私は東京郊外の調布市に住む年金生活の69歳の身であるが、
中小業の民間会社に35年近く勤めて定年退職した2004年〈平成16年〉の秋に定年退職後、
私の半生は、何かと卑屈と劣等感にさいなまれ、悪戦苦闘の多かった歩みだったので、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたと思い、年金生活を始めた・・。
そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に築後36年を迎える古ぼけた一軒屋に住み、
お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
この間、私が65歳になる直前に、調布市高齢者支援室より、『介護保険被保険証』が郵送され、
そして『介護保険料』の請求書が同封されてきた。
『俺も高齢者となり、介護保険証を持つ身になったよ・・』
と私は微苦笑しながら、家内に言ったりしてきた。
家内は私より5歳ばかり若い身ながら、私たち夫婦は共に厚生年金、そしてわずかながら厚生基金を頂き、
年金生活の夫婦となっている。
そして原則として私の厚生年金は『老齢基礎年金』と明示され、
年金支給額より『所得税』が差引かれ、住民税の『市民税・都民税』、『介護保険料』、『国民健康保険税』などが
差し引かれている。
こうした中、恥ずかしながら『介護保険』についても、
幸いに私たち夫婦は、大病もせず五体満足で過ごしてきたので、漠然とした思いで過ごしている。
先ほど、【YAHOO! JAPAN】を開き、たまたま『雑誌』のコーナーを見ていて、
《 介護制度手続き -親が倒れて安心な町、心配な町 》
という見出しがあり、どういうことなの、と思いながらクリックした。
そしてビジネス総合誌として名高い雑誌『プレジデント』より、3月26日(水)に配信された記事と解り、
私は安心しながら精読した。
無断であるが、保健ジャーナリストの西内義雄さんが寄稿文の中で、介護制度の手続きに関してだけ、
要旨をさせて頂く。
《・・介護制度手続き -親が倒れて安心な町、心配な町
高齢の親が脳や心臓の病気、骨折などで入院したら……。
年末年始に帰省して「親の介護」が頭をかすめた人も多いことだろう。
いったん病気になると、杖や介助がないと自由に動けなくなることも珍しくないからだ。
実は、万一親が倒れた場合、身内がいかに早く関連する制度の「手続き」をしてあげるかで、
親の「生活の質」に大きな差が出ることをご存じだろうか?
たとえば、高額な医療費の自己負担限度額を超えた分が支給される高額療養費。
その限度額を超える分を最初から支払う必要をなくす限度額適用認定証。
自力生活が難しくなれば介護認定。
後遺症が残るなら身体障害者認定も視野に入れることとなる。
これらの制度は、ほとんどが申請しなければ何も始まらないものばかり。
いくら健康・介護保険料を滞りなく支払っていても、誰かが動かない限り何も始まらない。
また、その手続きはどれも複雑で時間がかかる。
介護認定を例にとると、
①まず保険者(国保なら住民票のある自治体)に申請を出す。
②その後本人への調査が入るが、結果が出るまで1カ月近くかかる。
③つまり、退院後すぐに介護保険を利用したサービスを利用したければ、
入院中に申請を出すのがベストだが、遅れる人も多い。
④特例として認定前からサービスを利用することもできるが、
認定されなければ全額自己負担になるし、認定されても申請をした日までしか
自己負担の減免はさかのぼることができない。・・
⑤第1号保険料(65歳以上)の介護保険料を例にとると、
現在(平成24~26年度:第5期)の全国平均は月額4972円だが、
自治体別に見ると月額2800~6680円と4000円近い地域格差がある。
厚生労働省は現在、介護の必要度が低い「要支援1、2」へのサービスの一部を
全国一律の介護保険サービスから市町村事業に移行させる見直し案を検討中と伝えられている。
これが始まったら、さらなる地域格差が生まれる可能性もある。・・》
注)記事の原文に、箇条書き、改行を多くした。
私たち夫婦の両親は、家内は母だけとなり、私より14歳齢上の後期高齢者で84歳となっている。
家内の父は私が定年退職時の直前に病死し、その後は一戸建てで独り住まいとなっている。
2年前ごろに膝(ひざ)を悪化して、最寄りの病院に通院している中、
市からの福祉専門の方からアドバイスを頂き、やがて家内と調整を繰り返した後、
現在は生活の一部について部分的な介護を必要とする状態の『要支援2』となっている。
こうした我が家の家内は、少しばかり経過状況は認識しているが、
私は時折聞いたりしてきたが、少なからず漠然とした心情もあったりした。
今回、私たち夫婦は子供にいないし、私は今年の9月誕生日を迎えると古希と称される70代に入門となり、
やがて齢を重ねて、介護制度を縋(すが)ることも考えられるので、
私自身も、真摯に介護制度の手続きを遅ればせながら、初めて学んだりした。
そして私は介護保険料はここ数年は毎年8万円前後支払っているが、
てきたならば介護にお世話になりたくないなぁ、と思いながら、
自宅の付近の3キロ範囲にある遊歩道、小公園などひたすら歩いたりしている。
