとして、
明日の日曜日の朝、チャンネル『1』に合わせる。



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あの頃のハイカラな女性・・♪    《初出2006.8.26.》

2008-05-04 12:49:15 | 幼年・少年時代の想いで
私が小学校に入る頃、ラジオから哀愁帯びたメロディーが聴こえてきた・・。


♪君に逢ううれしさの 胸に深く
 水色のハンカチを ひそめる習慣(ならわし)が

【 『水色のワルツ』 作詞・藤浦 洸 】


私は後年、『水色のワルツ』で作詞・藤浦 洸、作曲・高木東六、
そして二葉あき子が唄っていたと知るのだが、
6歳の幼年期の私は、都会のハイカラな若い女性を思い浮かべた。

私が10歳の頃になると、
映画館で三本立ての東映の時代劇を独りに観に行った。
この映画館は、2週間於きに上映する映画が変わっていた。

東映のチャンバラ映画を観ていたが、
この頃の映画館は、ニュース、次週に上映する予告編があり、
そして本編の三本の作品が上映していた。

この予告編に大映映画が上映していた。
京 マチ子、山本富士子は綺麗過ぎて遠い存在だったが、
若尾文子をはじめとする八潮悠子、川上康子、叶 順子のお姉さんには、
何故かしらドキドキした・・。

私は『水色のハンカチ』を聴くたびに、
都会のセンスの良い若き女性の恋心と
昭和29年から数年に於いて、大映映画の若き女優と想いを重ねてします。

そして白いワンピース、ツーピースのこだわりが、この頃から私は芽生えていた。

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されどラーメン・・♪    《初出2006.8.25.》

2008-05-04 12:44:50 | 幼年・少年時代の想いで
私が街中の中華そば屋でラーメンを食べたのは、
映画館に独りに観に行きはじめた小学4年であったので、昭和29年の頃である。

よく通った映画館の帰り、胡椒と香(かぐわ)しいスープの香り、
そして中華麺に魅せられて、良く食べたりした。
確か値段は35円であった。

日常、家で食べる麺は、お蕎麦、素麺、冷麦、うどん等であったので、
異国情緒的な食べ物として、私は魅せられた。


その後、サラリーマンとなった25歳過ぎでも、
晩秋から春先にときたま食べたりしている。

私が食べるラーメンは、醤油ベースのチャーシューメンである。
味噌味、塩味等は、家内は食べられるが、私は醤油味にこだわる。

家でインスタント・ラーメンを食べる時は、
家内が事前に豚肉を買い、ゆで豚にした後、大蒜(ニンニク)漬けにチャーシューを作ってくれる。

スーパーで売っている極く普通のインスタント・ラーメンと添付しているタレで作っているが、
私の場合はプラスこのチャーシューを5切れのせて、胡椒を多めにかけて、頂いている。

冬の寒い時、チャーシューに沁みた大蒜の濃厚な味がスープに溶け込み、
私なりの絶妙な味となる。

雪が降っている時、ときには昼食として最適と思っている。
食べ終わった時、身体が温かくなる不思議な食べ物である。

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早朝からの村雨(むらさめ)・・♪    《初出2006.8.25.》

2008-05-04 12:41:29 | 定年後の思い
朝5時過ぎに雨の音で目覚めた・・。

《今日は・・雨の日だったかなぁ・・》と思いながら、ぼんやりとしていた。

6時に起きだし、冷やした煎茶を飲んだ後、
玄関庭で煙草を喫てながら、小雨の降る空を見詰め、樹木を眺めたりしていた・・。

しばらくすると、大粒の雨が加わり、豪雨となった。

周囲は白いベェールに包まれたかのように白い状景に変わった。

居間に戻り主庭を眺めていると、空から樹木まで白っぽく染まっている。

30分ぐらい過ぎると、小雨になり、そして雨は止(や)んだ。

空はどんよりとして、何時降りだしてもおかしくない空模様となっている。

樹木の枝葉は、微風を受け、雨粒をしきりに地上に落としている。

東京の郊外は、こうした村雨で朝を迎えている。

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夢幻の『おわら風の盆』・・♪   《初出2006.8.24.》

2008-05-04 12:38:05 | 旅のあれこれ
初秋の風が吹き、夜の7時過ぎになると、家並みに沿ってぼんぼりの淡い灯りの中、
胡弓と三味線の物悲しく哀愁帯びた音色が聴こえて来た。

涼しげな少し華やかな浴衣の女人の30数名が音色に合わせ、踊りながら近づいてきた。

女人達は編笠の間から少し顔を覗かし、目元は見えないが、
時折、うなじを見えて、僅(わず)かに裾が乱れながら、私の前を通り過ぎていく・・。

私は妖艶な容姿にときめきを感じて、デジカメのシャツターを押し忘れていた・・。


『夢か・・色ぽいかったよなぁ・・』
と私は昼寝から目覚め、少しぼんやりとしている。

午前中、9月の初め『おわら風の盆』を観に行くので、下調べをしていた。

昼寝をしていたら、このような幻想が拙(つたな)い脳裏で思い浮かべていたらしかった・・。

私は情緒ある女性のしぐさに、日頃から日本の美のひとつと確信しているので、
このような夢を見るのかしら、と思ったりしている。

冷やした煎茶を飲んだ後、
『だけど、あの女性・・色ぽいよなぁ・・』
と呟(つぶや)いた。

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白雨(はくう)のひととき・・♪    《初出2006.8.24.》

2008-05-04 12:34:46 | 定年後の思い
10時過ぎに歯科医院で歯の治療を受けた後、買い物をして帰宅した。
曇り空で風は秋めいてきたが、晩夏のこの時節は蒸し暑かった。

