先程、ときおり愛読しているネットの『BEST T!MES 』を見ている中、
【 定年後の家計、食費や住宅ローンより怖いもの 】と見出しを見たりした。
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後39年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。
私たち夫婦はお互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂き、程ほど貯金を取り崩しながら、
ささやかに過ごしている。
小心者の私は、ドキンとしながら、どのようなことですか、読んでしまった・・。
この記事は『BEST T!MES』に於いて、11月1日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。
《・・定年後の家計、食費や住宅ローンより怖いもの
定年後を、どう生きるか。
それは働く世代にとっての永遠のテーマかもしれません。
そこで今回は、定年後の「家計」に注目。
「定年後も暮らしていけるのか」という漠然とした不安を抱えていながら、
それをどう解消すればいいかわからないという人のために、
ファイナンシャル・プランナーの井戸美枝さんが、
定年後の家計管理のコツをやさしく解説してくれました(第3回/全3回)。
☆60歳を過ぎるといきなり増える、思いがけない出費
定年後の家計管理というと、多くの人が食費や住宅・車にかかるローン、
保険の管理を思い浮かべると思います。
そうした、ある程度固定された出費について見直すことは、もちろん大事なのですが、
実は固定費と同じか、それ以上に、定年後の家計にとって痛い出費があるのをご存じでしょうか。
60代以降で最も怖いその出費の内容は、「予想外の出費」です。
具体的には、住宅の修繕費や冠婚葬祭費、家電品の買い替え費用などがそれに当たります。
一例ずつ、詳しく見ていきましょう。
☆戸建てなら避けられない改修
まずは、住宅の修繕費について。
30代で一軒家を建てた人は、60歳になる頃には築25~30年程度の家に住んでいることになります。
おそらく、築15年になるまでに、一度は修繕をしていると思うのですが、
定年の時期になると再度メンテナンスの必要が出てきます。
また、退職金を修繕費に当てようと考える人も多いことでしょう。
ただ、この修繕にかかる出費を必要経費と考えて、
あまり計画を立てずに使ってしまうことはおすすめしません。
築年数の経った戸建ての修繕は規模が大きく、費用も高額になりがち。
住宅ローンの残額にもよりますが、場合によっては家を手放した方が
経済的にメリットがあるかもしれません。
早めに費用を確認されるといいと思います。
☆60歳から急激に増える、冠婚葬祭の費用
冠婚葬祭費はそもそも、収支計画の対象になっていない家庭が多いと思います。
年間にいくらかかるか、なかなか検討をつけるのが難しい内容ですから、
当然と言えば当然なのですが、私はこの冠婚葬祭費についても、予算を設ける必要があると考えています。
というのも、冠婚葬祭にかかる費用は、60歳を迎える頃からいきなり増えるからです。
今50代から60代くらいの方は、親御さんに兄弟が多いですよね。
日本人の平均寿命を考えると、ちょうど自分が60歳ぐらいのタイミングで、
そうした親戚の人たちが亡くなってしまう可能性は高いです。
すると、葬儀にかかる費用が自然と増えてきます。
また自分の子ども世代に目を向けると、年齢的に20代後半から30代前半になり、
結婚・出産をする子が出てきます。
そうしたら今度はお祝いが必要になる。
その上、お祝いが一回で済めばいいですが、今は一度離婚して再婚するケースも珍しくないですから、
馬鹿にならない金額が出ていくことになってしまいます。
冠婚葬祭費は、気持ちなのですが、お付き合いも考えないと、際限なくかかってしまいます。
ある程度のルールを決めたほうがいいでしょう。
私の家でも、ケースごとに、だいたいどのくらいお金をかけるかを定めています。
例えば、おばにあたる人物が亡くなったときは、葬儀に出すお花は一個にして、お供えはしない。
初七日のお香典は1万円、という具合です。
ルールを決めておくと、誰にいくらお金をかけたか忘れずに済むという利点もあります。
☆家電の買い替えを考慮していない人は、意外に多い
60歳になったら突然、ということではありませんが、
家にある白物家電には、寿命がありますから、買ってから10年以上経つと壊れるものも当然出てきます。
ある程度壊れる時期を予測して、計画的に貯金ができる人はいいですが、
定年後の家計は「家電買い替え費用」のためだけに貯金ができるほどの余裕は、あまりないかと思います。
そこで、「一時金」という名目で、年単位で少しずつお金を貯めることをおすすめします。
☆「一時金」にも予算を
医療・介護費については、保険に入ることなどによって、
将来かかるであろうお金を事前に用意しておく人も多いと思います。
が、一時金は金額やタイミングが不定であることから、なかなか管理の対象にならないことがほとんどです。
また、退職金があれば一時的な支出があってもなんとかなると、思っている人ももしかしたらいるかもしれません。
ただ、不意の支出こそ、定年後の家計にとっては最も痛い。
ですから、もしもの時のために、医療費などとは別に一時金の予算を組んでおくと良いでしょう。
目安として、年間で平均20万円ほどを一時金の予算ということで確保しておくと、
家計の負担も少なくなりますし、収支を安定させることができると思うので、ぜひ実践してみてください。
文/井戸 美枝・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
我が家は、30年前、そして20年前にリフォームをした後、
私が定年退職する数年前、雨戸、外壁、垣根、門扉など最小限にリフォームをしたりした。
そして昨今、古惚けてしまった家に住んでいるが、少しペンキが剥がれかかった窓枠などを見たりして、
たとえ家を建て直すと、少なくとも数千万円を要し、老後資金が乏しくなり、
訪れたい国内の各地にも旅行費の捻出に、困苦すると思われるので、やむなく私は微苦笑したりしている。
冠婚葬祭の費用に関しても、たとえば叔母が亡くなった時は・・
或いは甥っ子が結婚した時は・・と事前に私たち夫婦は話し合い、それぞれ定額を定めて、
幾たびか参列してきた。
こうした中、我が家の生計は原則として、私たち夫婦はお互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で、
日常生活を過ごすことを原則としている。
そして耐久品の購入、冠婚葬祭、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して、ここ12年半ばかり過ごしてきた・・。
こうした中で私たち夫婦は、月初めには家計簿をお互いに確認しながら実施している。
もとより社会の少子高齢化の中で、公的年金は目減りは減少してきたので、
私たち夫婦はお互い趣味の費用を捻出する為に、収支の実態をお互いに確認し、
ささやかに生活を過ごしたく、家計簿の月次決算をしている。
そして年金生活を始めて数年は、200万円前後の赤字となったりしたが、
その後は毎年は120万円前後の赤字の実態なので、予定通り貯蓄の残額は減るばかりとなっている。
こうして私たち夫婦は経済的に贅沢な生活は出来ないが、
働らなくても何とか生活ができるので助かるわ、と家内がときおり、
呟(つぶや)くように私に言ったりするので、私は苦笑しながら聞いたりしているのが
実態となっている。
私たち夫婦にとって難題は、いつの日にか、介護・要となり、
介護施設にお世話になる時と思われる。
こうした中、私たち夫婦はどちらかが残こされた方が、やむなく自宅の敷地を売却して、
介護施設に入居すると思われる。
そして国の支援を受けている費用が程ほどに適度な特別養護老人ホームに、入居が叶(かな)わなく、
やむなく高価と称されている有料老人ホームに入居した場合、
亡くなるまで、いつまで介護を受ける必要な期間が判らないことである。
やがて永がられば、永がえる程、もとより本人の自己負担額が増し、貯金は切り崩しても資金不足となり、
当然ながら、退所が余儀なくされて、介護難民になることである。
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