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中小業の民間会社に35年近く勤めて定年退職した2004年〈平成16年〉の秋に定年退職後、
私の半生は、何かと卑屈と劣等感にさいなまれ、悪戦苦闘の多かった歩みだったので、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたと思い、年金生活を始めた・・。
そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に築後36年を迎える古ぼけた一軒屋に住み、
お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
この間、私が65歳になる直前に、調布市高齢者支援室より、『介護保険被保険証』が郵送され、
そして『介護保険料』の請求書が同封されてきた。
『俺も高齢者となり、介護保険証を持つ身になったよ・・』
と私は微苦笑しながら、家内に言ったりしてきた。
家内は私より5歳ばかり若い身ながら、私たち夫婦は共に厚生年金、そしてわずかながら厚生基金を頂き、
年金生活の夫婦となっている。
そして原則として私の厚生年金は『老齢基礎年金』と明示され、
年金支給額より『所得税』が差引かれ、住民税の『市民税・都民税』、『介護保険料』、『国民健康保険税』などが
差し引かれている。
こうした中、恥ずかしながら『介護保険』についても、
幸いに私たち夫婦は、大病もせず五体満足で過ごしてきたので、漠然とした思いで過ごしている。
先ほど、【YAHOO! JAPAN】を開き、たまたま『雑誌』のコーナーを見ていて、
《 介護制度手続き -親が倒れて安心な町、心配な町 》
という見出しがあり、どういうことなの、と思いながらクリックした。
そしてビジネス総合誌として名高い雑誌『プレジデント』より、3月26日(水)に配信された記事と解り、
私は安心しながら精読した。
無断であるが、保健ジャーナリストの西内義雄さんが寄稿文の中で、介護制度の手続きに関してだけ、
要旨をさせて頂く。
《・・介護制度手続き -親が倒れて安心な町、心配な町
高齢の親が脳や心臓の病気、骨折などで入院したら……。
年末年始に帰省して「親の介護」が頭をかすめた人も多いことだろう。
いったん病気になると、杖や介助がないと自由に動けなくなることも珍しくないからだ。
実は、万一親が倒れた場合、身内がいかに早く関連する制度の「手続き」をしてあげるかで、
親の「生活の質」に大きな差が出ることをご存じだろうか?
たとえば、高額な医療費の自己負担限度額を超えた分が支給される高額療養費。
その限度額を超える分を最初から支払う必要をなくす限度額適用認定証。
自力生活が難しくなれば介護認定。
後遺症が残るなら身体障害者認定も視野に入れることとなる。
これらの制度は、ほとんどが申請しなければ何も始まらないものばかり。
いくら健康・介護保険料を滞りなく支払っていても、誰かが動かない限り何も始まらない。
また、その手続きはどれも複雑で時間がかかる。
介護認定を例にとると、
①まず保険者(国保なら住民票のある自治体)に申請を出す。
②その後本人への調査が入るが、結果が出るまで1カ月近くかかる。
③つまり、退院後すぐに介護保険を利用したサービスを利用したければ、
入院中に申請を出すのがベストだが、遅れる人も多い。
④特例として認定前からサービスを利用することもできるが、
認定されなければ全額自己負担になるし、認定されても申請をした日までしか
自己負担の減免はさかのぼることができない。・・
⑤第1号保険料(65歳以上)の介護保険料を例にとると、
現在(平成24~26年度:第5期)の全国平均は月額4972円だが、
自治体別に見ると月額2800~6680円と4000円近い地域格差がある。
厚生労働省は現在、介護の必要度が低い「要支援1、2」へのサービスの一部を
全国一律の介護保険サービスから市町村事業に移行させる見直し案を検討中と伝えられている。
これが始まったら、さらなる地域格差が生まれる可能性もある。・・》
注)記事の原文に、箇条書き、改行を多くした。
私たち夫婦の両親は、家内は母だけとなり、私より14歳齢上の後期高齢者で84歳となっている。
家内の父は私が定年退職時の直前に病死し、その後は一戸建てで独り住まいとなっている。
2年前ごろに膝(ひざ)を悪化して、最寄りの病院に通院している中、
市からの福祉専門の方からアドバイスを頂き、やがて家内と調整を繰り返した後、
現在は生活の一部について部分的な介護を必要とする状態の『要支援2』となっている。
こうした我が家の家内は、少しばかり経過状況は認識しているが、
私は時折聞いたりしてきたが、少なからず漠然とした心情もあったりした。
今回、私たち夫婦は子供にいないし、私は今年の9月誕生日を迎えると古希と称される70代に入門となり、
やがて齢を重ねて、介護制度を縋(すが)ることも考えられるので、
私自身も、真摯に介護制度の手続きを遅ればせながら、初めて学んだりした。
そして私は介護保険料はここ数年は毎年8万円前後支払っているが、
てきたならば介護にお世話になりたくないなぁ、と思いながら、
自宅の付近の3キロ範囲にある遊歩道、小公園などひたすら歩いたりしている。
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