夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

真夏のひととき、本屋に寄れば・・♪

2008-07-20 20:13:26 | 読書、小説・随筆
私は、10時半過ぎに駅前に行き、メガネを新調する為に選定した後、
本屋に寄った。

これといって欲しい本がなく、中々定まらず、
結果としては、2冊の本を購入した。

海江田万里・著の『団塊漂流~団塊世代は逃げ切ったか~』(角川ONEテーマ21)、
臼井幸彦・著の『映画の中で出逢う「駅」』(集英社新書)であった。

前書に関しては、私よりひとつ下の世代であり、
私は25歳の時に、ある企業に中途入社したので、
彼等と入社まもなくして机を並べた関係で、
私としては友人が多いのである。
副題の《団塊世代は逃げ切ったか~》に関心があったので、
購入したのである。

後書は、映画の作品の中で、ドラマとして「駅」をとりまくシーンも、
人生のひとこまとして欠かせない情景と確信しているので、
買い求めたのである。


このような形となったが、
真夏の日中、居間のクーラーの冷気につつまれた中、
ソファに座ったり、簡易ベットに横たわって読んだりしているが、
私の心身は、これ以上の贅沢のひとときはない、
と感じて過ごしている。


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朝涼(あさすず)のひととき・・。

2008-07-20 18:06:31 | 定年後の思い
東京郊外は、曇り空の朝を迎え、涼しげな空気につつまれている。

私は玄関庭の外れにある淡紫色の高砂木槿(タカサゴ・ムクゲ)の花を眺めたり、
塀際に群生している蒼色の紫露草(ムラサキ・ツユクサ)花を誉(ほ)めたりしていた。

そして、居間に戻り、テラスに下り立ち、
煙草を喫いながら、淡紅色と白色の大輪のアメリカ芙蓉(フヨウ)を眺めているが、
朝のひととき、陽射しを受けていないので、
ひっそりと花を閉じている・・。

ここ数日の私の早朝のひとときであるが、
このような情景に心を寄せたりしていると、
社会の喧騒は遠い世界の出来事のように思えたり、
まるで隠居した淡々とした心情になれるから、
独り微苦笑している。

私は年金生活の63歳の身であるが、
まだまだ数多くの欲望も野望も秘めた拙(つたな)いひとりであり、
朝涼のひとときの情景にわずかに心を染められたかしら、
と感じたのである。

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