先程、ときおり愛読している朝日新聞社系の基幹サイト【AERA dot.(ドット)】を見ている中、
【 巧妙化する詐欺 あなたや家族がだまされないための10カ条 】と見出しを見てしまった。
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の73歳の身であるが、
テレビのニュースを視聴していると、振り込め詐欺やオレオレ詐欺などの特殊詐欺も増えている、
と報じられている。
或いは8月頃に総合雑誌などを読んでいた中、
検察庁によると、今年上半期の特殊詐欺による被害は、6月までで8863件。
昨年の同じ時期と比べると、約37%も増えているとのことで、
被害額も約187億円とかなりなものになっている。
特殊詐欺は、2014年をピークに減少傾向ではあったのですが、
ここにきてまた急に増え、被害者は高齢者に集中していて、約72%が65歳以上。
中でも発生数の最も多い「オレオレ詐欺」は、被害者の96%が高齢者とのことです。
このような記事を読み、無力な私は憂いたりしてきた。
こうした心情を秘めてきた私は、『あなたや家族がだまされないための10カ条』を学びたく、
記事を精読した。
この記事の原文は、週刊朝日の2017年12月1日号より抜粋され、
【AERA dot.】に於いて11月24日に配信され、無断であるが大半を転載させて頂く。
《・・巧妙化する詐欺 あなたや家族がだまされないための10カ条
詐欺の犯人は、うまくだまそうと毎日知恵を絞っている。
引っかからないようにするには、不審な電話に出ないなど、
基本的なルールを守ることが大切だ。
だまされないための主な対策(10カ条)を参考にしてほしい。(略)
欺の大半は、まず電話がスタートになっている。
犯人グループは高齢者の個人情報をリストアップし、一人暮らしの高齢者らを狙い撃ちする。
いったん受話器を上げると、言葉巧みにお金やカードを要求。
その手法は様々で、一概には言いにくい。
高齢者に話を信用するなと呼びかけても限界がある。
留守番電話の設定にして、必要があるときだけ折り返すようにすればいい。
詐欺の手法に詳しい悪徳商法被害者対策委員会の堺次夫会長もこう訴える。
「電話から入ってくるものは、用心したほうがいい。
相手の番号の表示機能がある電話機にして、非通知番号は警戒すべきだ。
非通知を拒否する設定も有効。
自治体や警察署などによっては、こうした機能がある電話機や自動通話録音装置を
貸し出しているところもあります」
この装置は、固定電話に接続すると、かかってきた電話を録音。
かけてきた相手に対し「この会話は録音されています」とメッセージを流す。
録音機能を内蔵した電話機を無料で貸し出すところもある。
「詐欺師は、一度だました相手に、2度、3度と狙って電話をかけてきます。
だから、詐欺に遭われた方を優先して貸し出しています」(警察署の担当者)
もし子どもや孫らを名乗る人から「電話番号が変わったよ」と言ってきたら、
すぐに信用せず、いったん前の番号にかけてみることも必要だ。
犯人は家族構成など個人情報を調べて、知っている恐れもある。
「高齢者らは、自分が詐欺に遭うとは思わないので、警戒心が少ない。
個人情報は、詐欺グループに渡っていると思うべきです。。(略)
【だまされないための主な対策】
(1)電話に出ない
常に留守番電話に設定。
知らない番号や非通知の電話は取らない。被害に遭えば電話番号の変更も
(2)電話でのお金やカードの要求は詐欺
公務員や金融機関職員が電話でお金やカードを求めることはない。
役所や金融機関の代表電話にかけて確認を
(3)どんな理由でもお金、カードは渡さない
知らない人がお金やカードを取りに来るのは危険。
すぐに警察に通報。
ATMの1日当たりの引き出し限度額の引き下げも
(4)還付金を信じるな
いかなる名目でも、ATMを操作してお金がもらえることは絶対にない。
還付金を電話で通知することもあり得ない
(5)迷惑メールは無視
心当たりのない支払いを求めるものは、全て無視。返信するとしつこく要求される
(6)電子マネーの番号は教えない
電子マネーは、番号さえわかれば、勝手に使われる。知らない人に決して教えない
(7)「必ずもうかる」はうそ
投資にはリスクがつきもの。そんなうまい話を教えてもらえるはずはない。
仮想通貨など知識の乏しい分野は特に注意
(8)迷ったら相談
不審な電話には、まず家族らに相談。
警察相談専用電話「#9110」や消費者ホットライン「188(いやや!)」もある
(9)だまされても恥ずかしくない
黙っていると、何度もだまされることに。
手口は巧妙で、誰でも被害者になり得る。早く届け出ると救済される可能性が高まる
(10)みんなで声かけを
だまされる寸前で、防いだ事例は多数ある。
高齢者が携帯電話で話をしながら、ATMを操作しているときなどは一声かける・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私は記事を読み終わった後、微苦笑を重ねてしまった・・。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、日常を過ごしている。
こうした中で、私は平素は何かと単細胞でロマンチストであるが、
虎の子と称されている老後資金は、もとより大切なお金であるので、シビアな面がある。
そして「詐欺被害」に関しては、私は国債のわずかな利子でも、これ以上の甘い金利な事柄は、
この世に巧い話はなく、何かしら裏表がある、と小心者の私は思い続けているので、
甘くて危険な話には避けてきたりし、当然ながら詐欺には遭遇していない。
そして「詐欺被害」に遭遇する御方は、認知症の御方以外は、
世間の風に余りにも無知な御方、或いは欲深い御方が殆どと思ったりしている。
「オレオレ詐欺」に関しては、私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
息子、娘もいなく、もとより孫もいなく、発言権はないが、
許されるならば、幾ら親愛の情が増しても、簡単に第三者を通して、
X00万円とかX000万円などの大金は払わない。
もしあると仮定した場合、ともかく私の前に本人が来て、事情を話せ・・相談はそれからだ・・、
と私は認知症にならない限り、明言する、と思われる。
そして老後の大切な資金を祖父、祖母は孫の為に、
安易に第三者を通して、支払う心情は、私は判らないでいる・・。
しかしながら、いつの日にか私が認知症になってしまったことを配慮して、
我が家の固定電話の前に、今回学んだ『がだまされないための10カ条』を印刷して、
置こうかしら、と思ったりしている。
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