夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

健康で長生きをすれば、やがて公的年金は1億円が支給されたことになる、と老ボーイの私は、夢想して・・。

2016-02-05 13:59:54 | ささやかな古稀からの思い
私は民間会社の苦楽の多い中小業の会社に35年近く奮戦し、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
多々の理由で年金生活を始め、早や12年生となっている身である。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住んでいる。
         
私は71歳の身となり、家内は66歳となり、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

我が家の両親は、無念ながら家内の母だけとなり、我が家から遠い地で独り住まいをしているが、
家内の母は自身の身の周りは出来ても、長女の家内は季節の変わるたびに、
大掃除、季節ごとの室内のカーテン、布団、暖冷房器具、衣服、庭の手入れなどで、
7泊8日前後で母宅に泊りがけで行っているのが、ここ11年の恒例のようになっている。

そして昨年より家内の母は、膝(ひざ)、腰も悪化して、家内は介護で行く時もあり、
この間、私は我が家で『おひとりさま』の生活をしてきた・・。
       

今朝、家内は始発バスに乗車して、家内の母の宅に行った。

やがて私は、ときには早朝の散策も身体に良いかしら、と思いながら、
我が家の近くに流れている野川の遊歩道を歩いたり、公園に寄ったりした。

こうした中で、公園の広い芝生で30数人の男女が少し間隔を開けて、身体を動かしていた・・。

私は遠望から眺めていて、ゆったりとした動作であったので、
もしかしたら中国で発生した『気功』かしら、と思ったりした・・。

何かしら主に体内に「気」を循環させ「気」の質やコントロールする能力を高める内気功と、
身体に必要な「良い気」を外から体内に入れ、
身体に合わない「悪い気」を体外に排出させるなど「気」の積極的な交換を行う外気功とに大別される、
と過ぎし日に、私は雑誌で読んだりしてきた。

そして30数人の男女は、私と同じような年配の人たちで、
健康と気力がセカンド・ライフの中で、何よりも欠かせない、と感じたりした。
       

やがて帰宅後、朝食を独りで頂いた後、居間に陽射しが差し込んでいる所で、ぼんやりとしていた・・。

過ぎし2014年の平均寿命は、女性86.83歳、男性80.5歳と大幅に伸び、
健康寿命も女性は約74歳、男性は約71歳で、
晩年期の難関として、健康寿命から平均寿命までは、女性が約12年、男性が約9年となっていることを
思い浮かべたりした。

こうした中で、2014年簡易生命表による生存率に寄れば、90歳時点でも女性の48.3%、男性の24.2%は、
95歳時点でも女性の24.4%、男性の8.7%、お元気な方もいる。

このような状況の中、40兆円の医療費は65歳以上が半分以上を占め、
やがて団塊の世代が75歳以上となる2025年には、要介護者が爆発的に増加し始め、約50兆円に達すると予測されている。

しかし、団塊の世代が75歳以上となる時は、介護職員を253万人に増やす必要があるにもかかわらず、
推計では介護職員は215万2000人にとどまり、37万7000人の不足が生じると予測されている。
          
このようなことを思い浮かべたりすると、溜息を重ねたりし、
やがて介護に無縁で、長生きして公的年金を1億円まで支給されるまで、と夢想した・・。
       

健康でいきいきとした日常生活を過ごせるのは、少なくとも歩くことが肝要である。
そして殆ど方は公的年金を頂き、国民健康保険、介護保険、所得税などを支払い、
ご自身のいきがいを主針として過ごせれば、心身健全かしら、と思い重ねたりした。

我が家の場合は、厚生年金は夫65歳以上、妻は60歳以上の夫婦のみの無職世帯の平均受給額に近いが、
やがて長寿となれば、通算として1億円が支給されたことになるよなぁ、と微笑んだりした。

そして出来うれば、介護にお世話にならず、
国と私たち夫婦は、お互いに微笑み合うことができる互恵関係でいられるよなぁ、
と夢想を重ねたりした。

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