十石舟を下船したあとは伏見の町を少し歩いてみることにしました。
地図を見ると周辺には、月桂冠大倉記念館、長建寺、寺田屋
キザクラカッパカントリーなどがありますが、まずは・・・
月桂冠大倉記念館。開館時間は午前9:30~午後4:30まで。
入館料は大人300円、中学・高校生100円とのことですが、残念ながらタッチの差で
門が閉まっていました。
十石舟に乗船する時点で酒蔵には間に合わないと諦めてはいたものの、外から
覗き込むと中に見学者がいらっしゃるのが見えるのです。気になるわーー。
さて次は「伏見夢百衆」。
大正8年築造の月桂冠旧本店社屋をそのまま使用したカフェ。
入り口付近には伏見の清酒をはじめとするお土産物も販売されています。
店先にきき酒セットが出ていましたので、お店の方にうかがうとこの時間帯でも
喫茶スペースで日本酒がいただけるというお話。さっそく入ってみました。
伏見の清酒、オススメ3銘柄飲みのきき酒セットは5種類。
(京みやこ、酒米、はんなり、まったり、こだわり)各750円、京つけもの付です。
私は古都・京都をイメージしてつくられた「京みやこ」セットをチョイス。
左から鶴正宗「京都五山の四季」(純米酒/やや辛口)
招徳「古都旅情」(純米吟醸酒/やや辛口)
富翁「祇園小町」(純米吟醸酒/普通)
どれも京都をイメージさせる口当たりのやわらかなお酒でした。
しかしながら、きき酒で一番気にいったのは「はんなり」セットの「慶長小判」
すっきりしていますが繊細な中にお酒の旨みもあって、美味しい!美味しい!と
いただいていたら寝太郎さんのお母様がお土産に購入してくださいました♪感謝。
伏見夢百衆
住 所/伏見区南浜町247
TEL /075-623-1360
営業時間/午前11時~午後5時(平日)
午前10時30分~午後6時(土日祝日)
定休日/月曜定休(祝日の場合は営業)
伏見のお酒をいただいたあとはやはり「寺田屋」でしょう。
寺田屋は伏見の船宿。薩摩藩の定宿であり、坂本龍馬ゆかりの宿。
慶応2年(1866)1月23日、伏見奉行の捕り方たちが寺田屋に宿泊していた坂本龍馬を
暗殺しようと襲撃した事件はあまりに有名です。
館内見学時間は10:00~16:00(一般400円)
入浴中、周囲の異変を察知したお龍さんが裸で階段を駆け上がり龍馬らに危機を
知らせたという、風呂も階段も、刀傷や弾痕も残されているということです。
三栖閘門資料館で説明をしてくれたおじさんのお話によると寺田屋は現在でも
宿泊可能。 ただし、館内見学がありますからチェックインの時間も遅く設定されて
いるとのこと。素泊まり6500円になります。
期待が大きい分、実際泊まってみると肩透かしをくらったような感懐を持たれる方も
いらっしゃるとのことですが、龍馬ファンにはおさえておきたいポイントかもしれません。
竜馬通り商店街を通り、キザクラカッパカントリー経由で夕飯を予約している
場所へと移動します。