こうした中で、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を丸19年半を過ごしてきた。

私は65歳過ぎまで、お酒大好きの上、運動不足の為か、やがて糖尿病となり、
やむなく、日常生活を大幅に見直して、お酒も5日毎となり、
今や糖尿病の予備群となっている。
過ぎし私が小学2年の時、父が肝臓(かんぞう)の悪化に伴い、
黄疸となり、やがて42歳の若さで病死したりした・・。
こうした体験から、何か肝臓(かんぞう)の悪化は気になり、
今日に至っている。
このような心情を秘めている私は、
今回の《・・肝臓を守るために、健康診断でチェックするべき《数値》・・》
真摯に学びたく、記事を読んでしまった・・。
実は「γ-GTP」はアテにならない…!肝臓を守るために、健康診断でチェックするべき《数値》「え!?酒の飲みすぎが原因じゃないの?」驚愕の最新知識(週刊現代) @gendai_biz
肝臓と腎臓をいたわれば、健康長寿を実現できる。しかし、古く、間違った常識にとらわれていると、かえって老いを加速させてしまう。春の健康診断にむけて、知識をアップデ...
現代ビジネス
物覚えの悪い79歳の私は、学んだことを忘れないために、
無断ながら記事の殆どを転載させて頂く。
《・・肝臓と腎臓をいたわれば、健康長寿を実現できる。
しかし、古く、間違った常識にとらわれていると、かえって老いを加速させてしまう。
春の健康診断にむけて、知識をアップデートしておこう。

☆肝臓をいたわるまったく新しい方法
古くから「肝腎(肝心)」という言葉が、物事の要の意味で使われてきたように、
肝臓と腎臓は、心臓と同じくらい、長生きするために衰えさせてはいけない重要な臓器だ。
いっぽう、この2つが「沈黙の臓器」と呼ばれていることは、多くの人が知るところだろう。
症状が出にくく、自覚するころには、手遅れというケースが少なくない。
そんな肝臓と腎臓を守るための常識が最近、大きく変わったことをご存じだろうか。
たとえば、肝臓の病気といえば、
成人の3人に1人が罹患しているとされる脂肪肝を思い浮かべるだろう。
中性脂肪がたまったまま不健康な生活を続けていると、
肝硬変(肝臓内に線維組織が増え、肝臓が硬くなる病気)となり、
やがて肝臓がんなどの重病を引き起こす。
酒を飲み過ぎると、アルコールを分解するときに、
肝臓で中性脂肪の合成が促される。
中性脂肪が代謝しきれなくなると、肝臓にたまっていき、脂肪肝となる。
さらに、つまみに高カロリーの揚げ物を食べることで、脂肪肝のリスクはより高まる。
そんな酒飲みの習慣が、一般的に脂肪肝の最大の原因だとされてきたが、いまは古い常識だ。
栗原クリニック東京・日本橋院長で肝臓専門医の栗原毅氏が解説する。
「日本人の場合、脂肪肝の原因で最も多いのは、アルコールの過剰摂取ではありません。
圧倒的に多い原因は、じつは食べ過ぎです。
『お酒を飲まないから大丈夫』と思っている方が多いのですが、
そこに落とし穴があります。
米、パン、麺類など糖質の摂り過ぎが、脂肪肝を引き起こしているのです」

☆増加する非アルコール性脂肪肝炎
成人が一日に必要とする糖質は170g。
お茶碗1杯分の米だけで50gの糖質が含まれるので、
3食おかずと一緒に食べていると必要量を大きくオーバーしてしまう。
「偏った食生活のせいで、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の患者が
増加しているのを現場でも肌で感じている」
と話すのは成田クリニックの医師で、肝臓専門医の成田礼氏だ。
「とくに脂肪肝のほかに肥満、2型糖尿病などが併存している人は
肝線維化(肝臓の組織が硬くなること)が進みやすいという報告もされており、
肝臓がんになりやすいので注意が必要です」
痩せているからといって、安心はできない。
脂肪肝は、肝細胞に中性脂肪がたまった状態であり、
お腹まわりの皮下脂肪の量とは、関係ないからだ。
☆健診結果で見るべき数値
では、肝臓の悲鳴を聞くために、どうすればいいか。
これまで肝機能の衰えの指標として知られてきたのは、γ-GTPだ。
健康診断の結果を見るときも、この数値だけを見る人が多いはずだ。
しかし、この値はアテにならない。
検査の前日に禁酒をすれば、簡単に数値が下がるからだ。
また、胆道や膵臓の病気でも高くなるため、
数値が高くても、必ずしも肝臓に異常があるとは限らない。
2023年6月、日本肝臓学会は「奈良宣言2023」を発表し、
数値が30を超えたら受診を促す新たな指標を打ち出した。
それは、ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)だ。
肝臓学会理事長の竹原徹郎氏が言う。
「ALTは、肝臓に多く存在する酵素の一種で、
肝細胞がなんらかの原因で死滅すると、血液中に漏れ出します。
ALTの値が高いということは、
それだけ肝臓の細胞が、通常より多く死んでいることを意味します。
30を超えるというのは、体感では気づきませんが
じつは肝臓が悲鳴を上げているような状態といっていいでしょう」
なじみのない人も多いだろうが、
健康診断では、ALT値を測定することが法律で義務付けられている。
重要性が日本であまり認知されていなかったのは、
医療機関や検査会社によって、正常範囲がバラバラだったからだ。
「これからは必ず健診結果表で、ALTの数値をチェックしましょう。
手遅れになるまえに手を打つための重要な指標です。
30を少し超えたくらいならば、まだやり直しがきくことが多い。
過食やお酒の飲み過ぎが原因の脂肪肝は、
食生活を見直すことで健康な状態に戻せます」(前出・竹原氏)
「週刊現代」2024年3月9日号より ・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。

