夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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効く?効かない?インフルエンザワクチンの真実、私は教示され、ささやかな体験を思い重ねて微苦笑して・・。

2017-11-07 16:30:10 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している生活総合情報サイト【All About(オールアバウト)】に於いて、
『「効く?効かない?インフルエンザワクチンの真実 』と題された見出しを見た。

私は東京の調布市の住む年金生活の73歳の身であるが、
ここ5年前の11月の下旬から12月初旬には、年末年始に風邪をひくのは困るし、
その上に、やはり高齢者は、風邪は健康の源(みなもと)の天敵だ、と思いながら、
近くの内科専門医院で、インフルエンザ予防接種をしたりしてきた・・。

そしてインフルエンザ予防接種の為か、おかげさまで風邪をひくことなく、
年末年始を安楽に過ごしてきた。

このようなささやかな体験をしてきた私は、
標題の『「効く?効かない?インフルエンザワクチンの真実 』に、
どういうことなのですか、と思いながら精読してしまった。

この記事は、医学博士で日本小児科学会認定専門医、日本アレルギー学会認定専門医・指導医されている清益 功浩さんが、
寄稿され、【All About】に2017年2月20日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

《・・「効く?効かない?インフルエンザワクチンの真実 

          
 
☆意外と知らない? 抗体と免疫とワクチンの関係

インフルエンザの予防接種は、毎年うけるようにしましょう

人間は、何らかのウイルスに感染すると、
そのウイルスを体から排除するはたらきをもった物質である「抗体」をつくりだします。

これにより、次に同じウイルスが体の中に入ってきても、
感染症にかかりにくくなるわけです。


このはたらきを「免疫」といいます。

ワクチン接種は、こうした抗体や免疫のはたらきを利用して、
無害化したウイルスであるワクチンを体内に入れて、免疫をつくるのが目的。

感染する前にワクチンを接種すれば、
感染症の予防や症状が重くならないように、することができます。


しかし、インフルエンザウイルスは遺伝子が変化しやすいので、
一度感染して免疫ができていても、安心はできません。

新たに変異した遺伝子をもつウイルスには、
過去のインフルエンザでつくられた免疫は、効かないからです。

このため、WHO(世界保健機関)は毎年、流行する可能性のあるインフルエンザ株を発表し、
それを元に国内の専門家が、その年の流行を予測してワクチンの基となるウイルス株を決定。
これに基づいて、ワクチンを製造しているのです。


以上の点から、インフルエンザの予防に充分な免疫を保つためには、
毎年インフルエンザワクチンの接種を受けることが、推奨されています。



注)掲載された記事の写真をお借りしました。


インフルエンザウイルスは、抗体をつくらせる性質(抗原性)の違いから、
大きくA型、B型、C型に分類されます。

このうち大流行の原因となるのがA型とB型です。

このうちA型には、亜型と呼ばれる種類があり、
たとえばA/H1N1(Aソ連型)やA/H3N2(A香港型)というように、HとNと数字で表しています。

近年、国内で流行しているインフルエンザウイルスは、
上記の2つのA亜型とB型の3種類です。

この3種類は、毎年世界中で流行を繰り返していますが、
流行するウイルス型や亜型の割合は、国や地域で、その年ごとに異なっています。


          

☆ワクチンで感染自体を防止することはできない?

現在、日本で使われているインフルエンザのワクチンは、
「不活化ワクチン」といわれる安全性の高いものです。

以前は、A型の2種類、B型の1種類と計3種類のインフルエンザウイルスに対して効果がありましたが、
2015~2016年向けのワクチンでは、
A型が2種類、B型が2種類と、合計4種類のインフルエンザウイルスに対応するようになりました。


ところで、「ワクチンを打ったのに、インフルエンザにかかった」ことから、
ワクチン接種の効果に疑問をもつ人がいます。

そこで覚えておいてほしいのが、
インフルエンザワクチンは、感染を防ぐものではなく、
「抗体による免疫のはたらきで、症状の発症を防ぐ、あるいは軽くする」
ために接種するのだということです。


またインフルエンザは発症後、
その多くは1週間ほどで症状は回復しますが、
場合によっては、肺炎や脳症といった重い合併症を引き起こすことがあります。

そうなると入院が必要になったり、最悪の場合死亡したりするケースもあります。
ワクチン接種により、こうした重症化を予防することもできるのです。

インフルエンザ脳症については「インフルエンザ脳症の症状・治療・予防法」をぜひご覧ください。

          

☆インフルエンザ流行前にワクチン接種を!

毎年冬になると流行する季節性インフルエンザへの対策では、
ワクチン接種は大きな役割を担っています。

インフルエンザワクチンの効果に関する研究では、
65歳以上の健常な高齢者について約45%の発病を防ぎ、
さらに約80%の死亡を阻止する効果があったとされています。

乳幼児に対するインフエルエンザワクチンの有効性に関する研究でも、
報告によって多少幅がありますが、概ね20~50%の発病防止効果があったと報告されています。


インフルエンザワクチンは、接種による効果が出現するまでに2週間程度かかり、
それから5カ月間ほどは効果が持続するとされています。

インフルエンザは例年12~3月に流行するので、
12月までにワクチン接種することをおすすめします。


なお、ワクチンの接種は、病気に対する治療ではないため、健康保険は適用されません。
原則的に全額自己負担で、費用は医療機関によって異なります。
ただし自治体によっては、助成制度もあるので、調べてみるとよいでしょう。

