夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

4月のような陽気に、白梅・紅梅は満開となり、戸惑い微笑みながら、散策して・・。

2021-02-21 14:09:09 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、 ささやかに過ごしている。

こうした中で、昨年の新春より、新型コロナウィルスの烈風より、
私は生まれて初めて外出の時はマスクをしてきた。



もとより新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、
おひとりおひとりが、「相手と身体的距離を確保すること」、
「マスクの着用」、「 手洗いや咳エチケット」、
「三密(密集、密接、密閉)」を避けるといった、
国民のひとりとして、私たち夫婦は確かな責務、と実施したりしてきた。

そして我が家は家内の提案で、マスクは使い捨てと決めたり、
玄関の片隅には消毒液を置き、外出から帰宅後は手を消毒したり、
もとより日常の室内で生活していても、洗面所など手洗いをしてきた。


  ☆これ以降の掲載したすべて写真は、昨日、都立の神代植物公園の周辺で撮った☆

こうした中で、平素の我が家の買物は年金生活を始めた当初より、
私が自主宣言をして、家内からの依頼された品を求めて、
スーパー、専門店に殆ど毎日行っている買物メール老ボーイとなっているが、

新型コロナウイルスの襲来の中、3日に一度に集約して素早く買い物をしてきた・・。

この後、帰宅した私は独りで外出して、
 自宅から3キロ以内の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、
季節のうつろいを享受している。

こうした根底には、もとより健康でなければ、私自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮する為、
歩いたりしている。




たまたま昨日、4月のような陽気になります、と天気情報は報じられて、
久々に閉園となっている都立の神代植物公園の周辺を歩いてみよう、
と決意した・・。

新型コロナウイルスが襲来する昨年の1月以前は、
神代植物公園は私にとっては、第二の心のふるさとであるので、
幾たびに訪れきた・・。



しかしながら、昨年の桜が咲く時節に、
小池百合子都知事は「新型コロナウイルス感染症の拡大防止の為、
臨時閉園となつたりした。

この後、昨年の12月26日(土)より今年の2月7日(日)までの臨時休園であったが、
やがて3月8日(月)まで延長となり、
白梅・紅梅など早春の花は散ってしまうじゃないの・・と大いに落胆したりした・・。



このような心情の私は、せめて神代植物公園の周辺を歩き、
この時節の花に心を寄せようと、思い深めたりした・・。



そして4時間近く散策する中、白梅・紅梅は満開となり、
中には桃の花も鑑賞できて、戸惑いながら微笑んだりした・・。



こうした中、亡き寺山修司さんの『 書を捨てよ、町へ出よう 』の名作があるが、
私は『 高齢者は、引籠(ひきこも)りするより、公園で歩こう 』かしら、
と微笑み返しをしたりした。
コメント (2)
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