夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

スーパー、100均で損しないための買い物術、買物メール老ボーイの私は学び、微苦笑して・・。

2022-02-09 13:40:30 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【 マネーポストWEB 】を見ている中で、
『 スーパー、100均で損しないための買い物術 
        節約上手は「費用対効果」を重視 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の満77歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。

こうした中、我が家の平素の買い物に関して、年金生活を始めた当初より、
私は自主宣言をして、家内から依頼された品を求めて、
殆ど毎日のようにスーパー、専門店に独りで行っている買物メール老ボーイとなっている。

しかしながら一昨年の2月に新ウィルスコロナの烈風後は、
感染が怖くて、『三密(密集、密接、密閉)』に伴い、
3日に一度ぐらいに集約して、素早く店内の品を確認し、買い物をしている・・。



私はある民間会社に35年近く奮戦して2004年〈平成16年〉の秋に定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始めたりした・・。

そして定年前のサラリーマン時代の私は、数多くの人たちと同様に多忙で、
家内は我が家の専守防衛長官のような専業主婦であり、日常の洗濯、買い物、料理、掃除などで、
家内なりの日常ペースがあり、この合間に趣味などのささやかな時間で過ごしてきた。

そして定年後の年金生活を始めた私としては、このペースを崩すのは天敵と確信し、
平素の買物専任者を自主宣言したりした。

          

平素は、朝食後に家内は、いつものように新聞に添付されているスーパーのチラシを見た後、
赤のサインペンで丸印を付けたりした・・。

やがて私は手渡されて、赤丸が付いたのが本日の買物の対象品であり、
そして私が店内で魅せられた品を追加するのが、我が家の鉄則となっている。

このように買物メール老ボーイの18年生の私は、
《・・スーパー、100均で損しないための買い物術・・》って、
どのようなことなのょ・・と思いながら、こっそりと記事を読んでしまった・・。

この記事は、『女性セブン』の2022年2月10日号に掲載された記事で、
関連の公式サイトの【 女性セブン 】に於いて、2月1日に配信されて、
無断であるが、記事を転載させて頂く。



《・・
「今年こそ、お金を貯める!」と誓って、はや1か月。

もし、頑張ってもお金が貯まらないというのなら、やればやるほどお金が逃げていく、
間違った節約方法を実践しているのかもしれない。

そこで、あなたの“節約観”が正しいかどうか確かめてみよう。

自宅から1キロ離れたスーパーでは、
毎日飲んでいる定価120円のペットボトルが、100円で売られている。

一方、毎日の帰り道にあるコンビニでは、同じものが定価で売られている。

少し遠くても安いスーパーで買うか、それとも近くのコンビニで定価で買うか・・・
最終的にお金を貯められる人は、どっちで買っているのだろうか?



☆「節約=がまん」ではない

毎日買うものなら、スーパーで20円安いものを買った方が、お得に思える。
だが正解は、「コンビニで定価で買う人の方が、お金を貯められる」だという。

明治大学サービス創新研究所研究員で『攻めの節約』(WAVE出版)著者の生方正さんが説明する。

「これは“お金持ちだから、毎日120円の飲み物を選んでいる”というわけではありません。
“100円で買うために、いちいち時間と労力を使っていては、
長期的に見るとお金が貯まりにくい”ということです」

生方さんは、40代で2億円の資産を築いた元自衛官。
そこまでお金を増やせたのは、お金を使うときは、金額だけではなく
「費用対効果」を考えてきたからだという。

「節約するためには、“どれだけ金額が安いか”だけを考えても不充分です。
“その金額で買うまでに、どれくらいの時間と労力がかかるか”、
“どれだけ自分が満足するか”までを考えることで、
すべての買い物でムダ遣いをしないように心がけてきました」(生方さん)

1キロ離れたスーパーまで毎日行くのは、よほど時間か体力に余裕がある人か、
ほかにメリットがなければ、タイムロスや疲労感が大きなストレスになり、
1日にたった20円分の得では釣り合わないということだ。

「節約=がまん」だと思っている人は、実はお金を貯められないのだ。

ソレダメ!逆効果な節約25
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何より、ただ「安い」というだけで、飛びついてはいけない。

