夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『ワダツミの木』の歌が街に流れていた頃・・♪

2008-07-17 17:04:44 | 音 楽
昨夜、NHK総合テレビで夜11時から、
『SONGS』という音楽番組を視聴した・・。

先週は絢香ちゃんで、『三日月』の歌がラジオから流れていた頃、
私は年金生活の2年生であったが、魅了されて3か月程毎日聴いたりしていた。

今回は、元 ちとせの出演で、久々に彼女の歌声を聴き、
『ワダツミの木』が街に流れた2002年の早春の頃、
私は・・と過ぎ去った日々を思いだされた・・。


私は現役時代で、あるレコード会社の本社勤務より、
出向となり、不馴れな遠方にある物流情報センターに勤めだし、
3年目の頃であった。

朝は4時45分に起床し、帰宅は早くても夜の9時のサイクルを過ごしていたが、
最初の頃の私なりの失墜感は消えうせて、
順応し、それなりの苦楽を第三者の視線で眺められる時でもあった。

物流情報センターの倉庫を7時過ぎに退社し、
ある駅前までバスを利用した後、
バス・ターミナルから小田急線の改札口までの繁華街を歩いていた時、


♪星もない暗闇で
 さまよう2人がうたう歌

【 『ワダツミの木』 作詞・作曲・上田 現  歌・元 ちとせ 】


歌が聴こえ、私は不思議な哀切感ある歌声に、
何かしら慰めを頂いたような心情となったのである。

そして私はまもなくして、このお方のプロフィールを知り、
奄美大島出身で島唄を取得されていたと知ったり、
社会の片隅に於いては、村起こしのような島ブームのような空気に変わった、
と私は感じられたのである。


その年の初夏の頃に、
このお方のファースト・アルバムの『ハイヌミカゼ』と題されたCDが発売された。
私はある駅前の大型CD販売店で新譜予約し、
発売日の前夜に入手して、CDウォークマンで通勤中の電車の中などで、
盛んに聴いたりしていた・・。


♪ここにいるよ あなたが迷わぬように
 ここにいるよ あなたが探さぬように

【 『ワダツミの木』 作詞・作曲・上田 現  歌・元 ちとせ 】


私はその後、かっての本社のメンバーと都心で懇親会のひととき、
『元 ちとせに魅了されているが・・
うちの会社では・・発掘し発売するまでの長い期間は・・
とても無理だよね・・』
と私は彼女の歌声の個性を絶賛した後、制作畑の友人に云ったりしていた。


私はその後、2年が過ぎ、定年退職を迎えて、
そして年金生活となり、日々を過ごしている。


昨夜、番組を視聴している時、
歌の合い間に彼女自身が語られた言葉として、
自身は結婚し、3歳の娘と過ごしいる、
と話されたり、
大変にお世話になった作詞・作曲された上田 現が亡くなわれた、
と語られたりしていた・・。


余りにも過ぎ去った日々は、早く感じられるが、
あの頃に夢中に聴いたアルバムを久々に、
私は深夜に聴いたりした。


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改めて、いしだあゆみ・女史から学び・・♪

2008-07-17 10:06:35 | 定年後の思い
私は昨夕、【YOMIURI ONLINE】に於いて、
新たなるサイト【 新しい大人たち 】(が増設されたと綴ったが、
私の誤りで、既に2月29日より開設されて折、
お読み頂いた方に、深くお詫びいたします。

私はときおり読売新聞に寄る【YOMIURI ONLINE】を見ているが、
バナー広告のように、【 新しい大人たち 】のサイトが表示されていたので、
新しいサイトが設けられた、
と思い込んでしまったのである・・。

私は齢を重ねても、単細胞のような思い込みがあり、
恥じているのが今朝の心情である。


さて、ひとつの企画コーナーとして、
『大人が語る』と題し、
今回は女優・いしだあゆみさんが起用されているが、
深夜に私は精読し、ひとりの女性としても、いしだあゆみ・女史から、
学んだのである・・。

http://otona.yomiuri.co.jp/culture/interview/

もとよりインタビューの記事であり、
無断であるが、1部を引用させて頂きます。


いしださんは、人間がお好きなんですね・・
とインタビューの問いに、

大好き! おもしろいもん、人間って。
10人いたら10人、価値観が違うし。

と応(こた)えている。



私はそれぞれの相手方の価値観を認めれば、
極端なことを云えば、政治・外交、宗教・民族に差異による戦争などは起こらない、
と微苦笑しながら思ったりしたのである・・。

しかし、この後のインタビューで、
いしだあゆみ・女史は、人生の哲学のように、
明言している。


【・・
でも、それで衝突したりすることは、ないんですか?
と問いに、

ないです。
「あ~おもしろいな~」と思うだけ。
だから、人間関係でストレスってないですね。
自分と合わない人は最初からわかるから、逃げます。
だって、無理に合わせることないもの。
・・

と応じている



私は深夜のひととき、いしだあゆみ・女史のこれまで歩まれてきた人生に思いを馳せ、
混迷している昨今の社会状況を重ねたりし、
この明言もまぎれなくひとつの秘訣かしら、
教示されたのである。



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