モダンチャイニーズレストラン「巴馬ロハスカフェ」 (BAMAロハスカフェ)
銀座経済新聞等によると当店は
生活情報誌「ソトコト」の発行などを手がける木楽舎と
中国「深せん華(ホワユー)集団」が、中国の「長寿の桃源郷」といわれる
巴馬リゾートの日本での広告宣伝などを行うため共同出資した「巴馬三生東京」が運営。
そのプロジェクト第1弾として開いたものになります。
場所は銀座中央通り、松坂屋デパート裏。
当店の料理長、簗田圭(やなだ けい) 氏は「富麗華」、「筑紫楼」を経て
マンダリンオリエンタルホテル東京「センス」
ほか、香港、シンガポールでも経験を積まれていらしたということです。
某日のディナーは、女友人との会食。
「センス」で腕を振るわれた方ならば、おそらく女子にも好まれる料理を
提供してくれるであろう。
一休サイトでリーズナブルで魅力的な「銀座の中華で女子会プラン」もありましたが
前回、他店で外した思いが強かったため、今回は直接お店に連絡を入れ
席のみの予約でアラカルト注文をすることにしました。
内装・外装デザインは、建築家隈研吾氏によるもの。
天井から吊るされたとうもろこしの葉っぱは巴馬の特産物であるということです。
少し薄暗い店内。案内された席は、店内奥の厨房に近い4人掛けテーブル席。
オープンキッチンにはシェフと何人かのコックさん。
大きな窓からは暮れゆく銀座の街並みを望むことができました。
テーブル・セッティングは、取り皿、ナプキン(布)、カトラリーレスト、箸(縦置き)、レンゲ。
おしぼりは白地のタオル。
HPによると、当店のキーワードは健康と長寿。
巴馬は中国南部、ベトナム国境に近い広西チワン族自治区の山里。
世界五大長寿の村のひとつである中国・巴馬で、日常的に食されている
長寿食材「火麻」(ヒーマ)と呼ばれる麻の実を使った料理がいただけるのだ。
五喜焼味拼盆(香港バーベキュー入り五種盛り合わせ)@2,800
好物の脆皮烤焼肉(香港式クリスピーポーク)を入れてくださるようリクエスト。
単品メニューにもある窯焼きハチミツチャーシュー、広東風 鴨のローストのほか、
胡桃の飴炊き、クラゲの冷菜、カリフラワーとカブの甘酢、
香港式クリスピーポークの脇にあるものは何かとスタッフのお姉さんにお聞きすると
甘い豆とのこと。シナモン風味でした。
お姉さんはいろいろ気にかけてくださって、優しい方なのだけれども、
料理の説明は、まだ苦手のようだ。
是日五点心盆(本日の五種点心プレート)@1,800
当店の点心師は山崎浩一 氏とのこと。
手づくり点心は桜餅に見立てた紅芯大根の蒸し点心、蟹に見立てた白身魚の蒸し点心、
豚とホタテの焼売、エスニック風味の春巻、エビの揚げ点心。
そして今回はしっかり説明いただけました。エビの揚げ点心に使われているのは
パッションマヨネーズソース。
焼き物に比べると、若干、点心が弱い。「センス」のような絶品点心がいただけるものと
少し期待していたので残念。普通に美味しい。はい、自分贅沢言ってます。
Luc Colombo Cotes du Rhone Les Abeilles Blanc 2011 @3,900
ボトルワインはリーズナブルなところで3,900円から。
ワインクラーで冷やしていただけます。
追加で、同ワインのRouge 3,900円も。
千層鹅肝焼鴨(フォアグラとローストダックのミルフィーユ仕立て “とちおとめ”の
甘酸っぱいソース)@2,800 今月のシェフおすすめ料理より。
季節感のある甘酸っぱいイチゴのソースは中にもサンドされています。
この甘酸っぱさがねっとりしたフォアグラに合う!
このお料理をチョイスして大正解
手前にはドライストロベリーが添えられています。
(レンタロー) これ、うめえ!うめえ!!
(みに) お姉さんが、シェフに「美味しかった」とお伝えしてくださるそうよ。
(レンタロー) ん うめえもんはうめえ知らせるだ、シェフのモチベーションもあがるで。
香港香醋炸排骨(スペアリブの柔らか煮込み 香港黒酢と台湾産ドライトマトの美容酢豚
春野菜のモンブラン添え)@2,400 今月のシェフおすすめ料理より。
お姉さんにお聞きしたところ、よくオーダーで出るんですって。
周りを拝見していたところ、やはり好評のようで何卓がでていましたよ。
春野菜のモンブランは、ジャガイモと黒トリュフ。ドライトマトが添えられています。
ほろほろに柔らかいスペアリブは、ぽってりと濃厚で美味し。
お肉をいただいているという充実感がありました。人気に納得。
澳門式葡撻(マカオ式エッグタルト”ポウター”と焼き菓子の盛り合わせ)@1,000
悪くはないのですが、他のお料理と比較すると、香港菓子も印象としては弱い。
なお、写真はすべて1人前の量。取り分けていただきました。
中国古来の伝統食材に、香港・シンガポールのエッセンスを組み込んだ
簗田シェフの感性がきらりと光るしなやかなモダンチャイニーズ。
同行の友人も満足してくれた様子。当店は思ったとおり女子受けが良かった。
お会計は、1人当たり10,000円(千円未満四捨五入)
中国料理満足度数は、★★★★ 積極的に好きです。
気になるメニュー多々あり。また必ず来店する (^▽^)/
巴馬ロハスカフェ (BAMAロハスカフェ)
東京都中央区銀座6-11-1 銀座ソトコトロハス館 1F
TEL 03-6255-6840
営業時間/ 月~金 11:00~15:00(LO) 17:00~23:00(22:00 LO)
土日祝 11:00~15:30(LO) 15:30~17:00 17:00~23:00(22:00 LO)
定休日 無休