夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

日常生活の中で「寿命を縮める」習慣、76歳の老ボーイの私は学び、多々教示されて・・。

2021-02-01 08:13:52 | ささやかな古稀からの思い


昨夜、ときおり愛読している公式サイトの【 AERA dot. 】の中で、
『「午前中の運動」は危険な場合も 睡眠、歯みがき・・「寿命を縮める」習慣 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の老ボーイの76歳の身であるが、
我が家は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。

こうした中、平素の我が家の買物は、年金生活を始めた2004年(平成16年)の秋の当初より、
私が自主宣言をして、家内からの依頼された品を求めて、
スーパー、専門店に殆ど毎日行っている買物メール老ボーイとなっている。

こうした中で、路線バスは最寄り駅まで、頻繁に走行しているが、
私は原則として乗車しないで、独り徒歩20分前後の歩道を往還している。

この後、帰宅した私は独りで外出して、
自宅から3キロ以内の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、
季節のうつろいを享受している。




こうした根底には、もとより健康でなければ、私自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮する為、
歩いたりしている。


こうした中、あと3年半過ぎれば80歳となるが、
心身ともに自立し、健康的に生活できる健康寿命の範囲で、
お誕生日を迎えたい、と秘かな念願しているので、
今回、日常生活の中で《・・「寿命を縮める」習慣・・》つて、
どのようなことですか、と思いながら記事を精読してしまった。



この記事は、『週刊朝日』の2021年2月5日号より抜粋された記事で、
関連の【 AERA dot. 】で1月31日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・ コロナ禍だから、健康維持のため、免疫力を上げるため、感染予防のため、
とさまざまな取り組みをしている人も多いだろう。

しかし、気をつけてほしい。
体によいと思っていた行動が、実は寿命を縮めている危険性がある。



■寿命を縮める習慣(1)冬の午前中のウォーキング

運動は、ダイエットに効果的なだけでなく、病気にかかるリスクを下げ、
免疫力を高める重要な生活習慣の一つ。

運動をしないことは、健康を損ねる大きな原因となり、
厚労省によると、毎年、運動不足が原因で約5万人が死亡しているという。

「ですが、正しいやり方をわかっていないと、
かえって寿命を縮めてしまいかねない。要注意です」と話すのは、
呼吸器内科医で池袋大谷クリニック院長の大谷義夫さん。

まず、激しい運動は、かえって免疫力を下げてしまうことがわかっている。
個人差もあるので、どのレベルが激しい運動にあたるかは一律には示しにくいが、
厚労省の「健康づくりのための身体活動基準2013」では、
64歳までは息が弾み汗をかく程度の運動を毎週60分ぐらい行うことを推奨している。

自分の体力や筋力に合った運動を心がけたい。

もう一つ大事なのは、運動をする時間帯だ。
早朝にラジオ体操やウォーキングをして体を動かせば、すがすがしい気分になるが、
一方で負荷が強すぎると突然死の危険も伴う。

なぜなら、朝8時~正午に脳卒中が発生する頻度が高いことがわかっているからだ。

「朝は動いていなくても交感神経が、活性化されて血圧が上昇します。
運動すれば、なおさら血圧が上がってしまう可能性があります。

特に血圧が気になる方は、午前中の運動は控えたほうがよく、
もし運動をするとしたら(ストレッチなどの)準備運動を、
念入りに行ってください」(大谷さん)



■寿命を縮める習慣(2)もの忘れがある人の晩酌

お酒は“適度な量であれば、百薬の長”といわれる。

だが、もの忘れがひどくて、医療機関を受診したほうがいいかも・・
 と思うぐらいの人にとっては、
どんなに少量でも、毎晩の晩酌は脳の健康によくないようだ。

「アルコールは神経毒なので、神経細胞を傷つけます。
特に意欲をつかさどる前頭葉が影響を受けやすい。

毎日飲んでいれば当然、神経毒にさらされる時間が長いため、
脳がダメージを受けやすいのです」

こう話すのは、精神科医で認知症に詳しいアルツクリニック東京院長の新井平伊さんだ。

アルコールは神経伝達物質のアセチルコリンの働きを低下させ、
動物実験でも記憶に関する機能を低下させている。

海外の報告では、飲酒をする平均年齢60歳と、飲酒をしない60歳の脳を比べると、
大量の飲酒をしていた人のほうが、脳の萎縮が進んでいた。

少量の飲酒でも、飲酒をしない人と比べて、萎縮がみられた。

「もちろん、認知症になる手前で飲酒をやめれば、
脳の機能が回復する可能性があります。

実際、当院でもMCI(軽度認知障害)と診断された人が、
断酒を含む生活習慣を変えると、認知症テストで改善がみられています。

『記憶力がよくなった』、『頭がスッキリした』と話される患者さんも少なくありません」(新井さん)



