お酢の健康効果は?
生魚をお酢でしめて、食べることで食中毒を予防し、
お酢で冷蔵庫内などを清掃すると雑菌の繁殖を防ぐことができるといったように、
昔からお酢は、生活の知恵として利用されてきました。
またお酢は、健康面や美容面でも素晴らしい効果をもたらしてくれるのです。
☆アミノ酸
お酢には、アミノ酸が豊富に含まれています。
アミノ酸は、たんぱく質の材料であり、
私たちの体は、たんぱく質などによって作られているため、
人間にとって必要不可欠な成分なのです。
アミノ酸は、体内で免疫力、体力や筋力の向上、集中力の向上といった健康維持や
生命維持活動に欠かせない働きのほかに、
美肌・美髪効果などの美容にも作用し、またリラックス効果もあるとされています。
さらに、酢酸と同様にダイエット効果も期待できます。
☆クエン酸
柑橘類には、クエン酸が豊富に含まれ、
レモンやミカンなどの酸っぱい果物を食べると
疲労回復効果があることはよく知られています。
お酢が体内に入ると、クエン酸に変換されるので、
お酢を摂ることで、血行を促進し、
疲労の原因となる乳酸を分解する効果があるといわれています。
お酢を摂るときのポイントは?
お酢が健康に良いからといって、大量に摂取すれば、
すぐに効果があるというわけではありません。
お酢は、殺菌効果が強いため、空腹時に過剰に摂取すると、胃が痛くなることもあります。
ストレートで飲むタイプのお酢は、食中か食後に摂りましょう。
酢の物やマリネ、ピクルス漬けなど、お酢を料理でも使いこなしたいですね。
最近なんとなく疲れやすい・・・と感じている方は、
ぜひお酢を食生活に取り入れてみてください。
最近の健康志向の高まりで、スーパーやインターネットのサイトでは、
ご紹介した種類以外にもたくさんのお酢が販売されています。
お酢の酸っぱさが苦手な方でも飲みやすい、甘いドリンクタイプもありますので、
一度試してみてはいかがでしょうか。
【監修】
スポーツクラブNAS
管理栄養士
市谷 直美
「文:けんこうフィットNEWS 」・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
今回、お酢に関して、体に具体的に良いワケ、
遅ればせながら、79歳の私は学び、多々教示させられ、微笑えんだりした。
そして家内が、私が好きな酢の家庭料理を作ってくれて、
私が身体は多少衰えても、元気で過ごしているので、
ひとえに家内に感謝をしなければ・・・と微笑んだりしている。