夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

我家の庭、初夏の情景は・・♪

2008-07-01 18:17:26 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、午前中は曇り空であり、
7月にしてみれば涼しい感じられ、
買物、散策は暑さに苦手な私にとっては快適であった。

昼食後、主庭に下り立ち、煙草を喫っていると、
燦燦と陽射しが射し込みはじめ、
空はブルースカイとなり、急に暑さを増してきたので、
私は木陰の下でたたずんだりした。


草花の半夏生(ハンゲショウ)が10数本あり、
平年どおり梅雨の時節、上部の葉が白く染められている。

そして唐糸草(カライトソウ)の可憐なピンクの花が、
3日ほど前から彩(いろど)りはじめている、

これからの我家の主役は、
アメリカ芙蓉(フヨウ)の6本ばかりであるが、
夏の1ヶ月ほど気品を秘めて華やかに咲いてくれ、
ただいま数多くの莟(つぼみ)を見せてくれる。


居間の付近に紫木蓮(シモクレン)があるが、
桜が咲く前の頃には、紫色の大きな花が盛大に咲き、
春爛漫の到来のまえぶれに相応しく華やいだ情景を見せてくれている。

この紫木蓮も5月過ぎに大幅に枝葉を剪定すると、
今の梅雨の時節に10数輪の花が咲き、主(あるじ)の私の性格に似たらしく、
狂い花となり彩っているのである。

私はご近所の手前少し遠慮して咲いて欲しいと思ってるが、
春と同様に華やかに咲き、少し困ったりしている。


玄関庭は紫露草(ムラサキ・ツユクサ)の群蒼色の花は咲きはじめ、
昨年から植え込んだ高砂木槿(タカサゴ・ムクゲ)がたわわな莟が観られ、
いつ咲いてくれるか朝夕眺めているのである。
そして夏の終わりの頃になると、
数多くのタマスダレの白い花が彩ってくれる。


このような思いを重ねていると、
主庭の樹木と樹木の間を20前後の蜻蛉(とんぼ)が舞っている。

3日前の午後、家内が、
『貴方・・蜻蛉よ・・たくさん・・』
と私に教えてくれたことを思い出した。

そして群れをなして悠然と舞っているが、
ひとつの蜻蛉だけは群れから勝手に離れて、
自在に舞って折、私に似ているのかしら、
と私は思わず微苦笑したりした。

15分ぐらい舞った後、蜻蛉の群れは青い空に向かい、
そして独りぼっちの蜻蛉も群れに遅れながらも、
何処に去って行った。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文月(ふみづき)を迎えて・・♪

2008-07-01 06:57:59 | 定年後の思い
昨夜、水無月(みなづき)の6月のカレンダーにさよならを告げ、
今年も早くも半年が過ぎたと感じたのである。

文月の7月を迎えるが、
古人より夜のひとときも長くなるので書物を開きなさい、
と伝えられているが、
私なりに更に読書をし、心を深めなさい、
と天上の神々から告げられていると解釈している。

庭の手入れをしたり、初夏の樹木、草花を移ろいを享受し、
暑さの苦手な私なりに緑陰でひとときを過ごすのが、
年金生活の毎年のならわしとなっている・・。

そして、どちらか定まっていないが、
2泊3日前後で限りなく美しい日本の情景を誉(ほ)めに、
旅行に出かける予定である。



ブログランキング・にほんブログ村へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする