今年も「わかみや」に宿泊しております
由比ガ浜からも近いこちらのお宿は、夏のこの時期だけの利用ですが
毎年恒例のプチ贅沢になっています。
宿泊プランも予約の際に選べますが、私達はゆったりお部屋食プランがお気に入り。
海で使用した水着などを軽く洗いまとめ、ひと風呂浴びてさっぱりとしてから
和室のお部屋で浴衣に着替え、お食事をいただきます。
また、宿の夕食には、名入り御品書を置いていただけます。
今回の夕食は・・・・。
食前酒、先付、季菜、造り
自家製果実酒と明記された食前酒は梅酒でした。
ピーナッツ豆腐 蚕豆 長芋 水前寺海苔 真砂子あん
でました「餡」もの。ここの料理長さんはこうした「餡」ものがお得意です。
なめらかなピーナッツ豆腐。若干、餡の味が薄いため塩か醤油が欲しいところ。
鬼灯サーモン 稚鮎田楽 海老棒寿し 枝豆 南部丸十 蜀黍竹輪 椎茸つくね
鬼灯は「ホオズキ」、蜀黍は「モロコシ」と読みます。難しいですね~。
御品書きを拝見するたびに漢字の読み方の勉強になっています。
この鬼灯サーモンですが、カボチャをマッシュしたものをサーモンで包み鬼灯に
みたてています。 海老棒寿しは酢飯ではなく、ねりものでして、やや甘め。
モロコシを使い季節感を出されるあたりの手法も変わりません。
勘八重ね 鮪 地蛸湯引き あしらい
鮮度良し、もう少し量が欲しくなります。
色とりどりで、綺麗に作ってあるだ。オラ、感心するだ。
・・・ あら、ノブローさん。意外に繊細なことをおっしゃる。
でも、目のつけどころが良いわ~。丁寧に作ってくれているよね。
温物
賀茂茄子揚煮 豆腐 牛そぼろ 白髪葱
やはり味付けは甘め。
強肴
地鶏冷製 トマト チーズ 玉葱 陸蓮根 八丁ソース
写真をご覧になるとすぐにわかると思いますが、陸蓮根は「オクラ」と読みます。
チーズはモッツァレラ。個々の素材は良いものを使われているのですが
八丁味噌をベースとしたソースはあまり馴染まない気がします。
ごっちゃんです! オクラはオラの好物だで、オラはかまわんよ。
揚物
三崎鮪の東寺揚げ ズッキーニ 胡椒塩
下に敷かれているものが三崎鮪の東寺揚げ。鮪はミンチ状で揚げられています。
もうちょっと量が欲しいっヽ(*≧ε≦*)φ
酢物
青林檎霙和え 帆立 海老 カリフラワー 海月 胡瓜
食事
十五穀御飯 赤出し 香の物
写真は白飯です。御品書きには十五穀御飯と書いてありましたので、
私達のお部屋担当のスーパー接客係りさんに、もしできるようでしたら「白飯」で
食事を出していただけないかをお願いしたところ快く替えてくださいました。
らっきー♪ やっぱり私は白い御飯が好きなのです。
甘味
黒すぐりヨーグルトムース 桃香蜜煮
酸味と甘みのバランスの良いデザートでした。
(タクロー&スズロー) オラ達もちょこっと出たいだーー。
(ノブロー) 仕方ねえな。よっしゃ、みんな揃って、「わかみや」デビューだで
甘味をごっちゃんになるだ。
(タクロー&スズロー) なるだ、なるだ。ごっちゃんですだ!
なお、写真を写し忘れてしまいましたが、お食事を出していただく際、飲み物を
聞かれましたので冷酒300ml(松竹梅生酒)@980を注文しました。
料理長は 角屋 敏夫 様。 前年同様、変わっておりません。
偶然でしょうか、お部屋の担当は去年と同じスーパー接客係りさんでした。
この時期にしか宿泊しないの私達を覚えてくださっていた様子。有難いことです。
お料理については、何度も訪問していますので一番はじめにいただいた当時の
感動と比べ、新鮮さがなくなってきた感じは否めませんが、
ここは海へのアクセスが抜群という海水浴目的に即した使い勝手の良さと
宿自体も小奇麗で夏の企画の一つとして満足感が持てるので気に入っています。