夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

玉簾(タマスダレ)の白い花・・♪    《初出2006.8.19.》

2008-05-04 09:54:55 | 定年後の思い
真夏の昼下がり、群生した玉簾の白い花が咲いている。
夕闇が迫(せま)る頃、白い花が浮き立つように観える。

そして夜遅くなると、恥らうように閉じるが、ここ2週間前から咲いて折、
初秋の頃まで彩ってくれる。

多年草で晩秋には枯れるが、春になると葉が付けてくるので、
手間のかからない花のひとつである。

古人達は、葉の様子が簾(すだれ)と観て、花の白さを玉に見立てた、と綴っていた。

この時節、心を慰めてくれる夏の花のひとつである。


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高齢者の初めての北海道観光は・・♪   《初出2006.8.19.》

2008-05-04 09:52:52 | 旅のあれこれ
家内が実家に5泊6日で行っていたが、一昨日の夕方、帰宅した。

家内の母が、北海道に行ったことがないので観てみたいわ、と言ったらしい・・。

私共は国内旅行が共通の趣味なので、日本の各地をお訪れている。

特に東北地方は、心のふるさとのようであり、
北海道は大陸性の風土、文化に魅了させられて、
それぞれ四季に於いて、十数回お訪れ、心に深く残っている。

家内の母は、私より14歳年上の身を案じて、
初めての北海度は、と家内と昨日お互いに思案した。

旭山動物園、温泉地滞在、そして程ほどの観光地めぐり、
と家内の母の思いを配慮すると意外と旅行プランは難しい。

インターネットで色々と検索したが、旅行会社の営業所にあるパンフレットを叩き台にし、
改めて原案を作ろう、と家内と話し合ったりしている。

この結果、私は駅前の旅行会社の営業所に日中出かけてくる。


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真夏の昼のひととき・・♪    《初出2006.8.18.》

2008-05-04 09:49:21 | 定年後の思い
東京の郊外は、ここ一週間ほど不安定な天気であったが、
朝から雲ひとつなく澄み切った快晴となっている。

昨夕、家内が実家から戻り、早めの夕食を頂きながら、酒を呑み他愛のない話をしたりして、
9時前には寝付いてしまった。

今朝は家内が5時過ぎから、洗濯の合間、掃除、料理をしている。
この一週間近く、雨が降ったり、止んだりした日が続いたので、
各部屋に風を通すので、ガラス戸、障子、戸を開け放っていた・・。

私は2階の和室の1室に退散し、クーラーの冷気の中で、
藤原正彦・氏の『遥かなるケンブリッジ~数学者のイギリス~』を読み始めた。
イギリスの学会と日常生活の息づかいが鮮明に表現されて折、
深みのある読み物となっている。

文庫本の半分ぐらい読んだ頃、
『1階の居間、クーラーを入れましたわょ・・・』
と家内の声が聴こえた。

戸を開け放ち、掃除をし、午前中で風を通し終わり、
午後よりクーラーの冷房をセットした、とのこと。

昼過ぎの外温は、33度前後であるので、居間の室温が27度になるのは1時間と判断し、
1階の居間に下りてきた。

午前中、横たわって本を読んでいたせいか、
少しぼんやりとした状態でいる。

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月刊誌『文藝春秋』・・♪    《初出2006.8.17.》

2008-05-04 09:47:26 | 読書、小説・随筆
総合雑誌の『文藝春秋』を定期的に読み始めたのが、昭和45年の25歳の時だった。

それまでは映画青年を気取っていた時は、『キネマ旬報』、
文学青年のような時代は『新潮』、『群像』、『文学界』が主体であった。

昭和45年の時、私は民間会社に中途入社したので、
サラリーマンとして総合雑誌で極く一般の社会人として、
教養、常識を身に付けるようとしていた。

それまでは『文藝春秋』を不定期に読んだりはしていたが、
『世界』、『中央公論』も一時は読んだりもしていた。

結果として、定年退職後の今でも、定期的に愛読しているのは、
『文藝春秋』である。

政治、外交、軍事、経済、社会、文藝等の分野で、
私程度の拙(つたな)い知識の持ち主は、手頃な総合雑誌となる。

読んだりする時、私と同意のご意見のお方がいると安堵したり、
記載されている事が程度の低い物で著者に失望したり、
或いは無知だったことを知り、謙虚にご教示頂いたりしている。