昼食をすませ、読書をしていたら眠くなり、簡易ベットに横たわり眠りに付いた・・。

3時過ぎに目覚め、冷やした煎茶を飲んでいる時、
空が急速に暗くなり、大粒の雨が降り出してきた・・。
5分後、本降りから豪雨になり、樹木の枝葉を揺らしながら、
主庭の地面やベランダのコンクリートは水しぶきとなり、周囲はうっすらと白くなった・・。

30分も過ぎると、小雨となり、そして止んだ。

蒸し暑かった状景も押し流したかのように、秋めいた香りを感じさせた。

その後、遠くで蝉(セミ)の鳴いたいる声が聴こえ、
空は青い空となった。


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晩夏の紫木蓮(シモクレン)・・♪    《初出2006.8.23.》

2008-05-04 12:31:57 | 定年後の思い
主庭の居間に近い処に紫木蓮の樹木があるが、
花を4月の上旬に咲き終わり、枝葉が急速に伸ばす。

私は入梅時期の前後の2回、剪定をしている。
剪定後、一週間を過ぎた頃、初夏の中で、花が咲き、主庭の一面を彩(いろど)ってくれる。

昨日、気づいたことであるが、緑色の数多くの葉の中で、
枝先に3輪ばかり花が咲いて折、晩夏の庭を彩っていた。

よく見詰めていると、緑色の葉の中には、早くも黄葉した葉が10数枚あった。
時のうつろいに機敏なこの樹木は、初秋の装(よそお)いを見せている。

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倉嶋 厚・著の『花の季節ノート』に触れて・・♪  《初出2006.8.22.》

2008-05-04 12:29:47 | 読書、小説・随筆
家内の歯科医院の治療に伴い、駅前に私達夫婦は出かけた。

駅前で家内と別れ、私は本屋に寄った。
あれこれと探しあぐねた末、
倉嶋 厚・著の『花の季節のノート』(幻冬舎)を購入した。

この著作者は昭和60年頃、NHKのお天気情報の番組で気象キャスターとして出演されて折、
テレビで拝見した限り、穏やかなお人柄に私達夫婦はファンとなった。

平成14年に『やまない雨はない』がテレビで紹介されたのを家内が観て、
珍しく私にこの本を買ってきて、と云ったりしていた。

私は会社の帰りに本屋に立ち寄った後、
読みはじめた・・。
奥様の急逝により、心が不安定になり、回復されるまでを描かれていた。

今回、手にした本は、家内との待ち合わせ場所の『ドトール』で開いた・・。

右ページに著作者のその花に対する想いが綴られて折、
左ページには写真家・平野隆久・氏の心のある一葉が掲載された構成である。

著者の今までに過ごされ日々に於いて、感じ取った心の行方を淡々と認めている。

私はその花を思い、まぎれなくこのお方の心の発露に深く心を揺さぶられ、
煙草を手に取ったりした。

10数ページを読みはじめたばかりであるが、
政治、経済、社会の喧騒の昨今、こうしたひたむきでしなやかな心に根ざした心情に、
私は限りない美を感じる。



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私の郷土愛は・・♪   《初出2006.8.22.》

2008-05-04 10:17:49 | 定年後の思い
東京の郊外は、熱を帯びた朝の陽射しが差し込んでいる。

日中は30度前後で、晴れ時々曇り、と報じている折、
ここ数日、残暑厳しい日が続いている。

昨日の場合は、家内は早朝から洗濯をし、この合間に、掃除、料理をしている。

私は新聞を読んだ後、このブログに綴り、本を読んだりした。
この後、11時過ぎに買い物に出かけたりした。
炎天下の遊歩道は、お盆が過ぎ夏休みを終えた方達が大半と思われ、人影が少なかった。
社会も再び動くといった感じである。

帰宅後、昼食としてお蕎麦を頂いた後、
このブログに少し綴った後、本を読んだりした。

2時過ぎに、高校野球の決勝の再戦を思い出し、テレビで実況を観た。
私は東京の郊外で生を受け、神奈川県、千葉県と一時的に住んだ事があるが、
実家の近くに家を構えたので、大半は調布市の外れで過ごしている。
高校野球に郷土愛と言われても、東京都にお住まいの方達は、
地方の方達より熱情が薄い。

現在、都民と云っても、多くの人々は明治以降、
他県から移動されたお方で占められているからである。


東京オリンピックの前年、南九州を夏の時節、私は独りで周遊していた。
熊本城の広場にある樹木の下で、30数人がテレビを囲み、
高校野球を観戦していたのには、少し驚かせられた。
地元、郷土愛の熱意に羨望しながら、遠ざかった想いもある。


私は西東京代表のチームが決勝戦で応援をと云われても、
ピンとこない心境であり、良い試合を観せて頂きたい、一言である。

試合が終わった後、再び本を開いた。
私が今読んでいる本は、藤原正彦・氏の『祖国とは国語』を読み耽(ふけ)っている。


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小雨が降りだして・・♪    《初出2006.8.20.》

2008-05-04 10:11:29 | 定年後の思い
東京の郊外は、7時半過ぎに降りだしてきた・・。

天気予報によれば、昼前に関東南部では処により一時的な雨、と報じていた。

玄関庭で煙草を喫っていたら、突然雨粒が舞い降りてきた。
『XXちゃん、降ってきた・・』
と家内に大声で私は叫んだ。

家内は6時より洗濯をした後、干し終わっていた。

私共は洗濯物を取り込んだ後、
『気象庁の予報より、少し早いじゃないの・・』
と私は言いながら、笑ってしまった。

昨日の今頃は、夏の陽射しで照り付けていたのに比べ、
雲の空で雨が降る、といった状況である。

朝から水撒(ま)きをしなくても、と空を見詰めた。

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