先程、ヤフージャパンより配信されたニュースを見ている中、
『 70代になったら始めたい 「年会費」「銀行口座」の整理 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住む年金生活の満77歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
こうした中で、息子、娘もいないので、いつの日にか介護要、
或いは判断力が衰えた時には困苦するので、
私たち夫婦は、ときおり終活のようなことをしてきた。
しかしながら、落ち度があったら、人生はやり直しがないので、
遅ればせながら学ぼうと思い、記事を読んでしまった。
この記事は、『女性自身』の2022年2月8日号に掲載された記事で、
サイトの【 女性自身 】に2月17日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。
《・・「ある調査では60代の40%が
『終活を始めたい』と思っているそうですが、
実際に行動に移せている人は、多くありません。
それは、やることが多すぎて、どこから手をつけていいか、わからないから。
また、『終活』というと『エンディングノートをつける』、
『自分の財産を処分する』など、
なんだか“人生の幕引き”というネガティブな印象があることも、その理由かもしれません。
ですが、じつは『終活』は、人生を最期まで、
自分らしく生きるためのポジティブな活動なのです。
ほんとうに必要なモノ、やりたいことを取捨選択することで、
これからの人生をより豊かにする。
そのための『人生整理』だと考えてみてはいかがでしょう」
そう語るのは、生前整理普及協会代表理事の大津たまみさん。
大津さんは、30年以上、片付けのプロとして、
1万件以上の現場で、片付けや清掃法を指導してきた。
ここ数年、「終活」という言葉を耳にする機会が増えてきたが、
まだどこかひとごとのように、とらえている人も多いことだろう。
「人生整理」を始めるベストなタイミングは、
夫の定年時や子どもの独立時。
年齢に応じて、順番に手をつけるとはかどるという。
ここでは、70代で具体的に「捨てる/残す」べきモノについて、大津さんに教えてもらった。
70代になると、多くの人が「収入は年金だけ」という状態に。
家計を赤字にしないために、過剰な物欲を捨てる必要があるという。
「使うことが決まっているモノだけを買うのが、原則。
特売品や安売りに飛びつくのは、NG!
はやりモノや、友達が持っているモノを欲しがらないようにしましょう」(大津さん・以下同)
また、認知能力が衰えてくる70代では、
高齢者を狙った詐欺や交通事故が多発している。
それらを回避するためにも、固定電話の解約や運転免許の返納を検討しよう。
さらに、こじれた人間関係に対する「心残り」や、
煩雑な書類が必要になる銀行口座の解約も、70代のうちに対処しておきたい。
☆捨てるモノ
【過剰な物欲】
貯蓄を取り崩さなくても、年金収入だけで収支が成り立つように、
無駄遣いは禁止!
【若いころから続けているモノやサービス】
固定電話や運転免許、定期購読している新聞なども、やめよう。
また、ジム通いや毎年支払っている年会費は、ないかのチェックも忘れずに。
【人間関係の「心残り」】
悔いを残さないためにも、謝っておきたい、
仲直りしたい人がいたら、最後のチャンス。
【使っていない銀行口座】
判断能力がしっかりしているうちに、
金融資産や定期預金などは解約して現金化しておくと、
相続のときにもスムーズに手続きができる。
☆残すモノ
残すモノについては、「健康」と「最期のとき」に留意することが大切。
大津さんによれば「70代でサークル活動やジム通いをやめる人は多い」そうだが、
早寝早起きやウオーキングといった健康的な習慣は、ぜひ残したい。
また、気持ちを若く保つためには、美容院通いのようなおしゃれ心も同様だ。
あとは、高齢者施設の下見に行き、人生終盤の生活イメージをきちんと持っておくほか、
相続を考えた資産整理に着手したい。
【前向きな生活習慣】
早寝早起きして、毎日ウオーキングをするだけでも、健康を維持できる。
お金は「美容院通い」など、前向きな習慣だけに使うようにしよう。
【老後の生活のイメージ】
近い将来、介護が必要になったときを具体的にイメージしながら、
高齢者施設の見学や体験入所も元気なうちにやっておきたい。
【「最期のとき」の希望】
終末期や自分が死んだときを想定して、延命治療や献体をどうするのか、
また、葬儀のやり方や菩提寺の情報などをエンディングノートに書き残しておこう。
遺言書を作成するために資産の整理も始めておきたい。
将来、子どもたちにトラブルの種を残さないようにしておこう。・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

今回、《・・70代で具体的に「捨てる/残す」べきモノについて・・》、
具体的な事例が記載されて、多々教示されたりした・・。
私たち夫婦は、どちらかが、いつの日にか、介護・要となり、
『介護支援・1、2』、そして『介護要・1、2』ぐらいまでは、
何んとか自宅で過ごしたいと念願している。
この後の『介護要・3』以上になってしまった時は、
頼れる子供もいないので、在宅介護は難題と思い、
やむなく介護施設にお世話になると思われる。
このような難題を漠然としながらも、5年前の頃から、
私たち夫婦は、ときおり話し合ったりしてきた。
しかしながら具体的に、介護施設を訪問することもなく、
知人などから、少し学んだ程度が実態となっている。
こうした中、3年前の5月に、家内が亡くなることが多い大病して、
退院後の定期検査をしてきたが、未だに体調は万全でない状態となっている。
過ぎし3年前、家内が入院して、手術を受けた後、
私はもしかしたら家内はこの世を去ってしまう・・と心の片隅に思いながら、
心痛な思いで過ごしてきた・・。
やがて退院後、私たち夫婦は、一日を大切に過ごそう、とお互いに言い交したりしている。
こうした中で、私たち夫婦は、終活のあらゆる想定できることを、
話し合ったりした・・。
たとえば延命治療はしない、希望する葬儀、墓地、
その後の『おひとりさま』の日常生活費、希望される生活状況など、
考えられる範囲を整理したりした。
家内より特訓を受けたりしている。

遺言書に関しては、2004年(平成16年)の秋、定年退職時を迎え、
多々の理由で年金生活を始めた。
こうした時、この当時の私は、タバコを喫うし、お酒も大好きな呑兵衛だったし、
私は家内よりあの世に先に旅立ちと思い、
残された家内が生活に困苦しないように、公正証書を作成したりした。
このように終活に関することを私たち夫婦は過ごしてきたが、
人生の晩秋期は安楽なことも多彩にあったりしながら、予期せぬ出来事が多いよなぁ・・、
と微苦笑したりしてる。