私は『文藝春秋』の記事で、理解出来なくなった時は、
ボケるの避けたいので、死ぬ時と思っている。



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『ラジオ体操』の想いで・・♪   《初出2006.8.17.》

2008-05-04 09:45:17 | 幼年・少年時代の想いで
私が小学生の夏休みになると、近くのお寺の境内でラジオ体操が行われていた。
多分、集合時間は、朝の7時だった、と思う。

NHKの『ラジオ体操』が流れると、近所の小学生達の前で、
6年生の班長が少し高い台でお手本のように始め、
小学生達はそれに習って続く。

小学生達は家を出る時に、必ず所定の出欠カードを持って行き、
班長から体操が終わると、出席のマークをカードに押して貰っていた。

私の長兄、次兄は優等生であったので、6年になると、班長に選ばれた。

三男の私は、いじけた劣等性であったので、6年の夏、班長に選ばれる確率は少なかった。
結果として、班長は私となり、この年から何故かしら副班長が設けられ、
お寺の娘の同級生が選ばれた。

この夏、私は照れながら、小学生達の出席マークを押した。

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重要文化財の盗難男・・♪    《初出2006.8.17.》

2008-05-04 09:42:45 | 時事【社会】
先程、インターネットでニュースを検索していたが、
思わず笑ってしまったが、私はこのように悪質男の再発防止を考えたりした。

読売新聞の記事で無断であるが、引用させて頂きます。



福島県・会津若松市の鶴ケ城から盗まれた国指定・重要文化財など3点が、
11年ぶりに発見されたことに絡み、
文化財を買い取りに同市に求めていた40歳代の元・会社員が、
会津若松署に公文書偽造容疑で逮捕され、この文化財を盗んだと供述していたことが16日に解った。

男は、東北や関西地方などで、
同様の犯行を繰り返していたことを仄(ほの)めかして折、
被害額は数億円に上がるとみられる。



以上、引用しました。


私は、こうした男の犯行は悪質、と断定する。

盗んだ文化財は、価値観が知っている知識を持った上、
11年間にわたり国民のご興味ある方達が観られなくなった事に対してである。

日本は法治国家であるのは承知の上であるが、
こうした男に対する処罰に加え、再発防止として、
私が過日に綴った『元気あり過ぎる小父さん・・♪』に登場をお願いして頂き、
この悪質な男に向けて、散弾銃で的を外して撃って頂きたい、
と思ったりしている。



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『ホタルイカ』鮮度抜群を夢見て・・♪

2008-05-04 07:17:00 | 定年後の思い
先程、NHKの【たべもの一直線】の番組で、
『ホタルイカ神秘の光』と題された特集を偶然に視聴した。

番組の最初に特集の題字が表示された時、
私は『XXちゃん・・富山のホタルイカ・・NHKで・・』
と家内に大声で伝えた・・。


富山県の滑川港からの漁船で、ホタルイカを獲る情景、
船上の炭火焼などが映し出されていた。

その後、東京のスタジオに特別輸送されたホタルイカを刺身、
そして30秒ほど熱湯に通した後のシャブシャブの情景が放映されていた。

滑川港の漁師の方が、いずれも出演されて折、
ホタルイカは何より鮮度こそ重要、と発言されていて、
私なりにおぼろげながら了解ができたのである。


私は東京の郊外に住む身であるが、
イカ料理は好きな食べ物のひとつで、
スーパーで買い求めたり、旅行先で食べたりしてきたが、
新鮮さが何より優先する、と思っている・・。

ただ、ホタルイカに関しては、最寄のスーパーで買い求めたが、
期待した以上、美味しくなかったのである。
旅行先でも、これまで残念ながら、賞味した経験は未知であった。


私達夫婦は家内の母と3人で、18日(日曜日)より、
富山市内の観光ホテルに5泊6日で温泉滞在をするので、
夢まで見たホタルイカの鮮度の良いに巡り逢えますように、
と微笑みながら視聴していたのである。

魚、野菜などは鮮度こそ命と古来から云われているが、
特に漁師のベテランのお方も明言されたと折、
ホタルイカは鮮度こそ何よりの美味かしら、
と改めて学んだりしたのである。

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