若者を中心に人気が広がるペダル付き原付きバイク「モペット」。
原付きバイクと同じ扱いだが、電動アシスト自転車と同じ感覚で、
免許を持たず、ヘルメットをかぶらないまま運転する人が後を絶たない。
摘発や事故が急増しており、警察当局は警戒を強めている。
「免許が必要だと思わなかった」。
昨年12月22日、東京都中野区の国道で警視庁野方署が実施した交通取り締まりで、
警告を受けた飲食宅配代行サービス「ウーバーイーツ」配達員らは、こう口をそろえた。
この日は午後7時からわずか1時間で、
モペットや、ペダルをこがずに走行できる改造自転車計8台の違法走行が確認された。
乗っていた8人の配達員は、全員が外国人で、8人ともヘルメットを着用せず、
7人は無免許だった。
同署の担当者は「違反の意識がない。(交通ルールを)知らないでは済まされない」
と危機感を募らせる。
警察庁によると、モペットに関する2023年の全国の摘発件数は、
前年比約3.6倍の345件で、人身事故も同2倍超の57件と急増している。
こうした事態に、同庁は今月5日、
免許もヘルメットの着用も必要な原付きバイクに当たることを明記した
道交法改正案を国会に提出。
これまで通達で規定していたルールを明確化した。
そもそもモペットは、なぜ人気があるのか。
一般社団法人「日本二輪車普及安全協会」の担当者は
「新型コロナウイルス禍で公共交通機関を利用しにくくなったため」と指摘する。
必要に応じて広まったという見方だが、ある捜査関係者は
「見た目が自転車なので、逆走や違法駐車が目立たないことも理由の一つ」と分析する。
市販の部品を使って改造した電動アシスト自転車も課題だ。
捜査関係者によると、改造車は、スピードが出やすく、モペットの半額以下で入手できる。
ペダルをこがなくても走行する改造車は、原付きバイクとして扱われるが、
自転車のように利用する人が少なくないという。
モペットは海外では自転車扱いとされることもあり、
警視庁は、複数の言語に対応したチラシの配布を検討している。
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
今回、原付きバイクと同じ扱いで、
若者を中心に人気が広がるペダル付き原付きバイク「モペット」が、
電動アシスト自転車と同じ感覚で、
免許を持たず、ヘルメットをかぶらないまま運転する人が後を絶たない・・。
そして、摘発や事故が急増しており、警察当局は警戒を強めている
と私は初めて学んだりした。
過ぎし、昨年の秋、電動キックボードひき逃げで、
都心の街中を歩いていた60代女性が骨折の大ケガ、私は学び、
震撼させられたりした・・。
何かしら「電動キックボード」に伴う法改正、
《・・16歳以上であれば「免許は不要」、
時速6キロ以下であれば、「歩道の通行」(モード切り替え)が認められ、
ヘルメット着用も「任意(努力義務)」・・》、
都市部の街中の道路、歩道の利用は、無理難題であり、どうして改正したのか、
私は理解できないでいる・・。
最低限、道路を走行する時には、標識、信号など最低限の義務があるので、
バイクで排気量50㏄以下の原付免許に相当する免許証が必要と思われ、
うわべの利便性より、安全第一で利用して頂きたい、と私は思い深めている。
こうした上、今回の「モペット」違法運転が横行、
やむえず警察当局は、厳罰で対処して頂きたい。
もとよりこうした根底には、国民が、都市部の街中の道路の横断歩道を歩く時、
そして街中の歩道を歩く時ぐらいは、安心して過ごしたいからである。