夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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スマホ依存による脳疲労の危険性、時代遅れの76歳の私は学び、やがて微苦笑して・・。

2021-02-22 11:05:04 | ささやかな古稀からの思い

昨夜、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見ている中、
『 スマホ依存による脳疲労の危険性
          記憶力は低下、集中力も失われる 』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40数年の古ぼけた一軒屋に住んでいる。

こうした中で、私は恥ずかしながらガラケーと称される携帯電話は、
半年前の頃より、受信、発信の電話機能だけ使えるようになったが、
スマホと省略されているスマートフォンも使えない拙(つたな)い身である。

こうした中、せめてと思いながら据え置き型のパソコンとノートパソコンを利用し、
時代遅れの国民のひとりとなっている・・。

 

確か昨年の晩秋の頃、NTTドコモモバイル社会研究所の「モバイル社会白書2020年版」により、
スマートフォン所有率は60代が約7割の69%、
70代が約5割の48%となっている、と私はニュースで学んだりした。

そしてパソコンやフィーチャーフォン、タブレットなどを入れると、
ほとんどのシニアが、何らかの端末を所有しており、
ネットサーフィンやネット通販などが、当たり前の時代となっている、
と私はニュースで学んだりした。



このようなことを学んできたことも根底にあり、
今回の《・・スマホ依存による脳疲労の危険性・・》って、
どのようなことですか、と思いながら記事を精読してしまった・・。

この記事は『女性セブン』の2021年3月4日号に掲載された記事で、
関連の【 NEWSポストセブン 】に於いて2月21日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。



《・・今や手放せないアイテムとなったスマホだが、
恐ろしいのはスマホ依存。

世界13か国で翻訳され大ベストセラーとなっている、
スウェーデン出身の精神科医・アンデシュ・ハンセン氏の著書『スマホ脳』(新潮新書)によれば、
我々は1日に2600回以上スマホを触り、平均して10分に1度、
 スマホを手にとっているという。

危険なのは「スマホ依存」の状態が続くと、
記憶力に支障が生じる可能性があることだ。

実際、スマホの長時間使用に伴う認知症のような状態に、
悩まされる人は増えている。



認知症の専門医で「もの忘れ外来」を開設する奥村歩さんが解説する。

「ここ10年、来院する人の年齢層は、大きく引き下がっています。
特にいまは30〜50代の働き盛りの世代が多く、
『もの忘れがひどくなり、家事や仕事に支障をきたしている』と悩んでいます。

彼らに共通していたのは、スマホやパソコンなどのIT機器を長時間使っていること。

診察の結果、認知症ではなく、
過剰な情報を脳の司令塔の役割を果たす『前頭前野』で処理しきれず、
脳疲労を起こしたことが原因だとわかりました」



奥村さんが脳機能検査などで調べた結果、
前頭前野がフリーズした状態にある患者も多いことがわかった。

「特に脳疲労を加速させているのが、
電車の中や歩いているときに、
目的もなくネットサーフィンをする“ながらスマホ”です。

一日のうち一定の時間、脳がぼんやりした状態にあることは大変重要で、
脳はこの時間で情報を整理し、記憶を定着させています。

よって、その時間が充分に取れなくなると、
記憶する力は一気に低下してしまうのです」(奥村さん)



記憶力とともに集中力が失われることも懸念される。

実際、米テキサス大学の心理学者エイドリアン・ウォード氏が
800人を対象に行った実験によれば、
スマホを机の上またはポケットに入れたまま課題を行ったグループと、
別の部屋に置くように指示されたグループを比較したところ、
前者の成績が著しく低く、
とくにスマホを机の上に置いていたグループの成績は最低だったという。

いかにスマホが、そこに存在するだけで集中力を削ぐかがわかるだろう。‥ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




今回の《・・スマホ依存による脳疲労の危険性・・》と学び、
何かと時代遅れの私でも、微苦笑を重ねてしまった。

確かに電車に乗車すると、前の席に座った御方たちは、殆どスマホを見たり、
街中を歩けば、歩きながらスマホを見ながら歩いている。

或いは遊歩道を散策していると、周囲の景観も視ず、
季節のうつろう美景を無視し、歩きながらスマホを見ながら歩いている御方もいる。

危険な「歩きスマホ」が社会問題となって久しいが、
2010年からスマートフォンの普及率は、急激に増加に伴い、
二宮金次郎さんの真似事をして、前かがみに歩く御方が多くなっている。



私の同世代の男性が、お孫さんからスマホを教えられた結果、
たえず持ち歩いて、友達のような玉手箱だ、と私に絶賛している人もいる。

しかしながらスマホは、なんでも教えてくれるような魔法の玉小箱であるが、
果たしてねぇ・・とパソコンからの情報の一部だけで十分であり、
私は興味がなく、保有していなく、現在に至っている・・。

しかしながら外出先で、この世は予期せぬまさかの出来事に、
遭遇するかしもしれないので、スマホをお守り代わりに、
いつの日にか必要と思ったりしている。

或いは首都圏大地震なとが万一に襲来した時、自宅か外出先か避難場所にいると思われるが、
こうした時は、緊急情報を知り、無力ながらも対処致したく、
やはりスマホのような情報機器が必要と思ったしている。



やがて、いつの日にか体力の衰え、或いは大病となり、要支援、そして要介護と身となると思われ、
こうした時はスマホのような情報機器が必要と思ったしている。


何ごとも、程々に活用されれば・・と微苦笑している。
コメント (2)
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