三千院を出たあとは「宝泉院」まで小走りです。
宝泉院へ向かう道も、色とりどりの紅葉が折り重なるように、鮮やかに
目に映ります。
拝観料(茶菓付)は、大人800円。
ガイドブックによると、宝泉院は長和2年に建てられた勝林院の塔頭。
現在の書院は1502年(文亀2)に再建されたもの。
見どころは、「鶴亀庭園」と柱と柱の空間を額縁に見立てた「額縁庭園」の
五葉松。観光客の大半は、まずこれがお目当てのことと思います。
書院に入り、すぐ見えてくるのが鶴亀庭園。
江戸中期の作。部屋の格子越しに観賞するようになっています。
池の形が亀、築山が亀、山茶花の古木を蓬莱山とみるそうです(*゜パ)
次に参りましょう。
額縁庭園。
樹齢700年を超える五葉松。 ぎゃぁぁぁーー素晴らしい。
京都市指定天然記念物だそうな。
適当に空いている場所に座ってみました。 茶菓が配られます。
和菓子は若狭屋のオリジナルまんじゅう。
これまた、けっこうなものを(^人^)
二連式の水琴窟。癒しの音色を聞く事ができます。
この額縁庭園を愛でるには、これぐらいのポイントから見るのが
良いんですって。 あまりの美しさに立ち去りがたいという意味から
「盤桓園」(ばんかんえん)と呼ばれているお庭です。
ささっ、チビーズもお食べなさい。 雅よ~~。
先ほどの、鶴亀庭園を回って書院を出ました。
もう一つの庭園に参りましょう。
宝楽園。
平成17年3月に作庭。 拝観の際にいただいたしおりによると
仏神岩組雲海流水花庭を趣向し、地球太古の創出に遡り、その原始の
海を想像した庭園。
新旧の優美が融合した庭園でした。