夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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プチ断食の3大効能「空腹」こそ長寿と健康のカギ、高齢者の私は学び、やがて微苦笑を重ねて・・。

2021-02-25 17:01:44 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 プレジデント・オンライン 】の中で、
『 「16時間はなにも食べるな」
 最新医学が勧めるプチ断食の3大効能「空腹」こそ長寿と健康のカギだった 』
と題された見出しを見たりした・・。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。


こうした中で、私は亡き母の血筋を純粋に受け継いだ為か、
男の癖にオシャベリで家内と歓談しながら、朝夕の食事は食べたりしている。

そして昼食はお互いに自由食として、ときにはアンパンのこしあん、つぶあんを食べて、
この世で一番おいしい食べ物と称賛したりしている。

午後3時には、果物を食べる習慣となり、この時節はリンゴひとつ頂いてる。

いずれも長年サラリーマン生活してきた反動か、
ゆったりと三食を頂き、午後3時におやつを頂いているので、
私にとっては断食などは死語であるが、
《・・長寿と健康・・》に関しては関心があるので、記事を読んだりした。



この記事は、生活習慣病の専門医の青木 厚(あおき・あつし)医学博士の寄稿文であり、
【 プレジデント・オンライン 】に於いて2月23日に配信され、
記事の後半を無断であるが転載させて頂く。

《・・(略)・・

プチ断食が体にもたらす最大のメリットは、
なんといっても「オートファジー」の仕組みを発動させることにあります。

オートファジーとは、細胞内の古くなったタンパク質が除去され、
新しいものに作り変えられるという仕組みです。

「空腹の時間」が続くと、体は生存するために、
なんとか「体内にあるもの」でタンパク質を作り出そうとします。

このとき、細胞が内側から生まれ変わります。
そのため、オートファジーには、
がんや糖尿病をはじめとする生活習慣病、アルツハイマー型認知症、
 感染症などの予防効果や、肌や筋肉などの老化防止の効果があると考えられています。

また、細胞の中には、ミトコンドリアという小器官が、
数多く(細胞全体の10~20%程度)存在しています。

ミトコンドリアは酸素呼吸を行っており、食べものから取り出した栄養と、
呼吸によって得た酸素を使って、
ATPという細胞の活動に必要なエネルギーを作り出します。

ATPは「生体のエネルギー通貨」と呼ばれています。
新しく元気なミトコンドリアが細胞内にたくさんあればあるほど、
たくさんのエネルギーを得られ、人は若々しく、健康でいられるわけですが、
オートファジーによって、このミトコンドリアも新たに生まれ変わります。



古くなったミトコンドリアは、大量の活性酸素を発生させるのですが、
オートファジーによって細胞が新しく生まれ変わることで、
活性酸素の量が減り、体へのダメージを軽減できます。

オートファジーがもたらしてくれる恩恵は、計り知れません。
細胞が生まれ変われば、体にとって不要なものや老廃物が一掃され、
 細胞や組織、器官の機能が活性化し、病気になりにくく若々しい体になるのです。

2016年には、東京工業大学の大隅良典栄誉教授が、
オートファジーの研究でノーベル生理学・医学賞を受賞しています。
 オートファジーは今、世界中の注目を集めているといえるでしょう。



オートファジーのスイッチが入るまで「16時間」
ただし、オートファジーには、ある特徴があります。
食べものによって得られた栄養が十分にある状態では、
オートファジーはあまり働かないのです。

そもそも、オートファジーは、
体や細胞が強いストレスを受けた際にも生き残れるよう、
体内に組み込まれたシステムです。

したがって、細胞が飢餓状態になったときや低酸素状態になったときにこそ、
働きが活発化します。

具体的には、最後にものを食べてから16時間ほど経過しなければ、
 オートファジーは活発化しません。

つまり、16時間の「空腹の時間」を作らないかぎり、
オートファジーによって細胞を生まれ変わらせることはできないのです。



☆「プチ断食」のハードルは、それほど高くはない

とはいえ、「断食」という言葉を見て、「なんだかしんどそう」と思ったり、
拒否感を覚えたりする人もいらっしゃるかもしれません。

けれども、たとえば、仕事や家事、育児などがあまりにも忙しくて、
 食事どころではなく、ほぼ丸一日、何も食べずに過ごしたといった経験はありませんか。

あるいは、何時間も食べるのを忘れてしまうぐらい趣味などにのめりこんだり、
休日ずっと布団の中でうとうとしているうちに、
気がつくと前日の夕食から何も食べていなかったり。

私からすれば、これらも立派な「プチ断食」です。
ひたすら、ひもじさをガマンするような過酷なことをする必要はありません。

できるだけ無理なく「ものを食べない時間」を作り、
・胃腸や肝臓などを休ませてあげること
・脂肪を燃焼させ、減らすこと
・血液の状態を改善させること
が大切です。



☆睡眠時間8時間+プチ断食8時間がベスト

では、具体的にはどのくらい「空腹の時間」を作ればよいのでしょうか。

私はこれまで、医師のひとりとして、
「断食」に関するさまざまな論文を読み、
また血糖値のコントロールに苦しむ糖尿病の患者さんたちの治療にあたってきました。

さらに、自分自身でも「プチ断食」を実践し、効果を注意深く観察して、
どうすれば「空腹」の効果を最大限に享受できるかを考えてきました。
その結果、たどりついたのが「16時間のプチ断食」です。

「長い」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
睡眠時間とうまく組み合わせることで、無理なく実行していただけるはずです。

たとえば、「一日8時間眠っている」という方であれば、
睡眠の前後合わせて8時間、食べずに過ごせば、
16時間のプチ断食を達成することができます。



☆大事なルールはただひとつ

いかがでしょう。なんとか実行できそうな気がしませんか。
もちろん、まずは週末だけチャレンジするなど、
できる範囲で始めていただいてかまいません。

たとえ週に一度でも、「空腹の時間」を作れば、
「内臓を休める」「脂肪を減らす」「血液の状態を改善する」といった効果に加え、
オートファジーによる細胞の生まれ変わり効果を享受することができるのです。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




今回、生活習慣病の専門医の青木 厚(あおき・あつし)医学博士の寄稿文より、
多々教示されたりした。

《・・空腹は、体重や体脂肪は減少させ、
糖尿病、がん、心筋梗塞や狭心症などのにも効果がある。
16時間は何も食べないほうがいい」という――。・・》と学んだりしたが、
この世で私なりの好きな食べ物を我慢することは酷だよなぁ・・、
微苦笑を重ねたとりした。

そして私は身長は、恥ずかしながら少しちじんで169センチ、
体重は74キロ前後で、少し小太りの身であるが、
やはり自身が美味しいなぁ・・と思える食べ物をいつまでも愛食して、
いつの日にかあの世に旅立ちを念願しているので、微苦笑を重ねたりした。
コメント
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