65歳以上と一部の60歳以上の高齢者では、定期接種となっていて、費用が異なります。


インフルエンザワクチンの副作用や水銀が含まれているのでは?といったリスクが不安な方は、
インフルエンザワクチンに水銀?チメロサールとは
予防接種は危険? 受けるリスク vs 受けないリスク」もあわせてご覧ください。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした

          

私は過ぎ去りし年の2010年(平成22年)の秋の健康診断で糖尿病と明示されて以来、
食事の内容はもとより、ひたすら歩き廻ったりして、やがて半年後に大幅に改善されている。

これ以来、最寄の内科専門医院に8週間毎に定期検査日、
この間に検査結果日を受けているが、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外は、ほぼ優等生となって、改善努力の成果となっている。

こうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、
日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。
          

過ぎし10月13日、8週間毎の定期検査日に内科専門医院に訪れた時、
受付で国民健康保険証、診察カード、予約票を提出した時、
若き麗(うるわ)しい受付担当の女性より、
『XXさん・・今年、インフルエンザ予防接種を受けられますか?』
と私は尋(たず)ねられた。

私は一瞬わからず、数秒後に風邪対策の注射と理解した後、
『はい! 今年もお願い致します。
よろしかったら次回来院の時にお願い致します』
とボケてはいけないと思い、返事ぐらい明確に応(こた)える為に、少し大きめの声で言ったりした。

          

この後、『高齢者インフルエンザ予防接種 予診票』と題された指定用紙を受け取り、
私は数多くの質問事項を眺めたりした。

そして過日に配達された『調布市 市報』の中で『高齢者インフルエンザ予防接種』を
思い浮かべたりしていた。

この記事を転記すれば、
《・・【平成29年度調布市高齢者インフルエンザ予防接種】

インフルエンザ予防接種を受けましょう。

調布市では、高齢者の方にインフルエンザの予防接種を1回に限り一部公費負担します。

冬から春にかけてインフルエンザの流行期を迎えます。 

インフルエンザワクチンが十分な効果を維持する期間は、接種後約2週間から5か月程度です。
流行の時期を考え、早めに接種してください。

☆対象者

  • 予防接種を受ける日に、満65歳以上の方
  • 60歳以上65歳未満で、心臓・腎臓・呼吸器の機能障害のある方、
    及びヒト免疫不全ウィルスによる免疫機能の障害により日常生活に著しい支障のある方
    (障害者手帳1級を所持する方、又はこれと同等の状態にある方)

☆接種期間

平成29年10月1日(日曜日)から平成30年1月31日(水曜日)まで

☆接種費用 

  • 一部負担金として、2,500円を医療機関の窓口でお支払いください。
    (全費用5,275円のうち、市が2,775円を助成)
  • 生活保護受給者、中国残留邦人等支援給付受給者の方は、無料です。
    (調布市生活福祉課で発行する受給証明書を医療機関に提出してください。)

☆接種回数

1回

☆接種場所

調布市・狛江市・三鷹市・府中市・世田谷区の高齢者インフルエンザ予防接種実施医療機
(注)予約する時に公費負担で接種が受けられるか確認してください。

☆持ち物 

  • 年齢を確認できるもの(健康保険証等)
  • 調布市の予診票(府中市及び世田谷区で接種を受ける場合のみ)
    (注)予診票は、調布市健康推進課からお取り寄せください。
このように記載されていた。

          

私は現役サラリーマン時代の時は、一年に一度ぐらい風邪をひいたりしていた。
中小業の民間会社で情報畑が多かったが、こうした中で多忙な勤務をしていると、睡眠不足と過労の為か、
鼻風邪から始まり、やがて熱が高くなり、やむなく会社の近くの内科医院で治療を受けて、
処方薬を飲んだりしていた。

或いは熱が余りに高くない時は、市販薬を飲みながら奮戦していた。

しかしながら、風邪を早めに治す為には、睡眠、栄養、水分、保温の四大原則と定義されているが、
サラリーマンとして多くの責務を果たす為には、困難な状況であったりし、一週間ぐらい長引いていた。

こうした中で、一番困り果てたことがあった。

机の脇机の中に、ティシュ・ペーパーの箱を私は入れていたので、
風邪で鼻水の時は、特に愛用したりしていた。

こうした中、コンピュータ・ルームでプログラムの修正などで、
中型コンピュータに直結された端末機に向って考えながらキーインしている時、
鼻水がたれて、あわゆくキー・ボートを汚すような状況となったりした。

そしてあわてて、ポケット・ティシュを取りだして対処したりしていた。

          

定年退職後の年金生活をしていると、風邪気味かしら、と私は感じたら、
いつでも寝れる年金生活の特権であり、
市販薬も飲まず、早めに寝てしまい、9時間ぐらい睡眠をすれば、
翌日は絶好調と心の中で呟(つぶや)いたりした。

そして私が65歳の高齢者となった後、近くの内科専門医院の医師より、
インフルエンザ予防接種を薦められた時、
『寒さを感じた時は、緊張感があれば風邪などはひきませんょ・・』
と私は明るく応(こた)えたりし、可愛げのない高齢者であった。

          

やがて2012年(平成24年)の12月中旬、年末年始で何かと人と逢う機会が多いので、
遅ればせながら、やはり風邪は移しても、移されても困るので、
初めてインフルエンザ予防接種を受けた。

これ以来、私はインフルエンザ予防接種を受けて、
今年は早めの11月10日に接種予約をして、接種後の約2週間から効果があると思い重ねて、
独り微笑んだりしている。


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