家計再生コンサルタントの横山光昭さんが指摘する。

「どんなものでも、安いものには理由があります。
例えば、わが家では海外製の安い美容家電の出力が弱くて使えず、
結局それは一度も役に立たないまま、
高価な国内メーカーのものに買い替えたことがあります。

すべてではありませんが、家電や洋服などには特にその傾向がある」

最近人気を集めている激安海外ファッション通販などは
「結婚式で着られそうなワンピースを1000円で買ったら、
網戸のような素材のレースでできたスケスケの“服のようなもの”が届いた」、

「流行の白いスニーカーが、割引になっていたので注文したら、地下足袋のようなものが届いた」など、
ものによっては写真詐欺としか言えないような事態になることも。



☆「100均なら何でも安い」の考えは要注意

消費生活アドバイザーの丸山晴美さんは、100円ショップにも注意が必要と話す。

「キッチンペーパーやティッシュペーパー、ヘアゴムなどは、
100均と比べれば割高になりますが、ドラッグストアで買った方が
量が多く、耐久性も高い。

100均なら何でも安いと思い込んで買うのは考えものです」

また、100円とはいえ、品質が悪ければ、それは安物買いの銭失い。
年末年始は、衣料品などのセールも多かったが、割引や福袋も、本当に得することは少ない。

「“50%オフ”、“2枚目は半額”といったセールで、
本当に好みのデザインのものや、サイズがぴったり合うものを見つけるのは難しい。

安いからと妥協して買ったところで、すぐにたんすの肥やしになってしまう」(丸山さん・以下同)

本当に「お金を出しても損しないもの」はこう見極める
本当に「お金を出しても損しないもの」はこう見極める

数年前から大人気の業務スーパーやコストコも、
買い方によってはムダ遣いのもとになる。

安いからといって、テレビなどで話題の商品を爆買いして、後悔する人も多い。

「業務スーパーやコストコの商品は、冷凍品が多い。
買ったところで冷凍庫に入り切らず、量も多くて食べ切れず、ムダにしがち。

もし口に合わずに、期限が切れれば、捨てることになるため、
安さにつられて、買いすぎないことです」

日々、1円でも安いものを求めて、スーパーをはしごするのは、
一見正しい節約方法に見えるが、現実的ではない。

「そもそも“頑張って節約しよう”と思って時間をかけている時点で、
疲れて続けられなくなったり、リバウンドで衝動買いしてしまう。

私なら、仮に20分を買い物に使うくらいなら、
その時間を使って別の仕事や家事を進めたり、
投資の勉強をする方がいいと考えます」(生方さん)



☆タイムセールや半額シールは“客寄せパンダ”

感染予防の観点からも、買い物の回数は少ない方がいい。
スーパーでの買い物は、多くても週2回までにし、
その中で、店舗ごとの割引デーなどに狙いを定めるのが賢いやり方だ。

「店内では、カートを使わず、買い物かごは手に持ちましょう。
1人で持てるくらいの重さなら、1回の買い物は2000円程度で済むはずです。

店に入ったら、まず吟味すべきなのは、入り口付近にある野菜から。
肉や魚といったメインの食材ではなく、
そのとき安い野菜をいくつか買って副菜を作り置きし、
メインは安い豚こま肉か旬の安価な魚介類で固定するのが、最近の節約上手な人たちの傾向。

以前は安い肉といえば鶏胸肉でしたが、いまは値上がりしているので、
安いメイン食材には、豚こま肉かひき肉がおすすめです」(丸山さん・以下同)



夕方のタイムセールや半額シールは、“客寄せパンダ”。
洋服のセールと同じく、よく考えずに飛びつくと損していることもある。

「タイムセール中は、安さにつられて、ムダ買いしがち。
夜は品揃えが悪いので、私はできるだけ昼間に買い物するようにしています。

半額シールが貼られているのは、鮮度が悪いから。
“もし、これが定価だったら買うかしら?”と、かごに入れる前に考えて」

買い物の回数が減ったからといって、
消耗品を何でも買いだめするのは、結果的にムダを生む。

丸山さんによれば、ティッシュペーパーなど、
今後値上がりするもの以外は、買いだめすると消費量が増え、
結果的に出費も増えるという。

毎日使うものでも「1つ多めに買っておく」くらいにとどめた方がいい。
特に買いだめしてはいけないのは、お酒やお菓子など。

「嗜好品は、あればあるだけ飲んだり食べたりしてしまい、
出費がかさむばかりか、健康にも悪い。
好きなものほど“なくなってから買う”を徹底しましょう」(横山さん)・・ 》




