夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

春先の昨今、どうして寝坊することが多くなったの、と69歳の私は苦笑して・・。

2014-03-16 15:34:27 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の69歳の身であるが、
今朝ぼんやりと目覚めて30分ぐらいまどろんだ後、
横を眺めると家内はいなく、ノソノソと私は起きだして、一階の居間に降りだした・・。

陽射しは燦々と照らす居間の中で、家内は洗濯の合間、テレビのNHKの連続ドラマを視聴していた。
私は8時過ぎかょ、と寝坊してしまったことが解り、
『春眠・・暁(あかつき)を覚えず・・』
と私は朝の挨拶代わりに、寝坊した照れ隠しに家内に大きな声で言ったりした。

私はこれといった専門分野の学識は恥ずかしながらなく、単なる役立たずの雑学ばかりの拙(つたな)い身であり、
確か、春眠、暁(あかつき)を覚えず、は、中国の唐時代に、
詩人の孟浩然(もうこうねん)が遺(のこ)された詩の一節だったかしら、と苦笑したりした。

この後、私は洗面して着替えた後、コーヒーを淹れたり煎茶を淹れながら、
昨夜は10時半過ぎに布団にもぐりこんで本を数ページ読んだりしている中、
眠くなり消灯した。
そして昨今は、やはり今年の9月になれば古希と称される70歳になるので、
もとより体力も衰え、読書の意欲も薄らいだのかしら、と思いながら寝付いてしまった。
          

今年の冬は私の住む地域は30数年ぶりの寒さとなり、稀な大雪が降ったり、
私たち夫婦は、北海道に3度ばかり旅を重ねたりしてきた。
そして平素は買物専任者の私は、スーパー、専門店に行ったり、
その後に自宅付近の3キロ範囲の中をひたすら歩いたりしてきた・・。

こうした中で、早朝に目覚めると、布団から起きだしたりする時、
或いは散策して風吹く時に寒さを感じたりする時、
人生は気合いだ、と心の中で呟(つぶや)いたりしていた。

こうしたことは、高齢者は風邪を退くのは天敵だ、と思いながら叱咤激励をしてきたので、
今年の冬は冬眠のような生活を送らずに過ごしてきた。
          

思い馳せれば、私の定年前の5年間は、リストラの烈風の中、私は出向となり、遠方の勤務地の為、
起床が4時45分とし、そして始発のバスに乗り、小田急線の電車の通勤途上で、
真冬の時節の頃は日の出を迎えたりしていた。

帰宅も夜の9時過ぎが多く、もとより睡眠不足となり、
休日の時の昼下がりに昼寝をして補(おぎな)ってきた体験がある。

そして50代の後半で体力テストは勘弁してほしい、と思いながらも、
自分の敵は自分であり、努力しなければ何事も手に入らない、と奮闘してきた・・。


やがて定年後の私は、年金生活を始めて、だらけた日常生活を過ごしたくないので、
日の出前に起床することを殆ど実践してきたし、家内も5分遅れぐらいで起きだして、
洗濯などを始め、そして台所を清めたりし、この付近で我が家はゴミ出し一番が圧倒的に多かった。

そして年金生活3年生の頃から、日の出前の起床は、時間で勝負する現役サラリーマン時代は終わったのだから、
無理に日の出前の起床は止めようと思い、
その後は日の出前とその後は、大相撲の世界でたとえれば8勝7敗ぐらいで過ごしてきた。

こうした中で、ときには昼寝もしたりして、年金生活の何よりの特権かしら、
と微苦笑したりしてきた。
          

このようなことを思い浮かべ、昨今は春の匂いを感じることが多く、
その上に私は買物に行くと、4月から消費税のアップの影響かしら、買物先が混雑し、
我が家も負けじと、家内からの指示で、あちらこちらのスーパーで買物専任者の私は、
孤軍奮闘を重ねてきた・・。

こうしたことなのか昨今は、寝付きが早く、その上に7時間眠っても、
寝坊してしまうことが多くなっている。

早寝早起き元気な児、と古来より賞賛される明言があるが、
69歳の私は縁遠いかしら、と寝坊した私は苦笑したのは朝の8時半過ぎであった。

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コメント (2)
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