夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『所得税の確定申告』、我が家は恥ずかしながら、わずか還付額となり・・。

2021-02-26 15:36:48 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

こうした中、私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や17年目となっている。

こうした年金生活の中で、確定申告に関しては、厚生年金、わずかな企業年金以外に
以前は積立型個人年金の分割払い、或いは医療控除があったりし、
毎年の2月には、『所得税の確定申告』を所属地域の税務署に郵送をしたりしてきた・・。



今年は新コロナウィルスの烈風に伴い、提出期限が一カ月延長の4月15日となつた為か、
平年だったら2月上旬に作成していたが、気のゆるみで本日の午後に作成を決意した・・。

そして遅ればせながら『所得税の確定申告』の確定申告の下書きを始めた・・。

家内が保管している病院の医療費、これに関連した治療の薬代金、
或いはドラッグ・ストアーで買い求めた薬代金などの領収書の封筒を取り出して、
医療控除の基礎資料をエクセルで作成したりした。
            
やがてネットの国税庁のホームページの『確定申告書等作成コーナー』をパソコンで開き、
郵送されてきた厚生年金、企業年金の確定申告用の書類を取り出して、
入力を始めたりした。

こうした中で、年に一回の作業なので、忘れてしまったかしら、

と不安げにパソコンの画面を見たりしたりした・・。



私は恥ずかしながら『e-Tax』の方法に自信がなく、定年後のここ15年間は、
ネットの国税庁のホームページの『確定申告書等作成コーナー』をパソコンで開き、
源泉徴収票などの書類に基づいて、入力している。

この後『所得税の確定申告書』の用紙の最後のページに添付されている『下書き用』に転記した後、
提出分の本書に清書しているのが、毎年の実態となっている。
         
今回も厚生年金、わずかな企業年金の『収入金額等』、そして『所得金額』、
国民健康保険、介護保険、配偶者控除、基礎控除、医療費控除などの『所得から差し引かれる金額』、
或いは『税金の計算』などの算出方法が解からないので、
この国税庁のホームページの『確定申告書等作成コーナー』を頼りにして、項目、計算結果を転記している。




しかしながら確か3年前より、提出分、控え分もプリントが出来るようになり、
何かと悪筆な私は、微笑んだりしてきた。          

こうした中、『課税される所得金額』が自動計算され、
マイナス2694円と表示された・・。
そして私は、税金が2694円還付される、と判り微苦笑したりした・・。




そして私は家内に、入力の間違いがなければ、
今年に納める税金・・マイナスで・・2694円還付されるょ、
と苦笑しながら言ったりした。

『良かったわ・・わずかながらでも還付されるから・・』
と家内は微笑みながら私に言ったりした。

私は家内が安堵した表情を眺めたりした後、複雑な思いとなったりした。




やがて私は小庭のテラスに下り立ち、

税金で大半成り立っている日本の予算を思い浮かべたりした・・。

もとより税金で国家の維持・管理も・・
或いは私の好きな国立公園さえも・・と苦笑したりした。

やむなく私は、現役サラリーマン時代は数多くのサラリーマンと同様に、
大半は睡眠時間を削り奮戦して、程ほどの税金を納めてきたから、

今や体力も衰えた身に案じて勘弁してねぇ、
と空を見上げながら心の中で呟(つぶや)いたりした。
コメント
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