夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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毎日の耳掃除、その”ひと掻き”が「認知症のもと」といえる驚きのワケ、77歳の私は学び、驚嘆して・・。

2022-02-11 14:25:53 | 喜寿の頃からの思い
先程、講談社のサイトのひとつの【 現代ビジネス 】を見ている中、
『 毎日の耳掃除、その”ひと掻き”が「認知症のもと」といえる驚きのワケ 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の満77歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。

こうした中で、

このような深情のある私は、
《・・毎日の耳掃除、その”ひと掻き”が「認知症のもと」・・》って、
どのようなことなのょ・・と思いながら、記事を読んでしまった。


この記事は、『週刊現代』の
2022年2月12日号に掲載された記事で、
関連の【 現代ビジネス 】に於いて、2月11日に配信され、
無駄なんであるが、記事を転載させて頂く。

《・・
耳かきは、日本人が愛してやまない習慣だ。

だが、この行為が、認知症をはじめとした重病の原因となっている可能性がある。
良かれと思って耳を刺激し続けると、やがて取り返しのつかない事態を招く。



☆まったくの逆効果

耳かきを耳に入れ、痒い所をほじほじ。
なんとも言えない気持ちよさが、病みつきになっている人も多いだろう。

だが、この耳かきによる快感を求め続けると、やがて後悔することになる。

「2年前の春のことです。
70歳になったばかりの父から、『最近耳の聞こえが悪くなった』と相談されました。

その時は深く考えず、誰でも耳は遠くなるし、
お父さんは、耳かきも毎日してきれいにしているから、
病気でもないだろうし・・・と聞き流してしまったのです」

こう語るのは前田優子さん(44歳・仮名)だ。

彼女が振り返るように、前田さんの父親は、
風呂上がりの耳かきが、日課になっていた。

40代の時に、中耳炎を起こして苦しんでから、せっせと耳掃除に取り組んできたという。

「ところが、半年もすると、私の言ったことを、
何度も聞き返したりするなど、生活にも支障が出始めました。
人と会話するのも億劫だと、家にこもりぼんやりとする時間も増えていったのです。

徐々に物忘れもひどくなっていき、
1時間前に話したことすら、覚えていられなくなってしまいました。
これはまずいと思って、病院へ連れて行ったのです」(前田さん)


診察を受けた結果、前田さんの父親は、レベルII相当の認知症だと診断されてしまう。

医者からは、「難聴により認知症を発症し、一気に進行した可能性が高い」
と告げられた。

前田さんが続ける。
「難聴は、認知症を発症させる要因なのだと初めて聞かされ、驚きました。

ショックだったのは、耳の検査の結果です。
父の耳の中には、大量の耳垢が詰まっていて、これが難聴の原因になっていたというのです。

医師からは『お父さんは、耳かきのしすぎだったのでは』
と言われてしまいました」

 
これは、前田さんの父親に限ったことではない。
実は、私たちが普段している耳かきは、耳の掃除としては何の役にも立たない。

それどころか、耳の奥に垢を押し込んで、
かえって難聴を引き起こす原因となっているのだ。



国立長寿医療研究センター耳鼻いんこう科に所属する医師の杉浦彩子氏が解説する。

「耳の穴である外耳道には、峡部と呼ばれる盛り上がった部分があります。
耳かきを入れた時、ざらざらとした感触がする場所です。
実は峡部付近には、耳垢が大変溜まりやすくなっているのです。

ここを耳かきで擦ると、溜まっていた耳垢は、
除去されず、奥へと押し込まれてしまいます」

耳垢が奥に押し込まれて溜まっていくと、
外耳道にまるで蓋をしたかのように耳垢が溜まり、穴をふさいでしまう。

これは耳垢塞栓と呼ばれる状態で、最大で40dBも聴力を低下させる。

冒頭の前田さんの父親も、耳垢塞栓により難聴に陥ってしまったのだ。



さらに、耳かきは、単に耳垢を押し込むだけでなく、
外耳道にも過度の刺激を与えてしまう。
これも難聴を引き起こす原因となりうる。

「外耳道の奥側は、とても皮膚が薄いため、
耳かきで強く刺激すると、簡単に皮が破れてしまうのです。

この傷口から、ブドウ球菌といった細菌や真菌(カビ)が感染すると、
外耳炎を引き起こします。

外耳炎の炎症が起きた箇所は、腫れを伴い、外耳道をふさいで聴力を低下させることもあります。

また、ひどい外耳炎を発症すると、
炎症が悪化して、骨にまで達する外耳道真珠腫という状態になることがあります。

細菌が外耳道の下の骨を溶かし、くぼみを作ってしまうのです。
こうして空いた穴は、ふさがらず、痛みも生じさせてしまいます」(杉浦氏)

難聴になれば、他人とのコミュニケーションの難易度が徐々に上がり、
自然と会話を避けるようになれる。

その結果、社会的な孤立が深まり認知機能が低下してしまう。
さらに、耳かきの習慣は、認知症のリスクだけではないという。




今回、毎日の耳掃除、その”ひと掻き”が「認知症のもと」といえる驚きのワケ、
私は学びながら、やがて驚嘆してしまった。

私は耳掃除に関しては、市販されている竹の耳そうじ棒で、
週に一度ぐらい、高齢者は清潔が何よりだ、と思いながら実施している。

或いは月に一度、散髪屋と称している理髪店に行き、
サービスのひとつとして耳掃除をして頂いているのが、実態である。



今回、《・・
耳の穴である外耳道には、峡部と呼ばれる盛り上がった部分があります。

耳かきを入れた時、ざらざらとした感触がする場所です。
実は峡部付近には、耳垢が大変溜まりやすくなっているのです。

ここを耳かきで擦ると、溜まっていた耳垢は、
除去されず、奥へと押し込まれてしまいます
・・》と学んだりした。

やむなく今後は、浅く丁寧にすれば・・大丈夫かしら、と思い重ねたりしている。

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