私は東京の調布市の片隅に住む年金生活の71歳になったばかりの身であり、
昨夜のひととき、10年前のブログの投稿文、どのように綴っていたか、と読み返したりした。
私はある民間会社に35年近く勤めて2004年(平成16年)の秋に定年退職後となり、
多々の理由で年金生活を始め、まもなくブログの世界を知った。
そしてブログの投稿文を始め、やがて年金生活で初めての誕生日を迎え、
2005年(平成17年)9月27日に投稿した文である。
恥ずかしながら、素直に再公開すれば下記通りである。
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【9月27日に生まれて・・♪
私は昭和19年9月27日に生を受けた。
この頃、東京の郊外でも、軍事工場が近くにあったので、ときたま空襲があり、
私の生まれた家でも近くにあり、多少の影響を受けた。
私の家では、農家であったので、宅地の外れに大きな防空壕で備え、
母屋と防空壕、そして田畑を行き来していた、
と後年になった時、聴いた。
こうした敗戦濃厚の時代に生を受けたので、
小学校の高学年の時、一葉の写真を見た時は、
その夜は子供ながら、浅い眠りとなった。
この写真は、天皇陛下の横で悠然とたたずむマッカーサー元帥の姿であった。
そして私の生を受けた一年後であったので、なおさら印象深く、私の心に残った。
今朝の読売新聞の『編集手帳』にも綴られていたので、引用させて頂きます。
昭和天皇が東京・赤坂の米国大使館に
マッカーサー元帥を訪問したのは、
1945年(昭和20年)9月27日であった。
2日後に新聞各紙に写真が残った。
モーニング姿で直立する陛下の隣で、
開襟シャツの元帥が腰に両の手を当てて悠然とたたずむ。
勝者と敗者の違いを伝えて、余すところがない。
以上、新聞記事から引用しました。
私は小学校より、アメリカに対して複雑な思いで昭和50年を迎えた。
この頃までは、敗戦の間際にソ連が北海道占領プランがあった、
とおぼろげながら何かの本で読んだりしていた。
昭和50年のなかば、一冊の本に出会った。
『ドキュメント昭和史』(平凡社・発行)の全8巻を購入し、読み耽っていた。
この中で、第6巻目に《占領時代》を読み、この敗戦直後の状況を教示してくれた。
【日本分割占領案】が歴然と存在していた。
各国の国益をかけた外交が行なわれ、
最終的にはアメリカのトルーマン大統領の国益の基に、
アメリカ人の連合国司令官の下で統治された。
この書物のお陰で、アメリカを静観した形で、アメリカを観ることが出来た。
あの敗戦の一年後に近い9月27日は、陛下と元帥の写真を蘇るたびに、
勝者から観た歴史の背景を知り、より一層鮮明な日の想いとなった。】
このような幼い文章で綴り、この当時の私は自身の綴った文章をコピーできる技巧も無知で、
まして写真を添付するテクニックも知らず、
ただその時に思ったり、考えたりしていることを、ひたすら綴っていた時期であった。
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☆たまたま今年の5月に、福永文夫・著作の『日本占領史 1945-1952 東京・ワシントン・沖縄』(中公新書)を購読したが、
この本の帯に、昭和天皇が東京・赤坂の米国大使館にマッカーサー元帥を訪問した情景の写真があり、今回あえて掲載した☆
そして今、ブログ11年生となっているが、
私の投稿文の殆どの内容は、幼年期からサラリーマン退職時まで、
そして年金生活の日々の心情を脚色もないありのままの思い、真情を投稿文に認(したた)めたく、
あますことのないように綴ってきた。
私は綴る際は、自身のその時の心に素直に綴るようにし、
あとで振り返った時、あの時はこのような思いで過ごしていたのか、
何より自身に対して、その時の思いの心情を大切にしているひとりである。
恥ずかしながら数多くの駄文を綴ってきたが、ひとえに自身の為の心の軌跡の発露、と言っても差し支えない。
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今回、たまたま自身の10年前のブログの投稿文を読み返したが、
10年前は幼い文章、浅い内容なりに、このような思いで過ごしていたのか、と微苦笑を重ねたりした・・。
そしてこの10年、私なりの日々の出来事が走馬灯の浮かびながらも、余りにも早く過ぎ去った、
と実感を深めている。
