夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

バレンタインデーの経済効果を学び、老ボーイの私は微苦笑を重ねて・・。

2016-02-14 15:19:04 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅に住む年金生活の老ボーイの71歳の身であるが、
今朝、配達された読売新聞の朝刊を煎茶を飲みながら、読んだりした。

やがて私は8ページの【経済】のひとつの記事を読み終わった後、微苦笑を重ねてしまった・・。

読売新聞の経済部次長・下宮崇さんが、定例として『エコノ考』と題して記事を連載しているが、
今回は【チョコの味 甘く切なく】と副題を掲げられていた。

私はバレンタインデーの経済効果を学び、微苦笑をさせられ、
無断であるが、氏の記事を転記させて頂く。

《・・胸騒ぎの一日であり、ほろ苦い空騒ぎの日々であった。2月14日はバレンタインデーである。

本場の欧米では、男女を問わず花やケーキなどを贈り合うというが、
そもそもローマの聖人バレンティヌスの殉教の日が贈り物を交換し合う日になった理由は定かでない。

日本では1970年代以降、なぜか、女性が男性にチョコレートを贈って愛を告白するという独特の習慣が定着した。
日本記念日協会は、今年のバレンタインデーの経済効果を約1340億円と推計している。
クリスマス(約7000億円)には遠く及ばないが、ハロウィーン(約1220億円)や母の日(約1120億円)を上回る規模だ。
            

もっとも、この市場を支えているのは「本命チョコ」ではないらしい。
江崎グリコの調査では、女性が贈る相手は「女性の友達」が45%と最も多く、
次いで「父親」「交際相手」「夫」と続く。
「好きな人・告白したい人」は9%にとどまった。

つまり、女性から女性に贈る「友チョコ」が主流となっており、この傾向は2000年代前半、中高生の間で広がり始めたという。

「義理チョコ」の行方が気になるが、バブル期のOLが男性の上司や同僚に渡す負担はかなり重く、
“自粛令”を出す職場もあったことを思えば、もって瞑めいすべしである。

バレンタインデーが土日に重なると義理チョコ需要が減ると、百貨店やスーパーなど業界関係者は嘆いたものだ。

バレンタインとチョコを結び付けたのは、日本の菓子メーカーの商魂だとしても、
冬の風物詩に育てた功労者は、お中元やお歳暮といった贈答文化が根付く日本的慣習に目を付けた人かもしれない。

ビジネスチャンスは、知恵の絞り方次第でどこにでも転がっている。
欧米では子ども中心のハロウィーンが、日本では巨大テーマパークが火付け役となり、大人も街中で仮装する独自のイベントに大化けした。

義理から友へと時代は移れど、昭和世代としては、本命チョコへの郷愁も捨てがたい。
「サラダ記念日」の俵万智さんが短歌で詠んでいる。
 <男ではなくて大人の返事する君にチョコレート革命起こす>

とかく損得が重んじられる昨今、経済効果では計りきれない大切な何かを思い出させてくれる一日ではある。・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。
            

私は家内がスーパーで買い求めたチョコレートを総計千円以内の三種類を頂いたが、
私は一粒だけ家内から進められて、食べたりした。

我が家は、子供に恵まれなかったので、二人だけの家庭であり、
残りすべてを家内が、結婚以来食べる習慣となっていて、今年も家内が食べたりしている。

私は高価なチョコレートには関心はなく、
特売として80円前後の板チョコには好感しているが、三が月に一度ぐらい食べれば充分となっている。

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