今回、肝臓を守るために、健康診断でチェックするべき《数値》として、
ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)、学んだりした。
《・・肝臓学会理事長の竹原徹郎氏が言う。
「ALTは、肝臓に多く存在する酵素の一種で、
肝細胞がなんらかの原因で死滅すると、血液中に漏れ出します。
ALTの値が高いということは、
それだけ肝臓の細胞が、通常より多く死んでいることを意味します。
30を超えるというのは、体感では気づきませんが
じつは肝臓が悲鳴を上げているような状態といっていいでしょう」・・》

過ぎし2010年(平成22年)の秋、私は66歳の健康診断の時の結果、
『糖尿病で、内科に受診して下さい』と明記されてしまった。
私は青ざめ、翌日に自宅から徒歩10分ばかりの内科専門病院に行き、検査、そして問診の時、
『国内旅行に何とか70歳ぐらいまで行きたいので・・何なりと御指導をお願い致します』
と私は内科の医院長に懇願した。
そして高橋真梨子さんが唄われた『桃色吐息』は妖艶であるが、
体力の衰えた66歳の私は、蒼色吐息のような表情で、内科の医院長のアドバイスを聴いたりした・・。
この医院長は、私が定年退職後に、眼が赤目となり、近くの眼科医院で治療を受ける中で、
内科医院で精密検査を受けて下さい、と診断されたりした。
そして以前、私は風邪をひいて我が家より最寄りの内科専門病院に行き、
信頼できる医院長にめぐり逢えたりした・・。
こうした関連で、大学の総合病院を紹介して頂き、人間ドックのような精密検査を受診して、
年齢相当の健康体と判断されて、私は安堵をしたりしてきた・・。
このような私にとっては、信頼を増した医院長である。
この当時の私は家内との共通趣味は国内旅行であり、糖尿病の場合は、もとより食事制約がある。
このような時、家内と共に旅行の宿泊先で美味しそうな夕食を頂けそうな時、
私は食べてはいけない料理だったら、余りにも惨(みじ)めである、と思ったりした。
やがて医院長から、料理のカロリー試算表を渡された上、 軽い運動を毎日して下さい、と私は言われた・・。

この後、6週間の私は、家内が料理のカロリー試算表を確認しながら野菜を多くした料理を作って貰い、
これ以来、朝夕頂いたりした。
そして私は、ウォーキングをしたり、或いは早足で遊歩道を歩いたりし、
お酒はしばらく・・さよならねぇ、と夕食の時も煎茶を飲んだりしていた。
こうした中、私は最寄の内科に、
8週間毎に定期検査日、そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、
糖尿病の範囲の対象から克服でき、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外は、ほぼ優等生となって、改善努力の成果となっている。
この時、医院長より指針とされたことは、
糖尿病の指標となる血液検査項目のHbA1cに於いて、
糖尿病の境界値である6・5%を切れば、糖尿病予備軍となります、
このようなことを言われたりした。
そしてこうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、
日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。
しかしながら家内は、糖尿病の予備軍ですから、程々に注意して下さい、
と言われる時もある。
このように私は、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、
そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、早や14年目となっている。

この8週間毎に定期検査日のたびに、
肝機能の検査(GOT、GPT、γ-GTP)もしてきたが、
異常の範囲となれば、次回の検査まで、私なりに対応して、正常の範囲以内まで
してきた・・。
しかしながら今回学んだALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)に関しては、
項目は印刷されているが、検査としては空白であったりした。
そして年に一度の『後期高齢者健康診断』に於いては、
肝機能検査として『ALT(GPT)』があり、私の昨年の秋の数値は、
『27』だったので、何とか30以内だ、と微苦笑したりしている。