今回、《・・スーパー、100均で損しないための買い物術・・》を読み、
多々教示されて、微苦笑を重ねたりした・・。

私は《・・損しないための買い物術・・》より《・・何かしら、お得感・・》に、
誘惑されて、買い物をする時が多い。

たとえば、私はコンビニに関しては、
セブン&アイ・ホールディングスの『nanaco』を使用してきて、
3年前までタバコを喫っていたので、タバコを買い求めたりした。

或いは散策の時に、水分補給して、煎茶のボトルを買い求めている。

ときおり買物した帰路に、 コンビニの『セブンイレブン』に立ち寄り、
家内のお土産としてスイーツを買い求めたりしている、

たまたまポイントが溜まっていたので活用したら、
結果的にはスイーツ代が無料となり、 思わずお得したような心情となり、
微笑んだりしたことが幾たびもあったりした・・。



しかしながら我が家の平素の買物で、スーパーの場合は、
最寄駅にある『京王ストア』仙川店、『クイーンズ伊勢丹』仙川店、
或いは我が家の最寄りの『いなげや』狛江東野川店が圧倒的に多く、
ときおり『イトーヨーカドー』国領店を活用するぐらいとなっている。

このような実態となっているので、『nanaco』のポイントを増やす為に、
『イトーヨーカドー』ばかり利用するのが、ままならず、微苦笑したりしている。
            
ここ数年は、デパートの『京王』、『小田急』のカードが増え、
ドラックストアーの『サンドラック』、『トモズ』のカードがあり、
ポイントが増えて、割引なると、私は微笑んでしまう癖もある。



余談であるが、私は平素の買い物でも、幾たびか失敗をしてきた・・。

2004年(平成16年)の秋、年金生活を始めてまもない頃、
家内から依頼された特売セールの洗剤を買い求めに行った。

そして年金生活で貢献できるのは、せめて廉(やす)い価格の品を多めに、と思いながら、
5個ばかり買い求めて、意気揚々として帰宅した。

やがて帰宅後、家内に頼まれた洗剤を手渡すと、
『あら、違うわ・・ライオンのトップでも《部屋干し》をお願いしたはずょ・・』
と家内は言った。

『違った・・!?』
と私は言った。

『違っています・・うちはずっと《部屋干しトップ》なの・・
貴方・・よく仕事ができたわねぇ・・』
と家内は追い討ちをかけてきた。

『じゃ・・取り替えてくるよ・・』
と私は言った。

やがて洗剤はひとつの箱でも1・1Kgあり、5個買い求めていたので、少し重い洗剤を提(さ)げて、
再びスーパーに向かった。

こうした中、仕事は給料を頂いて緊張感の中で、責務を果たしてきたので、
気軽な買物と違うょ、と心の中で呟(つぶや)きながら歩いたりした・・。

          
          

或いはトマトを買い求めた当初は、苦い失敗談があったりした。
確か翌年の2005年(平成17年)の6月初旬の頃だった・・。

たまたまスーパーの店内に於いて、野菜売り場の近くにトマトの販売コーナーがあり、
家内はトマトが好きであり、少し高い値段であったが、
何より新鮮であったので、3つばかり買い求めたりした。

帰宅後、家内に手渡すと、
『わぁ・・立派なトマト・・美味しいそうだわ・・』
と家内は微笑みながら言ったりした。

やがて家内は、値段を訊(き)かれて、私は応(こ)えた。

『でもねぇ・・高過ぎるわょ・・我が家は年金生活ですから・・程ほどにして下さい・・
貴方は幼年期の頃、農家の児だったでしょう・・トマトの見極めぐらいは解っているでしょう・・
私は長い間、程ほど品をお廉(やす)く買い求めてきたわ・・』
と私は家内から叱咤されたりした。

『XXちゃんさぁ・・専業主婦25年選手でしょう・・
ボクは買物一年生だょ・・気を付けますょ』
と私は抗弁したりした。

これ以来、私は野菜、果実(くだもの)は、新鮮さを見極めながら、
程ほど品を廉(やす)く買い求めたりしてきた。
コメント (4)
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