夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときおり愛読する本のひとつには、『図説 調布の歴史』

2023-05-29 15:22:14 | 喜寿の頃からの思い
私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅の地域に住み、
生家も近く、結婚前後の5年を除き、私としてこの地域に73年ばかり住んできた為か、
調布の里っ児、或いは原住民かしら、と思ったりすることもある。 

私は1944年(昭和19年)の秋に、今住んでいる近くに生家があり、
農家の三男坊として生を受けた。


やがて地元の小学校に1951年〈昭和26年〉の春に入学した当時は、
祖父、父が中心となって、小作人だった人たちの手助けを借りて、 程ほど広い田畑を耕していた。
そして所有している田んぼの中に小さな川が流れ、湧き水もあり、 竹林、雑木林が母屋の周辺にあった。

やがて私が1953年(昭和28年)の小学2年の三学期に父が病死し、
翌年の1954年(昭和29年)の5月に祖父も他界され、
生家は大黒柱の2人が亡くなり、没落しはじめた・・。
 


まもなく1955年 (昭和30年) の頃から、都会の人たち達が周辺に家を建てられ、
私が小学校を卒業した1957年 (昭和32年) であるが、
この頃になるとベットタウンとなり、新興の住宅街に大きく変貌した。

このような急速に変貌した私の住む地域に関しては、
亡き私の母、父の妹の叔母さんから聞いたりし、親戚の叔父さんから教えられてきた・・。

これ以前の戦前のことは、書物とか映画、新聞などで学んできたが、
具体的な私の住む地域に関しては、途切れた知識となって来た・・。

過ぎし確か15年前の頃、『調布市 郷土博物館』を訪ねて、
専門スタッフの御方からアドバイスを頂き、ひとつの本を買い求めた。



この本は、編集は調布市市史編集委員会で、
平成12年3月31日 発行と明記されている。

市の景観はもとより、原始・古代から中世、そして近世、近代、やがて現代まで、
それぞれの時代が克明に解説され、最終には民俗まで明記されている。

こうした中で、特に私は徳川時代から明治、大正、昭和の敗戦前まで関心があり、
ときおり精読して、多々教示されてきた・・。

たとえば明治時代より昭和時代の戦前期の中に於いて、
6・・『町と村の移り変わり』
     1。京王線の開通
     2。田園風景
     3。大正期の教育
     4。多摩川の恵み
     5。文化のいぶき
このような章を読み、学びながら・・そういう状況の中で・・と教示されてきた・・。




このように郷土博物館は、日本の市町村にあると思われ、
私は旅先で、山形県の新庄市、富山県の富山市、長崎県の長崎市など、
訪ねて、鑑賞して学んできたりした。

その地の文化、風習まで学べるので、私は訪ねたり、
或いは類似した本を買い求めたりしている。

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