私は東京の調布市に住む年金生活の老ボーイの71歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
家内は私より5歳若く、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
本日の昼下がり、ネットでニュースを見たりしていた中で、
【 夏休み「お盆玉」の憂うつ 「孫に会うのにカネ必要・・」】と題された見出しを見た。
そして私は息子、娘もいなく、まして孫もいなく、知人、友人たちから子供や孫に何かと出費が多くて・・、
と聞いたりしてきたが、私はあくまで漠然となっている・・。
このような心情もあり、どのようなことなの、と思いながら記事を精読してしまった。
この記事の原文は、『週刊ポスト』の2016年7月8日号に掲載された記事のひとつで、
関連の『NEWS ポストセブン 』に於いて、6月30日に配信された記事であり、
無断であるが転載させて頂く。
《・・すでに全国各地で真夏日を記録するなど、夏休みシーズンが近づくにつれ、
孫の帰省を心待ちにしているシニアも多いはず。
だが、ここ数年、新たな夏の風物詩に苦しめられている高齢者が増えているという。
東北地方に暮らす佐々木雄二氏(仮名・63歳)が、ため息まじりに打ち明ける。
「お正月とお盆に遊びにくる孫の顔を見るのが、楽しみだったのですが、
去年ぐらいから、孫との時間を心から楽しめなくてね。
昨夏、孫の『お盆玉ちょうだい』って言葉が頭に残っていて・・。
孫に会うにも、お金が必要な時代なんですかね」
聞き慣れない言葉だが、この「お盆玉」が夏の新常識となりつつある。
お盆玉とは、お年玉のお盆版のことで、山形県の一部地域で、江戸時代に行なわれていた風習が起源とされている。
当時、奉公人に衣類や下駄を贈る「お盆小遣い」という風習があり、
昭和初期に、子どもにお小遣いをあげる習慣に変化したと言われている。
現代によみがえったのは、山梨県に本社を構える企業が2010年に「お盆玉」を商標登録し、
ポチ袋を「お盆玉袋」として、販売したことがきっかけだ。
2014年からは郵便局も取り扱うようになると、一気に全国へと広まった。
日本郵便の広報担当者がいう。
「2015年のお盆玉袋の売り上げが、前年を上回ったことからも、需要は確実に高まっていると感じています。
今年の売り上げも、昨年を上回ると予想されています」
お盆玉の相場は、お年玉と同等、もしくはそれよりも若干少ない金額とされている。
ちなみにお年玉の相場は、「年齢÷2X1000円」が一般的だ。
思いもよらぬ新たな文化の出現に苦悩するのは、冒頭の佐々木氏をはじめとするシニア世代だ。
佐々木氏は妻との2人暮らしを、年金でやりくりしている。
そのため、孫への出費は、正直痛手である。
それにもかかわらず、彼らは出産祝いに始まり、七五三、入園入学祝い、お年玉など、
かなりの額を孫に“投資”してきた。
ソニー生命保険が2015年7月に全国のシニア(50~79歳)を対象に行なった『シニアの生活意識調査』によれば、
過去1年間で<孫にどのようなことをしてあげたかという問いに、
72.5%もの人が「おこづかい・お年玉・お祝い金をあげた」と回答。
孫のために使った金額の平均は、11万1375円となっている。
さらにこれが、孫を含めた子ども夫婦への金銭的援助となると、その額は大きく跳ね上がる。
サンケイリビング新聞社発行の育児情報誌『あんふぁん』が、
幼稚園児を持つ女性を対象に実施したアンケート結果を見ると、
不動産購入時の頭金やレジャー代なども含む祖父母からの援助金は、1年間で平均74万7526円にのぼる。
近年では、過度な資金援助による「孫破産」が問題視されるなど、
孫への出費が負担になっているケースは珍しくない。
そこへきてお盆玉までが追加されるとなると・・。
2人の娘に計4人の孫を持つ東海地方で暮らす佐藤浩氏(仮名・62歳)は、こう嘆く。
「帰省時の交通費や滞在時の外食費なんかも、全部私が出す。しかも、それが4人分ですから大変です。
それなのに、我が家でも一昨年から、お盆玉制度が導入された。
1人3000円で計1万2000円。正月だけならまだしも、これを年に2回だなんて」・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。
私は甥っ子に当たる兄妹の子供4人には、お年玉、進級祝いなど結婚されるまで、逐次お祝い金をあげてきたが、
私はサラリーマンの現役時代で奮闘してきた時代の中、叔父さんの立場として、程ほどの額をお祝い金を出費してきた・・。
しかしながら年金生活の中で《・・孫のために使った金額の年平均は、11万1375円・・》と知り、
その上、子供家族が帰省するたび、《・・帰省時の交通費や滞在時の外食費・・》学んだりした。
更に子供が《・・不動産購入時の頭金・・》などを思い馳せると、
この人生は大変だなぁ、と思い重ねたりした。
親はもとより、自分たちの息子、娘は可愛く、まして孫になれば溺愛する方が多い、
と知人や友人から私は学んできたが、今回、多大な費用を知り、溜息をしたりしている。
