昨夜、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見ている中、
『 病院に行くことでうつされる
注意すべき「院内感染」のリスク 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。
そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40数年の古ぼけた一軒屋に住んでいる。
こうした中、過ぎし2010年(平成22年)の秋、私は66歳の健康診断の時の結果、
『糖尿病で、内科に受診して下さい』と明記されてしまった。
私は青ざめ、翌日に自宅から徒歩10分ばかりの内科専門病院に行き、検査、そして問診の時、
『国内旅行に何とか70歳ぐらいまで行きたいので・・何なりと御指導をお願い致します』
と私は内科の医師に懇願した。
そして高橋真梨子さんが唄われた『桃色吐息』は妖艶であるが、
体力の衰えた66歳の私は、青色吐息のような表情で、内科の医師のアドバイスを聴いたりした・・。
私は家内との共通趣味は国内旅行であり、糖尿病の場合は、もとより食事制約がある。
このような時、家内と共に旅行の宿泊先で美味しい夕食を頂けそうな時、
私は食べてはいけない料理だったら、余りにも惨(みじ)めである、と思ったりした。
やがて医師から、料理のカロリー試算表を渡された上、 軽い運動を毎日して下さい、と私は言われた・・。
この後、6週間の私は、家内が料理のカロリー試算表を確認しながら野菜を多くした料理を作って貰い、
これ以来、朝夕頂いたりした。
そして私は、ウォーキングをしたり、或いは早足で遊歩道を歩いたりし、
お酒はしばらく・・さよならねぇ、と夕食の時も煎茶を飲んだりしていた。
こうした中、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、
糖尿病の範囲の対象から克服でき、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外は、ほぼ優等生となって、改善努力の成果となっている。
そしてこうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、
日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。
しかしながら家内は、糖尿病の予備群ですから、程々に注意して下さい、と言われる時もある。
このように私は、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、
そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、早や11年目となっている。
昨年の新春より、新型コロナウィルスの烈風が現在も感染される世の中、私は外出の時はマスクを付けて買い物、散策をしているが、この間の内科病院に行くときも、清潔な身なりに注意しながら、通院してきた・・。こうした体験をしてきた私は、今回の《・・病院に行くことでうつされる、注意すべき「院内感染」のリスク・・》つて、どのようなことですか、と思いながら記事を精読してしまった。この記事は、『女性セブン』2021年2月18・25日号に掲載された記事で、 関連の【 NEWSポストセブン 】に1月10日に配信され、記事の殆どを転載させて頂く。
《・・ コロナ禍にも関わらず、日本の死者数が減っている。
1月19日に発表された厚労省の人口動態統計速報によると、
昨年1~11月の死者は約125万人で、前年同期比で約1万5000人も減少した。
第3波で12月に新型コロナの死者が急増したものの、
年間を通しての死者数は11年ぶりに前年を下回るとみられる。
なぜこんな現象が起きたのか?
可能性の1つとしてあげられるのが、コロナ感染を恐れた「受診控え」だ。
病院は「院内感染」の危険と隣り合わせである。
第3波が到来した昨年11月以降、
都内の病院では10人以上のクラスターが少なくとも33施設で発生し、
1500人以上の感染が確認された。
病院にいなければ、この人たちの感染はなかったはずだ。
病院に行くこと自体、ほかの患者からウイルスや菌をもらうリスクがあり、
病院に行くことによって、他人に感染させる恐れがある。
医療経済ジャーナリストの室井一辰さんが言う。
「日本の病院は、外来の人の待ち時間が長く、
待合室には風邪や体調が悪い人が入り交じっているので、
そこから感染が広がるということは充分あり得ます。
例えば、体調が悪くなく、骨折などのけがで外来に来ても、
待合室で感染症の人と一緒くたにされてしまえば、
感染するリスクがあるわけです」
病院は、不特定多数の人が出入りするので、
ソファやドアノブなどにウイルスや菌がついている危険なエリアが、 たくさんあるのだ。
健康な人が病院に行くことで、院内感染を引き起こすこともある。
「病院にいるような体力が低下して免疫が落ちた人ほど、
感染リスクが高い。
見舞いの人や外来の患者が、
通常は共存しても問題ない常在菌(健康な体にも存在する菌)を持ち込んでしまい、
患者に感染させ、体調を悪化させる可能性があります」(室井さん)
なかでも注意すべきは、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)という常在菌だ。
米ボストン在住の内科医・大西睦子さんが説明する。
「MRSAは、人間の皮膚や鼻腔、咽頭などに常在する菌で、一般的に健康な人には無害です。しかし、入院中や通院中で抵抗力が弱っている人が感染すると、呼吸器感染症や肺炎などを起こします。最悪の場合、肺炎による呼吸困難や敗血症などで死亡します」 肺炎は、高齢者を中心に年間10万人以上が死亡する。
厚労省が公表する「死因別の死亡者数」によると、
昨年1~8月の肺炎による死亡者数は5万3306人で、
前年同期から1万807人減った。
約20%も減ったことになる。
また肺炎のほか、インフルエンザや急性気管支炎、
慢性閉塞性肺疾患などを含む「呼吸器系の疾患」で比較しても、
死者は前年同期より1万4731人減少した。
「呼吸器系疾患の死者が減ったのは、各医療機関が感染対策を徹底したことで、
普通の風邪やインフルエンザにかかる率が減ったこととともに、
受診控えで院内感染が減ったことも、
要因の1つであると考えられます」(室井さん)
命を守るためには、病院に通うリスクも考慮しなければならないのだ。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
今回の《・・病院に行くことでうつされる、注意すべき「院内感染」のリスク・・》、多々私は学んだりした。私は4週間毎に内科に通院しているので、気を引き締めて、やむなく通院する意向である。こうした中で、やはり新型コロナウィルスを終息させるひとつとして、ワクチンの接種を待ち焦がれたりしている。