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昨夜のひととき、10年前のブログの投稿文、どのように綴っていたか、と読み返したりした。
私はある民間会社に35年近く勤めて2004年(平成16年)の秋に定年退職後となり、
多々の理由で年金生活を始め、まもなくブログの世界を知った。
そしてブログの投稿文を始め、やがて年金生活で初めての誕生日を迎え、
2005年(平成17年)9月27日に投稿した文である。
恥ずかしながら、素直に再公開すれば下記通りである。
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【9月27日に生まれて・・♪
私は昭和19年9月27日に生を受けた。
この頃、東京の郊外でも、軍事工場が近くにあったので、ときたま空襲があり、
私の生まれた家でも近くにあり、多少の影響を受けた。
私の家では、農家であったので、宅地の外れに大きな防空壕で備え、
母屋と防空壕、そして田畑を行き来していた、
と後年になった時、聴いた。
こうした敗戦濃厚の時代に生を受けたので、
小学校の高学年の時、一葉の写真を見た時は、
その夜は子供ながら、浅い眠りとなった。
この写真は、天皇陛下の横で悠然とたたずむマッカーサー元帥の姿であった。
そして私の生を受けた一年後であったので、なおさら印象深く、私の心に残った。
今朝の読売新聞の『編集手帳』にも綴られていたので、引用させて頂きます。
昭和天皇が東京・赤坂の米国大使館に
マッカーサー元帥を訪問したのは、
1945年(昭和20年)9月27日であった。
2日後に新聞各紙に写真が残った。
モーニング姿で直立する陛下の隣で、
開襟シャツの元帥が腰に両の手を当てて悠然とたたずむ。
勝者と敗者の違いを伝えて、余すところがない。
以上、新聞記事から引用しました。
私は小学校より、アメリカに対して複雑な思いで昭和50年を迎えた。
この頃までは、敗戦の間際にソ連が北海道占領プランがあった、
とおぼろげながら何かの本で読んだりしていた。
昭和50年のなかば、一冊の本に出会った。
『ドキュメント昭和史』(平凡社・発行)の全8巻を購入し、読み耽っていた。
この中で、第6巻目に《占領時代》を読み、この敗戦直後の状況を教示してくれた。
【日本分割占領案】が歴然と存在していた。
各国の国益をかけた外交が行なわれ、
最終的にはアメリカのトルーマン大統領の国益の基に、
アメリカ人の連合国司令官の下で統治された。
この書物のお陰で、アメリカを静観した形で、アメリカを観ることが出来た。
あの敗戦の一年後に近い9月27日は、陛下と元帥の写真を蘇るたびに、
勝者から観た歴史の背景を知り、より一層鮮明な日の想いとなった。】
このような幼い文章で綴り、この当時の私は自身の綴った文章をコピーできる技巧も無知で、
まして写真を添付するテクニックも知らず、
ただその時に思ったり、考えたりしていることを、ひたすら綴っていた時期であった。
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☆たまたま今年の5月に、福永文夫・著作の『日本占領史 1945-1952 東京・ワシントン・沖縄』(中公新書)を購読したが、
この本の帯に、昭和天皇が東京・赤坂の米国大使館にマッカーサー元帥を訪問した情景の写真があり、今回あえて掲載した☆
そして今、ブログ11年生となっているが、
私の投稿文の殆どの内容は、幼年期からサラリーマン退職時まで、
そして年金生活の日々の心情を脚色もないありのままの思い、真情を投稿文に認(したた)めたく、
あますことのないように綴ってきた。
私は綴る際は、自身のその時の心に素直に綴るようにし、
あとで振り返った時、あの時はこのような思いで過ごしていたのか、
何より自身に対して、その時の思いの心情を大切にしているひとりである。
恥ずかしながら数多くの駄文を綴ってきたが、ひとえに自身の為の心の軌跡の発露、と言っても差し支えない。
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今回、たまたま自身の10年前のブログの投稿文を読み返したが、
10年前は幼い文章、浅い内容なりに、このような思いで過ごしていたのか、と微苦笑を重ねたりした・・。
そしてこの10年、私なりの日々の出来事が走馬灯の浮かびながらも、余りにも早く過ぎ去った、
と実感を深めている。
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