■寿命を縮める習慣(3)睡眠不足&寝すぎ

アルツハイマー病と睡眠不足との関係は、徐々に明らかになっている。

アルツハイマー病の発症には、
アミロイドベータという不要なたんぱくが関係しているが、
これは睡眠中に代謝され、脳の外に排出される。

逆に睡眠時間が短いと、たまりやすいというのだ。

「実は長時間の睡眠もよくなくて、
6時間半~7時間の睡眠だと最も認知症になりにくいと言われています。

ただ、適正な睡眠時間には個人差がありますし、
昼間の活動状態や眠りの質も睡眠時間に関係します。
時間だけにこだわらなくていいと思います」(同)

昼間眠くなる人は、15~30分ほど昼寝などをして、対応しよう。



■寿命を縮める習慣(4)自己流の歯みがき

最後は歯周病。
重度の歯周病がある人は、ない人に比べて1.5~2.8倍ほど
脳梗塞や心筋梗塞になりやすい。

年間4万人もの死亡者を出す誤嚥(ごえん)性肺炎のリスクも歯周病があるほど高まる。

歯科疾患実態調査(2016年)によると、
歯周ポケットがあるなど歯周病の症状がある人の割合は、
35歳以上では約7割にものぼる。

元日本臨床歯周病学会理事長の二階堂雅彦さんはこう話す。
「歯周病は、早期なら歯みがきで改善できますが、
中等度以上になると、歯科医院での歯周病治療が必要になります。
重症になると、抜歯せざるを得ないケースも出てきます」



歯周病は、重症でも出血や腫れがあるだけで、痛みがないことも。
 「8020運動」の普及で、歯の大切さは多くの人が知るところとなったが、
逆に抜かなければならない歯でも、残したいと切望する患者が、
特に高齢者では少なくないという。

「重症の歯周病がある歯は、根の奥深くまで悪玉歯周病菌が侵食し、
 歯石もかなり付いています。

放置しておくと、周囲の歯にも菌が広がりますし、全身への影響も見逃せません。
抜いたほうがいいのです」(二階堂さん)

こうならないためには適切な歯みがきが必要なのだが、ある歯科大の調査では、
しっかりみがけていると思っている人の6割はみがき残しがあり、
きちんとみがけている割合は、たった4割だということがわかっている。

「今は歯ブラシだけでなく、デンタルフロスなどのケア用品を使うのが普通。
歯周病がない人や軽い人はフロス、歯周病が進行した人は歯間ブラシなど、
自分の歯の形や歯周病の程度でも使うケア用品が違ってきます。

自己流ではなく、歯科衛生士などに自分に合った歯みがき法を習って、
それを実践することが大事です」(同)

以上の習慣を参考に、早めに対策をとっていただきたい。(本誌・山内リカ)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




今回、日常生活の中で「寿命を縮める」習慣・・》を学び、
多々私は教示されたりした。

冬の午前中のウォーキングに関しては、
高齢者の私自身の身を案じて、ウォーキングは禁止で、
散策だけは殆ど毎日のように歩いたりしている。




もの忘れがある人の晩酌に関しては、
過ぎし2010年(平成22年)の秋、私は66歳の健康診断の時の結果、
『糖尿病で、内科に受診して下さい』と明記されてしまった。


やがて医師から、料理のカロリー試算表を渡された上、 軽い運動を毎日して下さい、と私は言われた・・。

この後、6週間の私は、家内が料理のカロリー試算表を確認しながら野菜を多くした料理を作って貰い、
これ以来、朝夕頂いたりした。

そして私は、ウォーキングをしたり、或いは早足で遊歩道を歩いたりし、
お酒はしばらく・・さよならねぇ、と夕食の時も煎茶を飲んだりしていた。


こうした中、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、
糖尿病の範囲の対象から克服でき、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外は、ほぼ優等生となって、改善努力の成果となっている。

そしてこうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、
日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。

しかしながら家内は、糖尿病の予備群ですから、程々に注意して下さい、と言われる時もある。


ここ10年、お酒に関しては冠婚葬祭、親睦会、旅行を除き、
5日ごとに1回、夕食の時に呑んだりしている。



睡眠不足&寝すぎに関しては、
現役サラリーマン時代だった時と違い、悩みは激少している為か、
たとえ震度3ぐらいの地震でも、 目覚めることなく熟睡し、

殆ど7時間ぐらい寝てている。

ときおり深夜まで読書をした場合、
昼食後に一時間前後、昼寝を甘授している。

自己流の歯みがきに関しては、
無念ながら虫歯の治療が多く、中には3本の歯が部分入れ歯となり、衰えた老人を実感させられている。
そして現在、歯科医院に通院して、虫歯などの治療を受けている。



このように76歳の男性として、人並みかどうかは定かでないが、
何んと80歳のお誕生日をボケないで、
往復2キロを歩いて、我が家の平素の買物担当の責務は果たしたい、
と思ったりしているが、果たして・・。
コメント (2)
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