チャイニーズ ダイニング 「ラリアン」 (Chinese Dining Larian)
場所は、池尻大橋駅南口より徒歩2分。国道246号沿いのビルの2F。
当店入口を2つ有していているので、上記写真はその246沿いからになる。
洋楽をBGMで流す店内は、モダンで広々としたスタイリッシュ空間。
ゆとりを感じさせるテーブル配置だ。
当店は、カウンター席を設けず、室内はテーブル席と間仕切りのあるソファ席でレイアウトされ
ペットOKのテラス席は、一変し不揃いなテーブルや椅子が並ぶ、寛げるダイニングカフェのような趣き。
何だか居心地が良さそう。これはワンちゃん達も大喜びだ。
多目的に使用できる空間を有しているのは、当店のストロングポイントになる。
利用日のランチ、フロアは女性スタッフさんが1人で対応。
オーナーシェフ、佐藤雄一氏は厨房内で調理に専念しているわけだが、
スタッフさんがお客様の来店を告げると「いらっしゃいませー!」と声掛けを忘れない。
利用は、室内の4人掛けテーブル席。卓上にはランチメニュー。
着座後、タオル地のおしぼり(直置き)とコップで温かい中国茶の提供があった。
今週の美味麺セット 海鮮豆乳生姜煮込み麺@1,280(税込)
「お待たせしました。4卓様入ります。」
どうやら、私の注文した料理が出来上がったようだ。
今週の美味麺セットは、本日の小菜・ミニサラダ・デザート付。
これらを角盆にのせ、レンゲスプーンと箸を手前に、デザートスプーンを右に置きサーブ。
本日の小菜・ミニサラダ・デザートについて、説明はなし。
食べた感じで記録すると、ミニサラダはアボカドサラダ。
野菜には紅芯大根も入り、上にはミニトマトを添え、熟したアボカドのコクに
シーザードレッシングが調和をみせ、揚げたワンタン皮が食感を添える。
セットのオマケ的な立ち位置ではなく、ココットにはシェフの細やかな愛情が
たっぷりと詰められているのだ。
本日の小菜は、青菜、白菜、大根、切った昆布を醤油やごま油で和え、
上に糸唐辛子をのせたもの。手作り感が伝わり箸休めにも役立つ心憎い小菜。
またデザートは杏仁豆腐をフルーツソース(オレンジ)で。甘みが口に優しい。
これらはセットとして主役に付き従い登場しているわけだが、
丁寧な心配りを感じさせる味で好感度の高いものだった。
海鮮豆乳生姜煮込み麺は、具材の宝庫。
エビ、イカ、アサリ、青菜、金針菜、白菜、ニンジン、シメジ、クワイ、フクロタケ、
キクラゲ、クコの実などが惜しみなくどっさり。
また箸で探ると、針生姜や干し海老も参加していた。
店自慢の豆乳鍋スープで煮込んだ柔らかいストレート麺を口に運びつつ、
レンゲスプーンでスープを味わう。あっさりしているのにコクがあってクリーミー。
ひと口ごとに、ジンジャーの風味が優しくじわじわ胃袋に浸透していく。
この感覚がたまらず、飲み続けてしまうのである。
大盛は+100円になるが、想像以上にボリュームがあったので、女性は通常で十分。
充実、満腹のランチ。内容とボリューム的にも、これで1,280円はお値打ちだったと思う。
当店では、定番1種類のほか、週替わりの美味飯・美味麺、日替わりのランチセットも
提供されているので、飽きずに通えそうだ。
「ありがとうございました。」
会計をレジで済ませると、シェフがカウンター越しに言葉を投げてくれた。
料理人のセンスにより生み出される創作チャイニーズに期待。
池尻大橋にまたお邪魔したい店ができた。
チャイニーズ ダイニング ラリアン (Chinese Dining Larian)
東京都世田谷区池尻2-31-18 2F
TEL 03-3795-6511
営業時間/ 月~金 11:30~14:30(LO14:00) 18:00~23:30(LO22:30)
土 18:00~23:30(LO22:30)
定休日 日曜日
http://www.larian.jp/
※ランチ満足度数は、3.8~5.0