1年がかりで今年も「蕎麦 恵土」に向かっています
昨年同様、バス通りから裏の小道に入り六地蔵を奥の左手にみながら、
その手前の道を右折して直進、途中短い距離ですが両脇が墓地です。
この通りにはお店への道案内もでています。
到着しました。予約の時間は18時30分。
古民家の一軒家。引き戸を開けて入ります。
夜はコース料理のみ。昨年は鴨料理の入った又は選べるコース料理があったの
ですが、今回、電話を入れたところ鴨料理はなくなり、4600円のコース料理
だけになったとのこと。 同店の鴨料理が美味しかったので残念でなりませんが
こちらのお店の雰囲気が好きなのでひるまず予約をしました。
まずは、お酒を決めましょう。ハートランドビール中ビン@700
そばどうふ
夏野菜との土佐酢、冷たくて涼しげな一品。
蕎麦豆腐、モロヘイヤ、コーン、茗荷、大葉、烏賊。
土佐酢はさっぱりとして品の良い甘さ。
昨年と比べると、こちらには烏賊はなくても良かったのでは・・・。
かつおのそば寿し、万願寺とうがらしを炊いたもの、鯖、生姜甘酢、
かぼちゃようかん、オクラのお浸し、キュウリの浅漬け。
酒の肴になりそうなお料理がちょこちょこ盛られています。
やきみそ
くるみ、青じそ入り。焼き目が香ばしくて、日本酒がほしくなります。
日本酒のリストは2つ。
まずは、正雪@1050
(ノブロー) ごっちゃんです。こりゃウマイだ。オラも日本酒飲みたいだ。
(しずか) これ、なあに?いい香りがするね。
(ノブロー) やきみそだ。しずかもやきみそデビューするだ。
だし巻き玉子
大根おろしには予め醤油がかかっていました。
私にはこのだし巻き玉子にぴりっとした味わいを感じたのですが、連れはそうでも
なかったようです。
(ノブロー) どれどれ、オラもいただくだ。
明鏡止水@900
(ノブロー) 日本酒はかたくちってやつで置かれるだ。
日本酒の好きなランちゃんにも飲ませてやりたいだな。
加茂茄子とそばがきの揚げだし
変わらず濃厚な味わいです。ふわっとしたそばがきの食感も良し。
(ノブロー) 写真の左に見えるのがそばがきだで。
天ぷら
かます、タマネギ、かぼちゃ、茗荷。
お塩が添えられてきます。天ぷらは昨年同様、特筆すべき点はなし。
(ノブロー) オラは野菜の天ぷらが好きだな。かぼちゃ好きだな。
せいろ
手打ち感たっぷりのせいろ。喉越しもよく本日はとても美味しく感じました。
写し忘れましたが、そば湯もいただきました。 白濁していて甘みがあります。
デザート
赤シソと青ウメのシャーベット。
昨年はデザートを選べたのですが今年は決まっているようです。
庭先の見える縁側の2人用の席に移動していただきました。
今年はこの庭先に猫を見かけませんでしたが、野趣あふれる白ユリが2本、
夜風に吹かれ、そっと咲いていました。
2回目となるといろいろと目についてしまうものなのでしょうか、
昨年とあまり変わらず新発見のない内容に少し物足りなさを感じてしまいましたが
店主お一人で調理なさっていることを考えるとこれも贅沢な希望かもしれません。
接客は奥様がお一人で担当。
お忙しくてテーブルもすぐには整えられない状況です。
そんな中、今回も最後の客になってしまった私達。 しかし、追い立てられるわけ
でもなく縁側でゆっくりとデザートを楽しませていただきました。
時が止まったような感覚をおぼえさせてくれる「蕎麦 恵土」
清楚な奥様の笑顔に見送られ今年もお店をあとにしました。
お会計は、2人で、上記お料理とお酒(日本酒お替りの杯数は控え忘れました)
で合計12910円なり~。
去年は再訪の目安を記していませんでしたが、
私の中では、★★★★☆ とってもお気に入りでした。今回、鴨料理がなくなり
コース料理の内容に清新さを発見できなかったことが残念に思えたのですが
このお店の雰囲気はとても気に入っておりますし、個人的には年1度の海の帰りの
お楽しみなのです。
★一つ減少しますが
日本蕎麦満足度数は、★★★☆ 消極的に好きです。
蕎麦 恵土(そば えど)
〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内870-7
TEL 046-876-3625
営業時間/ 12:00~15:30(L.O.14:30) 18:00~19:30(L.O)(予約制)
定休日 木曜・第1第3金曜