お一人ランチは、四川菜「龍滕」(ロンタン)
場所は六本木ミッドタウンイーストに沿った道沿いを進行し突き当たりを左折、
港区立檜町公園を左手にみながら次を右折。
「ジャパンレストランウィーク2013」の折り「トゥーランドット 臥龍居」さんに向かう
途中、目につきましたので今回ランチ訪問させていただきました。
同ビルの2階は「新葡苑」、1階は「プーエン」、地下1階が「龍滕」
ビル全体が侑(ゆう)株式会社の経営する飲食店。
HPによると、「新葡苑・龍滕」の取締役総料理長 河田吉功 氏は
陳健民氏の恵比寿中国料理学院 助手、原宿「龍の子」、横浜「四川飯店」、台湾で修行。
86年には代官山「LINKA」の料理長、その後渋谷の「文琳」(閉店)を開業なさった
経歴があるとのこと。
「文琳」は未訪ですが、人気のある有名店だったようですね。
トントンと階段を降り入店。店内はカジュアルでお洒落なダイニングという印象。
オープンキッチン前のカウンター席も空いていましたが、今回はテーブル席の
利用になります。
卓上のカトラリーケースには、ペーパーナプキン、使い捨て紙おしぼり、レンゲ、
箸がセット。着席後には冷たい中国茶とメニューが出された。
全品1,000円というランチメニュー(全てサラダ、副菜、デザート付)の中から
「四川担々麺」を選び注文を通すと運ばれてきたのはセットのサラダ。
続いて副菜の排骨湯。
味付けはシンプルに塩、豚骨の出汁と大根の甘みがでています。
サラダには甘酸っぱいフルーティーなドレッシング。
四川担々麺には、驚いた。
中央の鮮やかなオレンジ色は何だ?
挽肉と刻んだ芽菜、干しシイタケは甜麺醤を使って炒めたものではなく
酸味のある辛さを持っている。豆板醤か??
スープは芝麻醤を感じさせるクリーミータイプですが、そのままだと味は薄め。
どうやら手元で混ぜ合わせながら四川担々麺を完成させるようだ。
(レンタロー) どらどら、オラにも見せてほしいだ。
野菜は小松菜と豆もやし。麺はストレート。
オリジナティ溢れる担々麺です。
甜麺醤を効かせた炸醤肉(肉そぼろ)でなかったことは、個人の好みの観点から
しゅんとしましたが、本当に残念なのはスープ自体のコクと旨みが欠落していたことだ。
セットのデザートは杏仁豆腐。もっちり、ねっちりとした食味。
ランチタイム、隣の席の男性グループは牛肉チャーハンを大盛りでご注文。
当店はランチタイム、大盛り、お替わり無料なのだ。
これが学生街の食堂のように、皿の上に小山を作る具合でがっつり盛り。
牛肉を脇に添え、チャーハンの色もチキンライス色(もしくはキムチ色?)なのだ。
担々麺のそぼろと言い調味料は何をお使いなのだろう?
推測は避けることにして、ご興味のある方はお試しください。
総料理長の作られたものではないのでしょうが、ランチメニューの選択を誤りました。
1,000円で満腹感を味わえるお店ですが、上記理由により
今回のランチ満足度数は、★★★ 日常的なら満足で。 失礼しました。
四川菜 龍滕
東京都港区赤坂6-19-46 I.C.O.Kビル B1F
TEL 03-3560-1512
営業時間/ 11:30~14:30 18:00~23:00
定休日 日曜日