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私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
家内は私より5歳若く、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
本日の昼下がり、ネットでニュースを見たりしていた中で、
【 夏休み「お盆玉」の憂うつ 「孫に会うのにカネ必要・・」】と題された見出しを見た。
そして私は息子、娘もいなく、まして孫もいなく、知人、友人たちから子供や孫に何かと出費が多くて・・、
と聞いたりしてきたが、私はあくまで漠然となっている・・。
このような心情もあり、どのようなことなの、と思いながら記事を精読してしまった。
この記事の原文は、『週刊ポスト』の2016年7月8日号に掲載された記事のひとつで、
関連の『NEWS ポストセブン 』に於いて、6月30日に配信された記事であり、
無断であるが転載させて頂く。
《・・すでに全国各地で真夏日を記録するなど、夏休みシーズンが近づくにつれ、
孫の帰省を心待ちにしているシニアも多いはず。
だが、ここ数年、新たな夏の風物詩に苦しめられている高齢者が増えているという。
東北地方に暮らす佐々木雄二氏(仮名・63歳)が、ため息まじりに打ち明ける。
「お正月とお盆に遊びにくる孫の顔を見るのが、楽しみだったのですが、
去年ぐらいから、孫との時間を心から楽しめなくてね。
昨夏、孫の『お盆玉ちょうだい』って言葉が頭に残っていて・・。
孫に会うにも、お金が必要な時代なんですかね」
聞き慣れない言葉だが、この「お盆玉」が夏の新常識となりつつある。
お盆玉とは、お年玉のお盆版のことで、山形県の一部地域で、江戸時代に行なわれていた風習が起源とされている。
当時、奉公人に衣類や下駄を贈る「お盆小遣い」という風習があり、
昭和初期に、子どもにお小遣いをあげる習慣に変化したと言われている。
現代によみがえったのは、山梨県に本社を構える企業が2010年に「お盆玉」を商標登録し、
ポチ袋を「お盆玉袋」として、販売したことがきっかけだ。
2014年からは郵便局も取り扱うようになると、一気に全国へと広まった。
日本郵便の広報担当者がいう。
「2015年のお盆玉袋の売り上げが、前年を上回ったことからも、需要は確実に高まっていると感じています。
今年の売り上げも、昨年を上回ると予想されています」
お盆玉の相場は、お年玉と同等、もしくはそれよりも若干少ない金額とされている。
ちなみにお年玉の相場は、「年齢÷2X1000円」が一般的だ。
思いもよらぬ新たな文化の出現に苦悩するのは、冒頭の佐々木氏をはじめとするシニア世代だ。
佐々木氏は妻との2人暮らしを、年金でやりくりしている。
そのため、孫への出費は、正直痛手である。
それにもかかわらず、彼らは出産祝いに始まり、七五三、入園入学祝い、お年玉など、
かなりの額を孫に“投資”してきた。
ソニー生命保険が2015年7月に全国のシニア(50~79歳)を対象に行なった『シニアの生活意識調査』によれば、
過去1年間で<孫にどのようなことをしてあげたかという問いに、
72.5%もの人が「おこづかい・お年玉・お祝い金をあげた」と回答。
孫のために使った金額の平均は、11万1375円となっている。
さらにこれが、孫を含めた子ども夫婦への金銭的援助となると、その額は大きく跳ね上がる。
サンケイリビング新聞社発行の育児情報誌『あんふぁん』が、
幼稚園児を持つ女性を対象に実施したアンケート結果を見ると、
不動産購入時の頭金やレジャー代なども含む祖父母からの援助金は、1年間で平均74万7526円にのぼる。
近年では、過度な資金援助による「孫破産」が問題視されるなど、
孫への出費が負担になっているケースは珍しくない。
そこへきてお盆玉までが追加されるとなると・・。
2人の娘に計4人の孫を持つ東海地方で暮らす佐藤浩氏(仮名・62歳)は、こう嘆く。
「帰省時の交通費や滞在時の外食費なんかも、全部私が出す。しかも、それが4人分ですから大変です。
それなのに、我が家でも一昨年から、お盆玉制度が導入された。
1人3000円で計1万2000円。正月だけならまだしも、これを年に2回だなんて」・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。
私は甥っ子に当たる兄妹の子供4人には、お年玉、進級祝いなど結婚されるまで、逐次お祝い金をあげてきたが、
私はサラリーマンの現役時代で奮闘してきた時代の中、叔父さんの立場として、程ほどの額をお祝い金を出費してきた・・。
しかしながら年金生活の中で《・・孫のために使った金額の年平均は、11万1375円・・》と知り、
その上、子供家族が帰省するたび、《・・帰省時の交通費や滞在時の外食費・・》学んだりした。
更に子供が《・・不動産購入時の頭金・・》などを思い馳せると、
この人生は大変だなぁ、と思い重ねたりした。
親はもとより、自分たちの息子、娘は可愛く、まして孫になれば溺愛する方が多い、
と知人や友人から私は学んできたが、今回、多大な費用を知り、溜息をしたりしている。
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